Slate Digitalから、Virtual Recording Studio『VRS-8』(オーディオI/F)とモデリングマイク『ML-2』が発表されました。
VRS-8は、クラシックのマイクとプリアンプのトーンをソフトウェアで再現するVMS(Virtual Microphone System)の機能を備えたオーディオI/F。VMSのプリアンプであるVMS-ONE相当のプリアンプを8ch分搭載しています。
VRS-8に搭載されたマイクプリは、クリアな特性と低いノイズフロアを持つ高品位なサウンド。そのサウンドを元に、専用プラグイン「Virtual Microphone Collection | Classic Tubes」で高精度のマイク及びマイクプリのモデリングを行います。
新製品のVRS-8やVMSはいまのところマイクとプリのシミュレートだけですが、Slateは将来的にこのシリーズでコンプレッサーやその他のヴィンテージアウトボードのモデリングソフトを展開していきたいというコメントを出しています。そうなればマイキングがさらに楽しくなりますね。
VRS-8はレイテンシーの低さも特筆すべきポイント最短の設定で0.7msと業界最速のAVID HDXシステムの0.4msに近づいてきています。
ML-2は、スモールダイヤフラムのVirtual Microphone。これまでのML-1がラージフラムだったのでソースに合わせての変更が可能となりますね。ダイナミックモードを備え、高音圧の楽器にも対応しているのがポイント。
Slate Digitalではこの2つと、昨年に発売されたモデリングマイクML-1をあわせた『Virtual Recording Studio』を提唱しています。NAMM 2017ブースではこのVirtual Recording Studioシステムを使ったライブが行われるということ。製品の詳細な追加情報はNAMM 2017での発表をお待ち下さい!
Writer. Miyazaki
Slate Digital
http://slatedigital.com/
記事内に掲載されている価格は 2017年1月19日 時点での価格となります。
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