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RMEのインターフェイスに搭載されるDSPベースのTotalMix FXバージョンアップを発表しました!
TotalMix FXは入力チャンネルと再生チャンネルをすべての物理出力に対して、それぞれ独立したルーティングとミキシングを可能にし、
柔軟かつパワフルなソフトウェア・ミキサーとして様々なプロフェッショナルの現場を支えています。
今回のアップデートではTotalMix FXがオフライン(デバイス接続なし)状態でも設定ができるようになったほか、様々な機能が追加されました。
進化を続けているTotalMix FXの新機能
リリース以降、細部に拘った進化を続けているTotalMix FXのアップデートでの新機能をご紹介します。
●オフライン・デバイス・セットアップ
手元にデバイスがない時でもTotalMix FXで事前に仕込みを行いたいという多くの要望にお応えし、今回のアップデートではTotalMix FXがオフライン(デバイス接続なし)状態でも設定ができるようになりました。
これまでは、RMEインターフェイスをコンピューターと接続している状態でのみTotalMix FXの編集、操作が可能でしたが、Offline Device Setupにより設定したいデバイスが手元にない状態でもそのデバイスとシリアルを選択・入力することで、いつでも設定を編集することができます。
プロフェッショナルな現場でも仕込みの際の予期せぬトラブルや試行錯誤してしまうことは少なくありません。この機能ではこのような事態を極力回避するため、事前に設定を行うことができます。
●チャンネル・レイアウト・カラーの変更機能
TotalMix FX v1.80以降でチャンネル・レイアウト・カラーが実装されました。 これまでTotalMix FXの各チャンネル名は白文字に固定されていましたが、この機能により、色分けをすることが可能となりました。 多くのDAWでも使われているように、名前を編集するだけではなく、楽器ごとのグループ毎に色分けを行うなど、目的のチャンネルの視認性を向上します。
●ブースト・モード(Babyface Pro FS)
Babyface Pro FSの入力チャンネル3/4に新たなリファレンス・レベル「Boost」が追加されました。これまでの最大9 dBのデジタル・ゲインではカバーしきれない出力レベルの低いギターやその他の楽器などに対して有効なオプションです。
「Boost」を使用することにより、9 dBの増幅が追加されます。そのため、デジタル・ゲインと合わせて9 dB~18 dBまでのゲイン調整が可能となり、出力レベルの低い楽器を快適に使用できます。
※この機能を使用するには、本体ファームウェア v203以降が必要です。
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記事内に掲載されている価格は 2023年7月10日 時点での価格となります。
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