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Avidブースは、今年のテーマである「Powering the art of sound」を体現する熱気が溢れていました!Pro Tools、Sibelius、VENUEといった主力製品群が、イマーシブ・オーディオ、AIによるワークフローの効率化、そしてパートナーシップの強化によってどのように進化したのか。クリエイターの「アイデアの速度」に追いつくための最新ソリューションを現地からレポートします。
NAMM2026おいて、Avidはオーディオ制作の未来を形作るイノベーションを披露。ブースでは、没入型制作からAIを活用したワークフロー、そしてシームレスに統合されたパートナーツールに至るまで、クリエイターがより速く、よりスマートに制作に没頭できる環境が提案されています。Avidのチーフ・プロダクト・オフィサーであるKenna Hilburn氏は、今年の展示について次のように語っています。「今年のNAMMで私たちが披露するすべては、『クリエイターはアイデアと同じ速さで動くツールを持つに値する』というシンプルな信念を反映しています。ワークフローを強化し、エコシステム全体の統合を深めることで、アーティストやエンジニアがテクノロジーの管理ではなく、創作そのものに時間を費やせるよう支援しています」。
没入型オーディオ:スタジオからステージまで

注目すべきは、イマーシブ・オーディオへの対応の深まり。Pro Toolsは現在、Dolby Atmos®に加え、Sony 360 Reality AudioやUWA Audio Vividをサポートしています。 ブース内の「Nu·Studio」と名付けられたポッドでは、Pro Tools Ultimate、Avid S6、MTRX Studioを組み合わせたモジュール式かつポータブルなイマーシブ・スタジオが構築されており、ハイエンドなオーディオ制作環境を体験することができます。

AIと自動化:クリエイティビティを加速させる
「AI」も今年の大きなキーワードです。しかし、Avidのアプローチは単に自動化するだけでなく、クリエイターの負担を減らすことに主眼が置かれています。 Pro ToolsにはSpeech-to-Text分析機能や、SoundFlowマクロ、強化されたARAプラグインのサポートが追加されました。
また、楽譜作成ソフトウェアのSibelius 2026のプレビューも行われています。ここではAIを活用したコード記号生成機能が搭載され、作曲ワークフローを大幅に効率化します。その他にも、待望の「ダークテーマ」、譜表またぎの連桁(cross-staff beaming)、譜表数の拡張など、教育現場やプロの作曲家から要望の多かった機能が実装されています。
統合されたエコシステムと「Inner Circle」

Avidの強みであるエコシステムは、外部パートナーとの連携によってさらに広がっています。「Inner Circle」プログラムやARAサポートを通じて、SpliceやNative Instruments Massive X、Wave AlchemyのTriaz Playerといったトップクラスのツールが、Pro Toolsと直接統合されました,。 ブース内の「Pro Tools | Music Creation」ポッドでは、新しいMIDI編集モードやMPEサポート、トラックピン機能などとともに、これらの統合がどのように音楽制作をスムーズにするかを実際に試すことができます。
レジェンドたちが語る「技」と「洞察」

期間中、ブースでは世界的なエンジニアやプロデューサーによるライブセッションが連日開催されています。 Andrew Scheps(Adele, Red Hot Chili Peppers)、Young Guru(Jay-Z)、Josh Gudwin(Justin Bieber, Bad Bunny)、Simon Franglen(Avatar 3)といった錚々たるゲストが登場,。彼らが最新のプロジェクトでどのようなテクニックを使っているのか、その洞察を直接聞くことができる貴重な機会となっています。
「Powering the art of sound」を掲げ、ツールが思考の邪魔をせず、直感的に「音」のアートを生み出せる環境を追求するAvid。NAMM 2026の展示は、そのビジョンが着実に形になっていることを実感させるものでした!
記事内に掲載されている価格は 2026年1月23日 時点での価格となります。
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