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18
Jul.2014
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DiGiGrid DLS & DLI 実働ムービーレビュー!Pro Toolsシステムを拡張する最注目ネットワークI/Oを見よ!

WavesとDiGiCoの協力によって誕生し、NAMM 2013で発表されて以降、発売への期待が高まる新ブランドDiGiGrid。

レコーディング向けの製品のリリースはまだ数ヶ月先になるようですが、Pro ToolsシステムとDigiLinkケーブルで直結でき、Wavesのプラグインが内蔵のサーバー内で動かせるというDiGiGrid DLSの生産モデルが、先日の九州放送機器展で日本初公開されました。

Ethernetケーブルを使ってコンピューターとオーディオI/O、Wavesプラグインが動作するサーバーを任意に接続、すべての入出力を一括で管理でき、プラグインのレイテンシーも非常に低く抑えられているという、新しいDigiGirdのソリューションに期待が高まります。

九州放送機器展2014にて、DiGiGridの輸入代理店である(株)メディア・インテグレーションMI事業部のサポート・スタッフにインタビューを敢行、ムービーでDiGiGridの実力に迫ります。


Movie 1 – DiGiGridが採用するSoundGridネットワークとは?

発売中のMADI-SoundGridインターフェイス、MGB/MGOを含め、すべてのDiGiGrid製のI/OとサーバーはWavesが提供するソフトウェアSoundGrid Studioで管理します。

ネットワーク上にあるハードウェア、コンピューター、サーバーを自動でスキャン / 認識できる管理画面、入出力やモニター用の信号にプラグインをかけたりボリュームを調整するミキサー画面、DiGiGridのデバイスに装備されている入出力、複数のASIO / Core Audioドライバーをマトリックス表示し、ネットワーク内で自在に入出力のパッチを行えるパッチ画面の概要を説明します。

Movie 2 – DiGiGridのハードウェア・ラインナップ

DiGiGridのハードウェアが提供する機能は「オーディオ・インターフェス機能」「ネットワーク機能」「オーディオ・プロセシングとDSPパワー機能」に分けられます。

Pro Tools HDX / HD / NativeシステムにDigilinkでダイレクトに接続し、Pro Toolsセットアップの中にDiGiGridのネットワークI/Oとサーバーを組み込むことが可能なDLSの詳細と、今後発売予定のDiGiGridオーディオ・インターフェイスとI/Oを、目的別に紹介します。

Movie 3 – Pro ToolsからDLSで動作するプラグインを使う。

今回は、実際にPro Tools HD Native ThunderBolt にDLSを接続、Pro Toolsソフトウェアから、外部プラグイン・サーバーであるDLSで動くWavesプラグインを立ち上げます。

DLSとPro Toolsを繋ぐDigiLink(1本あたり32回線)をハードウェア・インサートとして利用し、専用のプラグインStudio RackからWavesプラグインを呼び出します。このStudio Rack内には合計8個までのプラグインを直列にインサート可能、ネイティブ環境での動作も可能なので、プラグインのライセンスさえ持っていれば、セッションの互換性も保てます。

このSoundGrid規格には、BrainworksやSPLが早くも対応を表明。今後もサードパーティー・プラグインの充実が期待されます。

現状ほとんどのオーディオI/OはUSB、FireWire、Thunderboltのいずれかをコンピューターとの接続に利用していますが、すべての接続にEthernetのケーブルを使用するDiGiGridなら、USB接続のオーディオ・インターフェイスを使う感覚で、一台のDiGiGridインターフェースだけを接続することもできますし、必要になったときに後からプラグインの動かすサーバーを追加することもできるので、Pro Tools HDX / HD / Nativeユーザーはもちろん、ネイティブDAWユーザーにとっても非常に魅力的なソリューションだと言えるでしょう。


今回の取材でPro Toolsシステムとの親和性が確認でき、ソフトウェアの完成度も高まってきたDiGiGrid、正式発表がとても待ち遠しいです!

発売中のDiGiGrid製品

[eStoreClipper1A mdin=’32635′ normalprice=’AUTO’]

DiGiGrid MGBは新しいポータブルなSoundGrid-MADI I/Oデバイスです。最もベーシックなセットアップ例として、SoundGridネットワークをコンピューターに接続することでMADI I/Oの信号にアクセス可能になります。

SoundGrid DSPサーバー、SWI、Waves MultiRackアプリケーションを接続すれば、すべてのMADI対応ライブまたは放送用コンソールから簡単にSoundGrid のリアルタイム・プロセシングが利用可能になります。

[/eStoreClipper1A] [eStoreClipper1A mdin=’32636′ normalprice=’AUTO’]MGBと同じSoundGrid-MADI I/Oデバイスですが、このMGOはMADI接続方法がオプチカルとなっています。[/eStoreClipper1A]

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[LinkButton shop=” type=’2′]http://www.miroc.co.jp/show-report/namm2013/archives/405[/LinkButton]

記事内に掲載されている価格は 2014年7月18日 時点での価格となります。

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