NAMM 2015で発表されたApogee初の単体コンパクトヘッドフォンアンプ『Groove』。DUET、JAMをはじめ音楽と関わるFUNなネーミングを冠した意欲作です。
Apogeeといえば『944 Filter』開発から始まりApogee最初のA/DコンバーターであるApogee最初のA/DコンバーターであるAD500(同Award受賞)、ディザリングアルゴリズムUV22(CUBASEユーザーならお馴染み)を始め、94年のハードウェアUV1000、96年のAD-1000にて立て続けにグラミーTECH AWARDを受賞。AD/DA、クロック、ディザリングとあらゆるデジタル技術/フォーマットに適応するだけのテクノロジーを手にしています。
リスニング市場では特に中心となるDAC市場にApogee技術の粋を投入。『Groove』は注目を集めるだけでなくさらに高みへ到達した独自の最新技術を網羅。早速プレビューしていきましょう!
まずはお馴染みRoger Robindoré (ロジャー・ロビンドーア)氏による解説動画を御覧ください!
1:全ユーザー、全ヘッドフォンにベストサウンドを提供する『コンスタント・カレント・ドライブ』
Grooveの出力ステージは接続したヘッドフォンのインピーダンスに合わせて出力ボルテージを自動的に可変することで特性の変化をスムーズに補正し、忠実なレスポンスでの再生を実現します。
この『コンスタント』とは電流を一定に保つことを表しており、電圧を可変することでヘッドフォンインピーダンスに関わらず理想的かつ一定の電圧でドライブさせることを可能にしました。一般的に鳴らすことが難しいとされるヘッドフォンでもベストパフォーマンスを引き出してくれるのです。
2:市場定番Dual DACのはるか上空を行く実質OCTA DACこと『Quad Sum DAC』搭載
昨今リスニング市場で人気の『左右1基ずつ』のDAC処理によるDual DAC構造。Apogeeはこれに対し、左右各チャンネルに4台ずつ(合計なら8基)のDAコンバーターを搭載するQuad Sum DAC™技術を採用。Dual DAC同様に圧倒的な低ノイズ(THD+N)を実現するだけでなく、クラス最高峰のダイナミック・レンジを何よりも高く保ちます。
3:上位IFモデルでもおなじみ『ESS Sabre32 32-bit ハイパー・ストリーム DAC』
プロオーディオ界で、Apogeeが最初に採用したのがESS Sabre32 。タイム・ドメイン・ジッター・エリミネーター搭載32-bit ハイパーストリームDACは比類なきダイナミック・レンジ、超低歪み、インプット・ジッター・フリーのクリアーな音質を実現!
一世代前の24bit 技術と比較して、Sabre32 DACの32-bit フィルタリング処理は劇的に低ノイズ、低歪みで不自然なサウンドとは無縁のピュアなリスニングが可能です。加えて、32-bit デジタル・アッテネーションは音量に関わらず音質はピュアであることも重要ですね。
最高サンプル・レート 24 bit/192kHz 、アシンクロナス高精度クロックという盤石のスペックをコンパクトな筐体におさめたUSB2.0接続ヘッドフォンアンプGroove。リスニングはもちろん、驚異的なサイズながらスタジオ制作環境のハイエンドパーソナルモニターシステムを担うことも十分に可能です。価格を大きく超えた性能、ラップトップユーザー必携の1台、今すぐ予約下さい!
記事内に掲載されている価格は 2015年5月22日 時点での価格となります。
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