本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
レポート
16
Apr.2023
レポート

NAMM2023 Day3 : SoundToys

230414_NAMM_Day2-405

音楽的でエフェクティブなプラグインを多数ラインナップする、プラグイン業界の老舗SoundToys。これでしか出せないサウンドを持つ製品を多数リリースし、確固たる地位を築いています。同社の代表作といえば、やはりEchoBoyでしょう。2-TapのEchoは、Rythem、Groove、Feelという3つのパラメータで揺らぎをつくることができ、単純なDelayとは違ったニュアンスを得ることができます。またサウンドキャラクチャーに変化をもたらすSaturationも搭載。ビンテージのアナログエコーの質感を作るとこが可能となっています。

NAMM 2023ではVintageのPlate Reverbプラグイン、Super Plateが登場しました。

230414_NAMM_Day2-408re

これまでにもLittle Plateという製品があったのですが、このSuper Plateはそれを拡張したもの。ビンテージの5機種のPlate Reverbをモデルとし、そこに現代的なアレンジをくわえた使い勝手の良さそうなリバーブです。モデリングされた機種は、Plate Reverbの代名詞とも言えるEMT-140、同社のもう一つの機種EMT-240、ナッシュビルのLawson社により1970年台に製造されテネシーリバーブとも呼ばれるAudicon。Programing Technologies社が 1980年代に製造していたEMT-140と比べると明るいサウンドを特徴としていたEcoPlate III。そして、スウェーデンのStocktronics社の生産台数250台というレアなPlate Reverbで、0.3mmという非常に薄いPlateを使い明るく住んだ音色が特徴のStocktronics RX 4000。

Plateの切り替えの下には、アンプ部分のシュミレーションの切り替えがあり、EMT V54 Tube Preamp、EMT 162 Solit State Preamp、Cleanの3種類の切り替えができます。ビンテージのEMT-140では、アンプがTubeなのかSolid Stateなのかで、キャラクターが異なります。心地よい歪を持つTubeが人気ではありますが、ブライトなSolid Stateも捨てがたい魅力があります。これだけでもかなり幅広いサウンドキャラクターを持つPlate Reverbであることがわかるでしょう。

それ以外に特徴的なパラメータとしては、Modulationが挙げられます。サウンドの揺れ具合を調整つできるこのパラーメーターは SoundToysらしさが出ていると思います。既に数多くのEMT-140のシュミレートプラグインが登場していますが、それとの違いはどうなのでしょうか?一度聴き比べてみたいですね。

SoundToys
https://www.soundtoys.com/

NAMM2023 クイズ de ショーレポート (4月16日)

3択1答クイズにチャレンジ!

クイズに正解したら下のeStoreボタンから購入へ。

下のeStoreボタンから購入に進み、正解して手に入れたクーポンコードを入れてください! 価格0円に切り替わります。抽選で1名様にプレゼント。4/26以降の当選者発表をお待ちください。

【ご注意】
※お支払い方法は、必ず銀行振込をご選択ください。それ以外をご選択された場合は、抽選対象外とさせていただきますので、あらかじめ、ご注意ください。

※クーポン適用時はポイント還元やプレゼントは無しとさせて頂きます。予めご了承ください。

Rock oN
NAMM 2023 クイズde Showレポート 4/16
¥22,000
本体価格:¥20,000
0ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2023年4月16日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

5/14(火)ウェビナー開催!「NAB 2024 After Report」
先日開催されたNAB 2024。ショーレポート記事も連日お届けしてまいりましたが、そこではお伝えしきれなかった情報をまとめてご紹介するウェビナー、「NAB 2024 After Report」を5/14(火)17:00よ [……
NAB 2024 Day 4 : Audio-Technica
Audio-Technicaブースにはモータースポーツの収録に適したマイク、BPシリーズがレーシングスーツと共に展示されてます。中央のBP4027はステレオ仕様のショットガンマイクで、単一・双指向性に対応した高感度ユニッ [……
NAB 2024 Day 4 : OWC
OWCブースにはCP+2024でも展示されていた、OWC Jellyfishシリーズが展示。 SSD NASシステムとして主に法人・システム案件に活用される機会が多く、最大容量120TB、速度はRead / Write [……
NAB 2024 Day 4 : Sonnet Technologies
Sonnet Technologiesブースには、Thunderbolt 5 eGPUの看板が!Thunderbolt 5は”双方向80ギガビット/秒(Gbps)の帯域幅を実現し、Bandwidth Boos [……
NAB 2024 Day 4 : Libec
Libec(平和正規工業)ブースには先々月発売されたTH-Vが展示されています。5万円と他のビデオ三脚とくらべ安価ながら、最大搭載重量は5kgまで搭載でき、無段階可変フリクション、Snap ON / OFF Plate、 [……
NAB 2024 Day 4 : Amazon Web Service
Amazon Web Serviceのブースでは、映像スイッチング、オーディオミキシング、グラフィックスやキャプション編集をAWSの仮想プライベートクラウド(VPC)内のインスタンスで行うSony M2L-X クラウド・ [……
NAB 2024 Day 4 : SONY
NAB Central Hallの最奥にひときわ大きなブースを構えているのがSONY。私がNABに行き始めてからずっとこの場所にあるので、まさに定位置。今年もひときわ大きなブースで様々なソリューションを展開しています。 [……
NAB 2024 Day 4 : Cerevo
Cerevoブースには新商品であるFlexTall Proの姿が!FlexTall Proは有線・ワイヤレスに対応したタリーランプで、有線の場合はEthernetによるPoEに対応。ワイヤレスの場合はランプ1台を親機とし [……
NAB 2024 Day 4 : WavesLive
2024NAMMショーでも話題になったオールインワンのプラグイン・エフェクトラック、WavesLive SuperRack LiveBoxの実機をLawoブースで確認することができました。背面の端子類を確認できたのは、こ [……
NAB 2024 Day 4 : 3PlayMedia
NAB 2024のIT系の企業が集まるWest Hallで面白いソリューションを展開しているメーカーが有りましたのでご紹介したいと思います。その名もAI DUBBING。メーカーは3PLAY MEDIAという会社。 ht [……
NAB 2024 Day 4 : SENNHEISER
ゼンハイザーは、ロケーション用のマイク、ワイヤレスといった製品を中心に展開。その一角には、もちろんNEUMANNも。さらには、グループの一員となったMERGINGの姿もありました。 Neumannコーナーでマイクは別の場 [……
NAB 2024 Day 4 : Salsa Sound
IBCでもレポートをお届けしたSalsa Sound。汎用PCベースで、MPEG-Hのエンコードの出来るこのアプリケーションですが、MPEG-Hのオブジェクト性と同様の考え方で、同時に5.1chと2ch、更には、ナレーシ [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company