
引き続き、ラスベガス・コンベンションセンターで開催中の「NAB Show 2026」、Solid State Logic(SSL)ブース(C6907)からお届け。今回の目玉としてNABで披露され、来場者の熱心な視線を集めているのが「TCA Tour Package」をはじめとする「TCA Package」です。※TCA:Tempest Control App
「TCA Package」は、SSLの次世代コンソール「System T」の高度な機能を、用途に応じた構成にカスタマイズできる画期的なシステム。例えば「Flypack Plus」パッケージは、本格的な放送品質である256パス(ライセンス追加で最大800パスまで拡張可能)の処理能力を極めてコンパクトに凝縮しており、リモート制作や仮設現場に最適かもしれません。
さらに、スタジオ向けに最適化された家具組み込み型システムや、ミッションクリティカルな現場に向けたバックアップ用途、メインコンソールを外部からリモート制御するための追加オペレーター用など、現場のニーズに応える多彩な構成が用意されています。

今回紹介を受けたのは、
・TCA
・Desktop Fader Tile Plus
・Desktop Master Tile Plus
そして「Net I/O ST 2110 Bridge」の組み合わせ。これらはST-2110やDanteネットワークに対し、仮に映像チームと音声チームの制作現場にネットワーク的な隔たりが問題とされていても解決が可能とのこと。DSPレスのルーティングミキサーとして振る舞うことができるというもの。
もちろんSSLの比類なきDSPエンジンも用意されており、その際は「TE1 Tempest Engine」をHC Networkに組み込めばよい。直感的な操作が可能なフェーダータイルを組み合わせることで、大型コンソールに匹敵するパワーを省スペースで実現しているのが最大の特徴。
スペースの制約にとらわれず、妥協のないSSLクオリティと柔軟な運用を可能にする「TCA Package」は、既存のソリューションとの併用も十全に考慮されており、これからの放送・ライブ制作環境に革新をもたらす強力なソリューションと言えそうです。
Solid State Logic
https://solidstatelogic.com/
記事内に掲載されている価格は 2026年4月20日 時点での価格となります。
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