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みなさんこんにちは!これまで今シブの一環にてスタンドやインターフェース、そしてスピーカー編にていくつか構成を紹介してきました。
この度、渋谷店ではGENELEC 8320のサラウンドシステムを新たに展示を開始!
GLMを施した調整と合わせて、GENELEC 8320のシステムを紹介していきます。それでは早速展示の構成とGENELECの83xxxシリーズのすごいところを見ていきましょう!
コンパクトだけれどパワフルな構成!
フロントのメインLCR、トップ、リアに設置されたGENELEC 8320と、サブウーファー7360が備わっております。
83xxシリーズと73xxのサブウーファーはスピーカー内部にDSPが内蔵されており、GLM Kitを活用することで、スピーカーの測定&自動補正に加えて、最終的に各々のモニターキャリブレーション設定が可能になります。
その測定は非常に素晴らしい機能が備わっており、以下の点が自動的に設定されます。
・各モニターのレベル調整
・ディレイ設定
・EQによる補正
サラウンドに必要な項目が一度の測定により一気に自動補正が可能で、もちろん結果に対してのお好みのEQ設定も可能です。これがあればインターフェースにキャリブレーション機能がなくても構築が可能になりますので、これはすごいです!
下記はスピーカーの設置イメージを最初のセットアップで行い、測定完了後の画面です。なおこの蜂の巣のような画面、スピーカーのアイコンを見ると音量レベルが表示されており、それぞれのレベルも目視することができます。
スピーカーのアイコンをそれぞれクリックすると分析と補正されているEQが表示されます。赤の線が測定の結果、青がフィルター、そして緑が補正結果になります。アナライズの下の項目により20BandのEQでお好みの補正をマニュアルで行うことも可能です。
いかがでしょうか?これら測定後に数値による結果の報告と、そのあとの微調整が可能です。
測定も非常に簡単で、リスニングポイントにGLMの専用マイクをスタンドに設置し、あとはスタートを押せば、ものの数分で完了になります。こんな簡単にトップやリアのモニターのディレイも合わせてくれるのは他にはないでしょう!
簡単で且つ綺麗に接続
続いて接続について解説します。
まずMac/PCからLANで接続し、一つのGENELECスピーカーからカスケードするような形で接続することによって、GLMのアプリケーションを通じてGENELECのスピーカーが認識され、測定、音量の調整が行えるようになります。
繋ぎ方には特別決まりはないので、ケーブルがすっきりまとまるように組んでいただくと非常に綺麗に配線も可能かと思います。
写真のような接続になりますが、特にインターフェースから遠いリアのモニターにもサイドのスピーカーからカスケードする流れなので、長いLANケーブルも特別用意しなくてもOKです。
写真は各スピーカーのスイープ音が出ているときに測定されている状況になります。
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今シブ~今こそ渋谷でイマーシブ~ スタンド設置編
今シブ~今こそ渋谷でイマーシブ~ モニタースピーカー選び編
今シブ ~今こそ渋谷でイマーシブ~ オーディオ・インターフェース編
記事内に掲載されている価格は 2022年10月26日 時点での価格となります。
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