今年一年、そして将来のビジョンをユーザーと共有するACA=Avid Customer Associationのイベント。昨年までのWynn LasVegasからAriaへと会場を移しての開催となっています。今年は、どのような製品、情報、そしてビジョンが提示されるのでしょうか。
まずは、General Sessionが朝の9:00からスタート。ここでは、これからのビジョン、そして新製品の発表が行われます。会場はほぼ満席でAvidユーザーの熱い視線が注がれる中、セッションがスタート。最初に登壇したのは、ACA BOARD CO-CHAIRのRICHARD FRIEDEL氏。昨年より、ACAがAVID CONNECTの中心であるということから、ACAの主要メンバーがAVID CONNECTイベント自体のアジェンダ説明を行います。今年のAVID CONNECTは、充実したBreakout Sessionが特徴的。分野別に別れて、ユーザーの事例紹介やTipsなど興味深いセッションが目白押しです。今年はなんと26セッション、登壇者数は92名にもなるということ。注目は、今年のオスカーを獲得した「ボヘミアン・ラプソディー」のサウンドチームによるセッション。これらの紹介が行われたあとに、CEOであるJeff Rosica氏にバントンが渡されました。Jeff氏はまず、この方の紹介からスタート。
写真を見て、わかる方いらっしゃいますか?なんとAvidの創業者であるBill Warner氏です。ノンリニア編集ソフトの父とも言われるイノベーションあふれる業界にとって非常に重要な人物。そのBill氏が会場にいるということで会場の熱気が一気にヒートアップ! とここで、最新のAvidを導入して成功している実例がダイジェストに紹介されていきます。ここでもAvidのソリューションを活用してユーザーがどのようなエリット、イノベーションを得ることが出来たかが強調されます。
放送からライブサウンドまで幅広い分野からの紹介となっています。これに続きビジョンが発表されます。まず現れたのがこちらのスライド。
非常に意味深なワードですよね。直訳すると、「あなたの未来はここにある、革新するのは今」となりますね。これを受けて、今年のAVIDのビジョンとしては、こちらが提示されました。
「rethink=再考」して「reinvent=再構築」して「repeat=繰り返す」。
この循環が、プロダクトを育てる。ユーザーの声を聞き、ニーズを汲み取り再考して再構築する。そして、再構築するためには、これまでの成功を否定することだってしなければならない。我々を取り巻く状況は日々進化を続けているのだから。といった内容。
そして、その考えに共感し一緒に働いているのがこの写真に写っているAvidのスタッフだと。みなさんもあったことのあるスタッフも写っているかもしれませんね。日本のスタッフDaniel氏の姿も確認できます。
そして、最後にこのスライド。まさに、次に向けて力強く進んでいこうとしているということが感じられると思います。そして、ここからが、General Sessionの目玉である新製品の発表。Chief Product OfficerであるDana Ruzicka氏にバトンが渡されます。
Writer : Yosuke
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