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Univarsal Audio UAD-2 新バージョン v9.0が公開されました!毎度お楽しみの新プラグイン追加に加え、今回最大のトピックは「Windows 10 環境におけるThunderbolt接続」と「APOLLO FIREWIREでのConsole 2ソフトウェア」でしょう。
UAD-2フラッグシップの最新バージョン『UAD-2 OCTO ULTIMATE 5』の発売や、Apolloラックシリーズを購入でUAD-2 QUADがもらえるキャンペーン、そしてApollo Twin購入でFairchild & Neveプラグインがもらえるキャンペーンなど、超大型の話題が目白押し!
最高水準のアナログモデリングプラグインをCPU不可ほぼゼロで使えるDSPプラグイン。UAD-2、Apolloシリーズはこれから年末にかけて絶対に目が離せないソリューションですよ!
ThunderboltシステムのWindowsへの対応
今回リリースされるUADソフトウェアv9.0によって、Thunderbolt 3接続がWindows環境でも可能になります(Thunderbolt 3 – Thunderbolt変換アダプターが必要)。
これによりAPOLLO TWIN、APOLLO 8、APOLLO 8P、APOLLO 16、さらにはTB Option CardをインストールしたAPOLLO FIREWIREもWindows 10環境で高速なThunderbolt接続によって快適にお使いいただけます。なおAPOLLLOに関してはシングルユニットのみの対応で、マルチユニットへの対応は2017年初頭を予定しています。
・Thunderboltインターフェイスを装備したAPOLLO、またはUAD-2をThunderbolt 3(USB-Cコネクター)を搭載したWindows 10 PCで使用可能(マザーボードに装備されたUSB-C)。
・現在はFireWire接続にてWindows 10環境でお使いいただいているAPOLLOユーザーの方は、TB Option Cardを追加インストールすることで、Thunderbolt接続を実現。
・Windows 10 (64ビット) Anniversaryアップデート必須。
APOLLO FIREWIREでのConsole 2ソフトウェア
・ThunderboltモデルのAPOLLOで好評だった高解像度のコントロールインターフェイス“Console”がバージョン2に。
・入力チャンネルでのUADプラグインチェインを“チャンネルストリップ”プリセットしてセーブ/リコール可能。
・UADプラグインをカテゴリー別に表示/選択、個別に表示/非表示。
・プリセットの試聴やドラッグ&ドロップによるプラグインの操作が可能。
・入力ごとに掛け録りかモニターかを選択可能。
・プラグインの選択やパラメーターの設定に対する回数制限なしのアンドゥー/ドゥー可能。
なおConsole 2が使えるのはシングルユニットのみの対応です。すでにFirewire接続でマルチユニットをお使いの場合は、Console 1で動作するv9.0.1をご利用ください。マルチユニットへの対応は2017年初頭を予定しています。
バージョン9.0ソフトウェアで追加されるプラグイン
・API 2500 Bus Compressor — $299
・Chandler Limited Zener Limiter — $299
・ADA STD-1 Stereo Tapped Delay — $199
・Townsend Labs Sphere Microphone Systemのサポート(無償)
・Ampeg SVT-VR と SVT3-PRO Bass AmplifiersのUNISONテクノロジーへの対応
(無償)
UAD-2 v9.0対象製品
記事内に掲載されている価格は 2016年11月4日 時点での価格となります。
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