本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
HOW TO

あなたの楽曲制作にヒントをもたらす数々のノウハウ記事に加え、膨大な動画コンテンツは制作トレンド&Tipsの集大成!

13
Oct.2017
HOW TO
  • HOME
  • HOW TO
  • HEADLINE
  • 「インテグレートするビートメイクスタイルの深層世界」by ファンキー松本 ~MASCHINE MK3とPUSH2 ソフト&ハード一体型の二大巨頭に迫る~ 

「インテグレートするビートメイクスタイルの深層世界」by ファンキー松本 ~MASCHINE MK3とPUSH2 ソフト&ハード一体型の二大巨頭に迫る~ 

20171013_sinsousekai_matsumoto_1390

芸術の秋にRock oNが全ての人の制作をサポートする『SOUND 収穫祭』の第2弾は プロダクト深層世界。Rock oNスタッフがプロダクトに深〜く迫ります!

“出来るだけマウスやディスプレイを使わず、コントローラーだけでトラックを作りたい”。そんな思いからNative Instrmentsの初代MASCHINEを導入して早8年。当時はソフトサンプラーとしてまだまだ未熟なところもあり、四苦八苦しながら使っていたように思いますが、アップデートのたびに可能性が広がり、またハードウェアコントローラーでソフトウェアをコントロールする可能性も広がっていきました。

そんなMASCHINEが新たな進化を見せ、MASCHINE MK3が発売されました。今回はMASCHINE MK3を実際に触ってみて感じた、進化のポイントをご紹介しましょう。

MASCHINE MK3 進化のポイント

ユーザビリティの向上

まず、デザインが一新されたMASCHINE MK3 コントローラーをご覧ください。シンプルながら、ボタンが増えていることが分かりますよね。MASCHINE MK3 は以前のモデルに比べ11個のボタンが追加されまして、この追加されたボタンが痒い所に手が届いた機能がアサインされているんですよね。

まず、大きくなったパッドの上に、”PAD MODE”、”KEYBOARD”、”CHORDS”、”STEP”という4つのボタンが増えています。個人的にこの4つのボタンは非常に重要で、リズムを打ち込むだけでなく、メロディを弾くため‥またコードフォームを打ち込む時などによく触るボタンなんですが、これまで呼び出しにはSHIFTを押しながらパッドを押し呼び出す必要がありました。

この、”SHIFTを押しながら”という動作から解放されることにより、パッドで演奏している最中にKEYBOARDモードに変更しリードを演奏したり、またCHORDSモードでコードを演奏したりと、再生中でも機能を読み出すことができます。

また、ディスプレイ部もMASCHINE STUDIOに搭載されていた高解像度カラーディスプレイが採用されております。MASCHINE MK2とMASCHINE STUDIOの最も大きな違いであったディスプレイ部ですが、ここまで大きなサイズのものがあれば音源探しも非常にラクで、間違えもありません。サンプリングしてチョップするときも、でかい画面で波形は見たいですよね。

ユーザビリティとしては、音源を探すときにプレビュー機能があるのも作業の効率化に一役買っています。人によっては何千何万というサンプルの中から使いたいサンプルを探すわけで、プレビューできるだけで、これまでのサンプル/グループ探しの時間が短縮されます。

また、コントローラーにはFILEボタンも増えています。これまでプロジェクトを保存するときはどうしてもマウスを触らなければいけなかったのですが、プロジェクト管理もMASCHINEコントローラーで操作することができます。これ、便利ですよ。

4方向プッシュ式エンコーダー

サンプルやプリセットを探す際、初代MASCHINEコントローラーの頃からノブを回してサンプルを探してましたが、MASCHINE STUDIOに採用されたジョグホイールはサンプル探しにぴったりで、ホイールを回して中央を押し込みEnterさせる動作は、ひとつの癖になっていました。

これはもう完成系…やはり大は小を兼ねる…そう思っていましたが、MASCHINE MK3は簡単に覆してくれました。MASCHINE MK3には4方向プッシュ式エンコーダーが搭載され、上下左右に倒したり、押し込んでEnterさせることも出来るのです。最初は慣れが必要ですが、この動作に慣れればサンプルやプリセットの読み込みに複数のノブを操作することなく、左手を固定して操作することも可能です。これ、使ってみると便利ですよ。

9個のボタンと1つのSMART STRIPが生み出す、新たな表現

コントローラー左中部には、プッシュ式エンコーダーを囲むように9つのボタンが配置されています。このボタン群の中でも他のボタンの2倍の大きさがあるNOTE REPEATボタン、これをうまく使えるかどうかがリアルタイム演奏の表情を大きく変えることとなります。大きなサイズなので他のMASCHINEコントローラーよりも、リアルタイムで操作しやすくなってますね。

また、もう一つのポイントとしてはKOMPLETE KONTROLやMASCHINE JAMでおなじみの「SMART STRIP」。いろんな使い方があるのですが、プロモーションビデオなどで異彩を放っている活用方法にノート演奏があります。これはかっこいいですよね、ほんと。ギターの音色を選び、パッドはKEYBOARDモードで好きなスケールを選び、パッドを押しながらSMART STRIPをなぞると、まるでアルペジオのような演奏が出来ます。ギターは右手で指板を押さえ左手で弦を弾きますが、MASCHINEの場合は逆ですね。

全てがリアルタイムパフォーマンスに繋がる

いくつかポイントを書いてみましたが、今回のアップデートはリアルタイムパフォーマンスのためのアップデートに重点が当てられていますね。これまでのMASCHINEはトラック制作の効率を上げるアップデートが採用されてきましたが、新たに搭載されたMASCHINE MK3の機能はリアルタイムでリズムを組み立て、ベースを打ち込み、コードをアルペジエーターで鳴らす…これらの動作はトラックを停止させることなく出来るので、まさにMASCHINEソフトウェアを楽器にする、大きな進化を見せたように思います。

ソフトウェアを楽器にする…そう言えば、Pushが登場した時も同じことを言っていました。Ableton Liveを楽器に変えてしまったPushとMASCHINEは比較されやすい関係にありますが、果たして相対する関係なのでしょうか‥?

