Abletonのブースで取材をしていると、どこかで見たことのある金色の筐体が…
Endorphin.esの新製品SHUTTLEを発見しました!Endorphin.esといえば西海岸系のサウンドと、ゴールド&かわいいキャラクターがあしらわれたルックスが特徴的ですね。開発者と当ブランドのイメージガールを兼務するGiulia Bondarさんのセンスが光っています。さてEndorphin.esはこれまでEurorackのシンセモジュールを中心に製品開発を行ってきましたが、そこで積み重ねた技術やノウハウをぎゅっと一つに束ねることでSHUTTLEは完成しました。SHUTTLEはこれ1台で使えるスタンドアロンシンセなのです!
SHUTTLEのサイズは横84HP。これは標準的なEurorackのラックサイズ。この中に5つのモジュールが搭載されています。特徴的なのは、USB > MIDI > CVインターフェース「Shuttle Control 」の存在。これがあるおかげでSHUTTLEはDAW、デジタル楽器、アナログ楽器をつなぐハブとなることができます。モジュラーシンセというとちょっと敬遠してしまう人も、DAWとともに使えるとなると好奇心が掻き立てられるのではないでしょうか。なんとこのUSB、iOSとの連携も考えられていて、Appの仕様次第ではiAppをエフェクターや音源としてセンド/リターンできるんだとか。すごい!
では5つあるモジュールの紹介をしましょう。
Shuttle Control
USB > MIDI > CVインターフェース。これでスタジオ中の機材が一つにつながります。
Furthrrrrr Generator (FG)
デュアルトライアングルコア VCO with Waveshaper。ウェーブシェイパーやモジュレートで音声合成をする、西海岸系シンセの影響を特徴つけるオシレーターですね。UFOかわいい!
Grand Terminal (GT)
フィルター、エンヴェロープジェネレーターの複合機。フィルターはladder, diode, lpg, state variable, combのモード切り替え。エンヴェロープはループ、AD、ASRを切り替えてコントロール。
Cockpit
8種類から選べるエフェクターと、サイドチェインダッキング付き4ステレオミキサー。
Gateway (GW)
チューナーとオートスケール。そしてoffset & invert voltagesなど。様々な要素をグニグニできるところですね。
さて、では次はEndorphin.esのブースに行ってみたいと思います。もっと深くSHUTTLEやEndorphin.esのことが知れるかも。ムービーも撮りましょう。楽しみにしていてください!
Writer.Shibuya
Endorphin.es
http://www.endorphin.es/endorphin.es–shuttle.html
記事内に掲載されている価格は 2017年4月22日 時点での価格となります。