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いよいよ今日からPALM2012が開催されました。今年から新しく建設された、CIECで開催され、CIECは先日の北京モーターショーと同じ会場でもあり、世界でも有数の広さを誇る会場でもあります。
会場にはシャトルバスや地下鉄で簡単に行けます。北京駅からの地下鉄ですと、40分程度で到着!しかも2元(26円)という安さ。
会場は北京首都国際空港にも近く、地下鉄15号線で「国展」駅にあります。
途中から野原のような風景になり、誰もがこんなところに巨大な展示会場があるのか…?と感じると思いますが、最寄り駅に近づくに従って、巨大な立てもが見えてきます。
もはや、最寄り駅とは言えない程の距離ではあります。
地下鉄の場合は、この東門から、車やシャトルバスの場合は南門から入ります。
会場は東側に4ホール 西側に4ホール 合計8ホールあります。
さらに、1つのホールには幾つも入り口があります。とにかく巨大な展示施設です。
WestゾーンとEastゾーンに別れており、Westゾーンは主に、中国国内の照明とPA関連。Eastゾーンは、音響と楽器という風に別れていますが、実際には、PAスピーカーメーカーの展示の横に、照明の展示があったり、細かくはゾーニングされていません。
まずは、Eゾーンから入ってすぐに「PreSonus」ブースを発見。中国ではPreSonusのデジタルミキサーは非常に人気で、その展示スペースもなんと両面にありました。また各社のデモンストレーションブースでも沢山のPreSonus製品を見かけました。やはり、広い土地柄、アメリカブランドのPreSonusは中国人にも受け入れやすいのかもしれません。
お隣は「tc electronic」のミキサーの展示が展示されています。
ここは中国でも大きな代理店で、来場向けの袋に取扱いブランドのロゴが、日本でおなじみのブランドばかりですね。
ヤマハブースの隣には、なんとDJの「DENON」ブース。中国ではDENONとパイオニアはとても人気があります。またDJ人口もものすごく増えて来ており、日本より市場の大きさを伺うことができます。
ここで、お隣のWestゾーン。照明やPA関係のブースも紹介しましょう。世界の工場と言われる、中国の照明関係の展示はそのスケールの大きさに驚きます。この高いトラスにムービングと、もはやすぐにでもコンサートが出来てしまうクオリティです。
照明関係でLEDとレーザーは、圧倒的に中国メーカが優れています。ヨーロッパ製品の照明機材は非常に有名ですが、使われているパーツはほとんど中国製。
もはや、中国製の質が悪いというイメージは、過去の話ですね。
このボール型のLED 天井にワイヤーを引上げる装置があり、上下に動きます。
世界最大のレーザー機材の生産で有名な「Big-Dipper」社。圧倒される数のレーザーがありました。日本ではこのような展示は見ることができません。日中の明るさで、こんなにもクッキリみえるスゴイですね!
中国でもプロジェクションマッピングという映像表現は一般的で、そのスケールはヨーロッパ並みです。
日本でもおなじみのArKoas社の「MediaMaser Pro」はプロジェクションマッピングで定番の映像ソフトウェアの様です。
そしてLEDパネルはもはやHDクラスの映像も簡単に映し出します!いわば巨大な液晶テレビという感じでしょうか!!レイアウトも自由に表現ができ、しかも驚異的な値段です。
LEDパネルは、ドットのピッチとパネルのサイズでおおよその値段がきまります。LEDのドットサイズが小さいほど高精細で、現在は4mm以下の製品も沢山あり、驚く程綺麗です。
このようにLEDパネルであれば、簡単に吊ることもできます。
中国製の液晶プロジェクター、光源はLEDを使用していて、寿命も長持ちです。しかも値段が安い。2500lmのプロジェクターが4万以下で買えてしまいます。
そうそう、こういうLEDパネルとパソコンを繋ぐ場合は、従来は大掛かりな装置が必要でしたが、現在はDVIで簡単に接続出来ます。もちろん、MacでもOK。
もはや、いつでもコンサートが出来そうなブースが!
こちらは照明卓ですね。色がとってもお洒落です。
こちらはPA会社の様です。会場にJeepが!
会場内はとても若い人が多くて、熱気があります。
そして、とても熱心。何でも聞いています。そして、丁寧にこたえる。
外国人にはとくに親切です。
日本では見かけない風景ですが、LEDパネルは中国ではとても身近な存在のようです。
さて、音響の方に戻りましょう。早速、中国ブランドのコンソールメーカー。
「DJ-Tech」のブース。中国では人気があります。
そして、カラフルなターンテーブル。
こちらも、中国ブランドの「DJ-SOUL」。色がとても映えます。
こちらは、中国でも流行の「eBar」というゲームシステム。テーブル型のタッチパネルで色々なゲームが楽しめます。
さて、1日目はこんなところで。2日目はさらに、詳細をお伝えします!まずは、PALM2012の雰囲気が伝われば嬉しいです!
アジア最大級の展示会という事で、会場には多くのコンパニオンの姿が!簡単に振り返ってみましょう!!
奥平 賢浩:プロフィール
記事内に掲載されている価格は 2012年5月25日 時点での価格となります。
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