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REPORT

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28
Jan.2026
REPORT

NAMM 2026 : バウンス清水的まとめ

マスタリングエンジニア Mike Bozzi氏と

怒涛の3日間が終わり、自身の英語力の低さを強く感じつつ、今回のNAMMショーを振り返ってみる。出発前にキーワードとして挙げていた『イマーシブ』『AI』『アナログ復権』。こちらについてはやはり、答え合わせ的な出会いが多かった印象だ。

イマーシブ

イマーシブでは、ACC Northの入口に展示してあったAFEELA、PioneerのSPHERAなど車でのイマーシブオーディオ体験の製品があった。制作でのツールとしてはAIを使った自動でイマーシブオーディオミックスを行ってくれるSpatial 9や、ヘッドフォンでの仮想スピーカーモニタリングのシステムBrandenburg LABS / Okeanos Pro、リアルタイムにバイノーラル化してくれるAani(Free Plugin!)、新鋭Upmixer LESONが挙げられる。どんどん制作のハードルが下がってくるのだなと実感したしそのクオリティも上げっているように感じた。

AFEELA
SPEHERA
Spatial9
Brandenburg LABS
Aani
Upmixer LESON

次のキーワード『AI』

出発前はSpatial 9などは自分の空間オーディオミキシングの仕事がなくなってしまう、人がやっていることがAIに置き換わってしまうような危機感的なものを抱いていたのだが、メーカーの方の説明を聞いていると、そんなつもりは全然なく。その制作者がもっと簡単に、もっと時間をかけずに制作ができるようにという気持ちで作られているものなのだと強く感じた。リスナー自体は人間なわけで、それを作るのも最終判断をするのはあくまで人間であるべきだということだと思う。また、DREAMTONICS / Vocoflexなどの新たな制作ツールとしての製品など今までにない表現ができるようになるツールなども今後の広がりや、これを使った新たな楽曲との出会いも非常に楽しみだ。

Spatial 9
Vocflex

最後のキーワード『アナログ復権』

こちらについてはアナログコンソールの展示がすごく多かったということにその答えがあるのではないだろうか。やはり皆アナログの持つエナジーやカラフルさを求めているし、メーカーもそれを重視しているのだと感じだ。AIの使用によって、手間をかけていた部分が時間をかけずに済むともっとサウンドのクオリティやキャラクターに目を向けることができる。そのツールとしてアナログギアはとても重要な位置付けになるのだろう。RODECでお話を伺っていた際におしゃっていた『これはミキサーだけど、楽器でもある』という言葉にはとても感銘を受けた。アナログギアはデジタルでは起きにくい、マジック的なことが起きる。それはもはや演奏だし、パフォーマンスであると思う。それを生み出すそのギアはもはや楽器だな。と

さらにモニタースピーカーの最前線に触れることもできた。以前より注目を集めていたKii Audioに加え、部屋の音響特性に逆らうことなく、調和して機能するRoomMatching搭載のDutch & Dutch。クロスオーバー部をDSP制御することにより、位相特性を向上しているThirdEar。部屋の影響を受けにくいというスピーカーの選択肢が出てきた。また、PMCシリーズの大型のスピーカー群、PSI Audiio,KS Digitalなど日本ではなかなか聞けないサイズの試聴もできたのは大きな収穫だったように思う。

また、外で行われているライブや、BASSBOSSというPAスピーカーメーカーのDJイベントにも参加することができた。アメリカの音作りは違うのか?という部分を肌で感じることができたわけだ。結果的にいうとやはり音作りには違いを感じた。思っていたもう1段階ぐらい重心の低い音だった。外のライブ会場ではキックがなった時の『脳を突き抜けるロー』は日本では味わったことのないものだったし、DJイベントでのダブステップが流れた時の『部屋の地面と天井を支配しているようなロー』も新鮮な体験だった。どちらも何かの邪魔をするような出方ではなかったし、心地よさが非常に高かった。耳には負担の少ない音であり、尚且つ体には心地いいサウンドメイクは今後の自分の課題として持ち帰ることができた。

今回皆様にNAMM2026の追体験ができるように動画を撮影してきた。アップさせていただいたムービーには、カメラとは別にZOOM/ H2nによるAmbisonicsレコーディングした音声を使用している。その場での雰囲気をより感じていただくためだ。
シチュエーションは

ホテルからNAMM会場までに徒歩

夜行われていたライブ

BASSBOSSのDJイベント

の3つの動画だ。

上記お話しした、音作りについて感じていただけると幸いだ。

NAMM2026 Index へ

記事内に掲載されている価格は 2026年1月28日 時点での価格となります。

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