Rock oN Company 131th AES Convention 2011 NY ショー・レポート！

FOCAL

超低域再生能力を持つフラッグシップSM9を筆頭に主力ラインナップを展示したFOCALブース! 自慢のWコーンユニットなどその技術力を全面公開!

昨年のAES発表で注目を集めた2Way/3Way切替可能なフラッグシップモニター「SM9」

今回のAESでは自慢のWコーンユニットからベリリウム・ツイーター、6.4インチウーハー、８インチウーハーなど特徴的な構成パーツを展示。まず専用のデモンストレーションルームでパッシブ・ラジエーターの動きと低域再生能力を体感したとは構成パーツを手に取ってその技術に感嘆するリスナー達の姿が印象的です。

3wayモードではこれらのユニットを全て鳴らす事で30Hz～40kHzという超低域周波数特性を実現！808のキックからふくよかなコントラバスの低音もしっかり逃さず聴き取れます！また2wayモードではベリリウム・ツイーターと6.5インチウーハーだけを鳴らし、周波数特性は90Hz～40kHを再生。こちらのモードではiPodやコンピュターのスピーカー、それにテレビなど限られた周波数帯しか再生できない状態でどのようなミックスバランスになるかをチェックすることができます。

昨年のAESでパッシブ・ラジエーターの動作を撮影致しましたので是非こちらもご覧下さい。

そしてCMSシリーズ、Soloシリーズといった国内でも人気のラインナップも一挙展示。

SM9に代表されるように人気のCMSシリーズにも正確な音場再現を可能にする様々な技術が詰め込まれています。例えばコンパクトモデルCMS40などで代表的なのが特殊音響処理を施したエンクロージャーにより金属エンクロージャー特有のレゾナンスを抑え、インバーテッド・ドームツイーターを採用する事で音の拡散を極限まで抑える事で鋭い定位感を実現。周波数スペックだけに見受けられないような正確な音場再現技術も同社の特徴と言えますね。CMSはRock oN Company渋谷店舗でも御試聴いただけますので是非足を運んでみて下さいね。

Focal