制作機材の最新動向がここに。現地アナハイムからの熱狂レポート、会場の空気を切り取る動画レポートも多数!
面白い製品をおいているアウトボードメーカーDramastic Audioを発見。やはり中央に鎮座するSSL 4000に目が止まり、取材を敢行!やはりここアメリカでもSSL 4000の熱狂的なファンが多くいることを実感できるプロダクトと出会いました。
メインのプロダクトは、SSL 4000と共においてあるということで、お分かりの方も多いかと思いますが、Master Bus Compのリファインバージョン。Obsidianというこのモデルは、1Uのラックマウントモデルと、500シリーズのモデルがあります。コンプレッションは、Master Bus Compの特徴とも言えるFeed Forwardでの動作。そしてトランスを使ったI/Oという仕様。追加のフューチャーとしては、HPFとSIDE CHAIN入力。これは昨今のコンプのトレンドですよね。そして、RATIOのパラメーターとして用意されている「ドクロマーク」!!なにかと思って確認をしたところ、20:1での設定ということ。ちょっとした遊び心ですね。
そして!こちらのかわいいSSL 4000。何故こんなものが展示してあるかというと、Obsidianとの比較試聴用ではありません。なんと、「G Platinum Studio Computer」の展示。どのような製品かは、まずHPを御覧ください。
SSL 4000/6000/8000のコンピューター部分を置き換えて、Macからコントロールできるようにするという製品。更に、iPadなどからもリモート出来るということ。昨年のAES SHOWでも似たような製品を作るTHD-Labs “Tangerine Automation Interface”をご紹介しましたが、SSL 4000の人気は根強いということですね。国内では、老朽化が進み姿を消していっていますが、こちらでは、オートメーション含め、今後も使い続けようと言う姿勢が感じられますね。
Writer . Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年1月23日 時点での価格となります。
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