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2012年春に、日本でも正式販売されることになったオランダ発のソフト音源メーカー「Rob Papen」。その最新作のBLADEが、本日7月6日に遂に日本国内で発売が開始されました!
これまで日本国内では、BLUE、PREDATOR、SubBoomBassなど、個性的で破壊力満点の濃い〜製品が一堂に発売されましたが、NAMM2012で発表されてから話題になっていたこのBLADEだけがまだ未発売となっていました。
BLADEは加算合成方式のソフトシンセです。Native Instruments Absynth4にも代表されるこの方式のシンセの特徴は、減算方式のシンセと比べて非常に豊富なサウンドバリエーションを持っていることです。しかしBLADEは従来の加算合成方式シンセよりもさらに幅広いサウンドメイクを可能にする「Harmolator」とよばれる独自機能をオシレーターに装備していて、これによりサウンドをファットにしたり、矩形波/サイン波のサブオシレーターを追加することがでます。さらに21のボイスごとのディストーションと14のフィルターを使用して、重厚な音の壁をクリエイトすることができます。
この強力なオシレーターに加え、(一部のRob Papen製品にも搭載されている)モジュレーションソースとしても使用できる強力な16ステップシーケンサーも装備しています。EGやLFOだけでなく、このシーケンサーを駆使すれば、まるで生き物のように有機的な動きをする音を作ることが可能です。
BLADEは、ビンテージなアナログシンセのシミュレートでは物足りなくなった人にぜひ使ってもらいたい個性的なソフトシンセです。
Rob Papen BLADEが発売開始!
記事内に掲載されている価格は 2012年7月6日 時点での価格となります。
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