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YAMAHAブースではNuendo 8.3の新機能とMMP1のアップデート情報を紹介してもらいました。どちらも近日リリース予定ということなので、是非ともチェックをお願いします。
Nuendo 8.3
まずはNuendo 8.3。こちらの新機能はVRへの対応です。3rd OrderのAmbisonicsバスとVRパンナー、そしてバイノーラルモニター用のデコーダー、ヘッドトラッキング用のプラグインが標準機能として追加されます。YAMAHAといえばViRealという名前でImmarsive Audioの研究が行われていることはこれまでにもお伝えしてきましたが、今回のUpdateではViRealの技術は流用されていないということです。今後Steinbergと協業の中で実装していきたいというコメントを頂いています。
MMP1
MMP1のアップデートは、主にコントロール関連です。Ethernetベースで接続されるNuageからのコントロール機能の充実はもちろんですが、モニターコントロール関連の仕様を公開し、サードパーティーからのコントローラーの登場を促しているということです。
展示としてCB electronics TMC-1が飾られていました。こちらボリュームコントロール、スピーカーセレクト、ソースセレクトが連動しているのが確認できました。
こちらはGUIの更新ですが、Speaker Managementの際にEQカーブが表示できるようになっています。これにより視覚的にもわかりやすく調整が行えますね。
他にもアウトプットメーターの並び順を自由に変更できたり、SPLレベルのLockが行えたりと細かいリファインが行われているということです。
YAMAHA
https://europe.yamaha.com/en/news_events/2018/0914_50_ibc2018.html
Writer.Yousuke
記事内に掲載されている価格は 2018年9月18日 時点での価格となります。
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