ソフトウェアを楽器にしたMASCHINE MK3とPush2

13

PushはAbletonが発表しているLive専用コントローラーです。64個のパッドと8個のノブでサンプルのブラウズから演奏、シーケンスの打ち込みやサンプリングまでLiveの機能をよりクリエイティブにコントロールすることが出来ますが、PushはLiveユーザーに与えてくれものは、新たな演奏手段の提案を与えてくれました。

64個のパッドによるノートの演奏は、それまでのどのコントローラーにもなかった機能のひとつです。ルートとスケールを選んで演奏することによって、理論がわからなくてもフレーズを作ることができ、コード入力も苦ではありません。

14

PushとDrum Rackを組み合わせることにより、ステップシーケンサーでノートを入力することも出来ます。MASCHINEでもステップ入力は可能ですが、ここはパッドの数が多いPushの方が効率良く打ち込みに専念できそうです。ちなみに、Drum Rackとは言いますがドラムサンプルのようなワンショット以外にループ音源もアサインすることもできるので、ポン出しマシンとしてもストレス無く使えたりします。

最新のサウンドでトラックを作るならMASCHINE MK3とPush2を!

15

Pushの登場でAbletonがリアルタイムパフォーマンスに特化した楽器になり、MASCHINEもMASCHINE MK3に進化したことにより楽器へと進化しました。共にパフォーマンスに特化した進化を見せることにより共に比較されやすいのですが、そもそもLiveはDAWで、MASCHINEはソフトサンプラーなので純粋な比較は難しいです。

では、「出来るだけマウスやディスプレイを使わず、コントローラーだけでトラックを製作したい」方はどっちを選べばいいのか …。個人的には、MASCHINE / Push共に、両方とも導入してしまうのが良いんじゃないでしょうか。

16

トラックを作っている中で歌や楽器をレコーディングする場合、やはりDAWであるLiveとPushの組み合わせは抜群ではありますが、リズムやフレーズを作るのであればMASCHINEのシーケンサーや音源は魅力的に映ります。特に上では書きませんでしたが、MASCHINE専用の拡張音源”MASCHINE Expansions”を導入すれば、特定のジャンルに特化したサウンドをMASCHINEで鳴らすことができます(中でも、現代的なEDMやダブステップに特化したサウンドが集められている”Lucid Mission”はオススメ!MASSIVEのプリセットも入ってますよ!)。

MASCHINE MK3でオケを組み立て、レコーディングやミックスはLiveで行う。この組み合わせがかっこいいトラックを作るための近道なのではないでしょうか。

Native Instruments
MASCHINE MK3
¥85,900
本体価格:¥78,091
398ポイント還元

MASCHINE MK3の新機能を動画でもチェック!!


プロダクト深層世界一覧

記事内に掲載されている価格は 2017年10月13日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.291』2025年…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 年明け最初の音いじ第291回は、毎年恒例「2025年私が買ったプラグイ [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.290』TEENA…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第290回は、TEENAGE ENGINEERING EP [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.289』Nativ…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第289回は、Native Instruments ABS [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.288』Sonib…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第288回は、sonible learn bundle 編 [……
フォーリーアーティスト・渡邊 雅文 氏が語る、SENNHEISER MKH 80…
MS、XY-narrow、XY-wideの3つの切り替え可能なステレオモードによる豊かな指向性と空間リアリズムを実現するステレオショットガンマイクとして、今年発売され話題を呼んだSENNHEISER「MKH 8018」。 [……
大阪にてロックオンアニソン塾Vol.2 が開催!ゲストは 堀江晶太&星銀…
アニソン塾、第二幕へ 2025年1月に開催された「ロックオンアニソン塾 Vol.1」は、定員を超える申込みで大盛況。 アニソンの作編曲の裏側に迫る実践的なセミナーとして、多くのクリエイター・リスナーから熱い支持を集めまし [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.287』Valha…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第287回は、Valhalla DSPのFutureVer [……
年末、音の大掃除 〜ストレージ・データ整理・機材クリーニングで新年を迎える準備を…
音楽制作において“これだけは外せない!”というスタッフの偏愛するアイテムやテーマを、気軽に30分で体験できる「1コインワークショップ」。 普段の製品説明では語りきれない、現場ならではの知見や小技をワンコイン(500円)で [……
モジュラーシンセの始め方 超初心者編
音楽制作において“これだけは外せない!”というスタッフの偏愛するアイテムやテーマを、気軽に30分で体験できる「1コインワークショップ」。 普段の製品説明では語りきれない、現場ならではの知見や小技をワンコイン(500円)で [……
Ample Guitar を使いこなせ!ハイクオリティなギター打ち込み講座
音楽制作において“これだけは外せない!”というスタッフの偏愛するアイテムやテーマを、気軽に30分で体験できる「1コインワークショップ」。 普段の製品説明では語りきれない、現場ならではの知見や小技をワンコイン(500円)で [……
teenage engineering OP-XY直感&瞬間ビートスケ…
音楽制作において“これだけは外せない!”というスタッフの偏愛するアイテムやテーマを、気軽に30分で体験できる「1コインワークショップ」。 普段の製品説明では語りきれない、現場ならではの知見や小技をワンコイン(500円)で [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.286』KORG …
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第286回は、 KORG Collection 6 「TR [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company