
SONYのブースで3Dプロダクション用の面白い技術の展示があったので紹介をしたいと思う。スチールカメラで撮影した画像から、自動的に3Dデータを生成するというXYN(ジン)と呼ばれる技術。ワークフローとしては、XYNアプリでSONYのスチールカメラで120枚程度の写真を撮影。そのデータをクラウドへ送り3Dデータを生成(クオリティー別に3パターンから選択)。UNREALに読み込ませ3Dのデータとして活用。具体的には、バーチャルプロダクションの背景としての活用が考えられているようだ。

まずは、カメラと連動するアプリだが、アプリ(AR表示)上にターゲットが現れるのでその方向にカメラを向けると自動的にシャッターが切られ、撮影、メタデータの付与などが行われる。120枚程度の撮影が必要となるとのことだが、半自動化されているので、5分程度で完了するとのこと。

クラウドでの処理は流石に2時間程度かかるということだが、一から3Dのデータを生成することを考えたら充分な速度ではないだろうか。これにより、奥行きの情報を持った3Dの映像データが完成する。
バーチャルプロダクションで、その導入の障壁となる3Dの背景データが簡単に生成できるこの技術は一つのブレイクスルーになってくるのではないかと期待されるところだ。ROCK ON的にはSONYの持つもう一つの3D技術360RA,360VMEとのコラボレーションにも期待したいところである。
SONY / XYN
https://xyn.sony.net/ja/
記事内に掲載されている価格は 2026年4月20日 時点での価格となります。
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