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ポストプロダクション作業を行うのになくてはならないツールの一つとなっているiZotope RX。すでに事前情報をチェックされている方も多いかと思いますが、IBCに合わせてリリースが開始されたRX7の情報をお届けします。
やはり一番の注目はOzone,Nucleusに搭載されているAssistant機能ではないでしょうか?ノイズを自動解析して3通りの除去の手法をおすすめしてくれるこの機能。一度アナライズを行うと3種類のモジュールの組み合わせを提案されます。それらをプレビューして、一番望ましい結果を得られるものを選択、しかもそのかかり具合の調整も可能。更におすすめの各モジュールの個別の調整も出来るという。まさにSuggest=「提案」してくれるツールとなっています。
もう一つの注目はこちらのMusic Rebalanceです。Vocal,Bass,Pucssion,Otherの4つにミックスされた音源を解析。それぞれのバランスを変更することが出来るという驚きのツール。4つの音源のバランスは、-∞にまで調整をすることが出来るためミックスされた音源からボーカルだけを抜き出すといった芸当も可能です。
他にもDialogue DeReverb、Dialogue Contureが新しく登場。セリフについてしまった余計な響きを除去したり、録音後にイントネーションを変化させたりということを実現しています。驚くほどの効果を持った各モジュールのブラッシュアップとともに、新機能も追加されているRX7。ブースでデモをしてもらいながら話をしていると、どんどん人が集まってきたのが印象的でした。世界的に注目されているアプリケーションであることを改めて実感しました。
iZotope
https://www.izotope.com/
Writer.Yousuke
記事内に掲載されている価格は 2018年9月18日 時点での価格となります。
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