エレクトロ系のライブにおける中軸ホストになるセーケンサーマシンとして設計されており、コンピューターと接続することなく、自身がUSB接続を集約するHUBとして動作。
また、アナログやMIDI sync、またワイヤレス接続でのAbleton Link networkingもサポート。
composer pro自体はQuad Core 1.2 / 1GB RAMを持つスペックのCPU上で動くRaspberry Pie 3+で開発されており、2系統のARM Cortex M4F マイクロコントローラとLattice ICE40UP5Kのチップを採用。”machine”と呼ばれる最大16のスロット(1つの容器に相当するイメージ)にはリズムシーケンサー、上物系シーケンサー(ポリフォニック対応)、MIDIルーパー、MIDI ccシーケンサーをまとめて保存でき、”machine”1つあたり12パターンを切り替えることができる。
ヒューマンインターフェースは261階調のRGBボタン、メニューエンコーダー、4つのパラメーターエンコーダー、X-Y 2次元のタッチストリップを装備。OLEDディスプレーは128 x 64 pixel。
composer pro本機自体にオーディオエンジンを搭載。オープンソースによる柔軟性を活かし、サードパーティーメーカーやDIY系開発者にも門戸が開かれています。ユーザーからのアイデア先行によるさらなる機能追加も考えられ、大きな潜在能力を秘めていそうですね。
価格:1299€
本国での発売予定は2019年夏後半とのこと。
Writer:ACID渋谷
Dadamachines
https://dadamachines.com
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記事内に掲載されている価格は 2019年5月11日 時点での価格となります。
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