通算4度目のSUPERBOOTHレポートのためにBerlinに降り立ったACID渋谷。いよいよ始まるSUPERBOOTH19に先駆けて、SUPERBOOTH主催者のSchneiders氏のお店であり、ベルリン・モジュラーシーンの要であるSchneiders Ladenを訪問しました!
いよいよ後編では第3の間へと潜入。その模様をぜひご覧ください!
ついに真打の第3の間へ!
では真打の第3の間を見てみましょう。開放的な窓とスペースが広く取られた第3の間ではワークショップも木曜日に開かれています。
モンスターケースに収められた芳醇なアナログサウンドに定評があるACLを中心としたモジュール類とPolyendのシーケンサーSEQの姿が!
そして赤い絨毯が引かれた段を上がるとEndorphin.es Shuttle Systemや日本ではなかなかお目に掛かれないInstruoのモジュラーなどがセットアップ!
壁に掛けられたアートもナイスです。イタリアのシンセブランドGRP SYNTHESIZERのモジュールもあるのがすごいですね。
いよいよ第4の間へ!
続いて第4の間へ。写真の左側のドアが第4の間へ、右側が第2の間へ続いています。
第4の間では人だかりが出来ていて、なんだろな〜と思い近寄るとROLI SEABOARDみたいなキーボードがあり、何やらぶっといアルペジオサウンドが鳴っていました。しかしよく見るとそれはROLIではなく、なんとあの話題沸騰中のSH-101インスパイアシンセ「SUPERLATIVE SB-1/Space Bee」でした!
極薄の筐体に黒すぎないマットなブラックのボディ、はっきり言ってめちゃくちゃ格好良かったです!あまりの薄さとスタイリッシュさに本当に一瞬ROLIかと思いました。これだけは写真はまだやめてねと言われたので撮りませんでしたが、SUPERBOOTH19での正式お披露目が楽しみです。しっかり撮影してきますので是非レポートに期待しててくださいね!
この部屋は真ん中のデスクにJOMOX ALPHA BASSやOTO MACHINESなどデスクトップ系のシンセやリズムマシン、そしてエフェクターがセットアップされ、また窓際にはぎっしり詰まったユーロラック、ステージ上にはOberheimやMOOG Grandmotherなど鍵盤シンセ、そして壁際にインドのペダルブランドAnimal FactoryのペダルやKNAS Ekdahl Moisturizer Spring reverbなどがセットアップ。そして入り口側には乾いた喉を癒すバーカウンンターがあります。試奏に熱中して喉が乾いたら店員さんに飲み物をくださいとお願いしてみましょう。お水やコーラ、コーヒーなどを飲ませてもらえます。ドネーションを忘れずに!
いかがでしたでしょうか?これがベルリンのシーンを支えるお店です。働いているスタッフは総勢30人にもおよび、ショールームと呼ばれる店舗でデモンストレーションをする人やウェブマーケテイング、リペア・サポート、ロジスティクスなど複数の部署に分かれているそうです。
お店から歩いて五分くらいのところにもオフィスがあるとのことで、本日はそこから日本人スタッフのシンスケ・スギタニさんがやってきて色々と教えてくださいました。
皆さんもベルリンにお越しの際にはぜひ遊びに行ってみてください!
世界でもここでしか見られない商品や圧倒的な知識を持つスタッフさんに刺激をもらえると思います!
最後にDJI Cosmo pocketを使って店内を歩き回った動画を作りました。少しでもお店にいる感覚を味わって頂けたらと幸いです。
(初めて触ったため非常に下手な動画になってしまいましたが、お許しください!)
ではSUPERBOOTH19レポートをお楽しみに!
Writer. ACID渋谷
Schneiders Laden
https://www.schneidersladen.de/de/
記事内に掲載されている価格は 2019年5月9日 時点での価格となります。
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