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つい先日のMusikmesse 2016で新製品を発表したばかりのRMEのブース。北米初披露となるその製品見たさに集まった来客者で賑わっていました。
(※musikmesse 2016レポート記事はこちら!>>)
フラッグシップオーディオI/F Fireface UFX+は、MADI、Thunderbolt、USB3.0での接続が可能。UFXに「+」というネーミングではありますが、AD/DAコンバーターを始め内部回路を一から設計。優れたS/N比特性や最大入力レベル+18dBu、ゲイン・レンジ最大+75dB。のPADフリーマイクプリなど、全く新しいオーディオI/Fとして生まれました。
UFX+のユニークな機能
・「USB 2モード」MADIを排除したアナログ12ch+ADAT 16ch+AES/EBU 2チャンネルの合計30チャンネルのみを、USB2ケーブルを介して使用可能。
・「スペシャル・スプリット・モード」ワード・クロック入出力用のコアキシャル端子を、MADI入出力に切り替えて使用することもできるため、オプティカルとコアキシャルの両方から同時に32チャンネル分の信号を入出力
・Windows環境においても、ホット・プラグを含む、完全なThunderbolt互換性を実現
ハイエンドAD/DAコンバーターADI-2が新設計の回路を一新し生まれ変わります!このADI-2はADAT、SPDIF、 AES/EBUに対応。最大サンプルレート768kHzならびにDSD再生が可能。
オペアンプにはTI社のSoundPlus、アナログ回路が経由するコンデンサにはニチコン無極性MUSE、ADコンバーターには、サンプルレートが768kHzまで対応可能な4チャンネル仕様のAK5574を採用、DAコンバーターには旭化成のAK4490を2系統のステレオ出力にそれぞれ1基ずつ搭載するなど、厳選したパーツがRMEの高い技術力で融合。
5バンドのパラメトリックEQ、Bass/Trebleへのクイックアクセス、バイノーラル・クロスフィードなど、業務用途以外にオーディオリスナーにとっても魅力的な機能を搭載した製品です。
言わずもがな、もはやデスクトップI/FのデファクトスタンダートとなっているBabyface Pro。「例え価格帯の異なる製品が2つあったとしても、そのクオリティに差は無い」というRMEの哲学どおり、Firefaceシリーズと優劣つけられない高いクオリティのサウンドと機能で世界中で大ヒット中です。
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Writer. Tomita
記事内に掲載されている価格は 2016年4月20日 時点での価格となります。
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