あのAbbey Road Studiosにも導入されるコンソールブランド、AudientのオーディオI/Fシリーズに最小モデルが登場!
iD4は1in 2outという最小限の構成ながら、フラッグシップ・コンソール Audient ASP8024 Heritage Edition コンソール直系のマイク・プリアンプを搭載し、フィジカルな操作でDAWをコントロールできる大型エンコーダーを装備。さらにローレイテンシーのDSPミキサーを搭載するなど、上位機種の機能をそのまま受け継ぐプロも納得のオーディオI/Fです。ちょっとした外出先での録音やベッドルームでデモの制作など、使いどころは多くあるでしょう。とても手頃な価格なので2代目のサブI/Fとしてもどうぞ。
iD4
Audient ASP8024 Heritage Editionコンソールのマイク・プリアンプ、独立チャンネルのJFET D.I、最高品位のAD/DAコンバーター、Audient独自のScroll Control、iDファミリーの『音質基準』をそのままに、バス・パワードで実現しました。
「すべてのクリエイター、シンガーソングライターが、最初の段階から【リリース・クオリティ】でどこででも録音を始められること。それがiD4をデザインするに至ったバックグラウンドでした。」(by Audient テクニカル・ディレクター Tom Waterman 氏)
iD4は、音楽やサウンドメーキングに携わるクリエイターが、必要とする全ての機能をコンパクトかつ、エレガントにまとめた、完全プロ仕様『Creator’s Box』です。
主な機能と特徴
Audientコンソール直系のClass-A マイク・プリアンプ
iD4 のアナログ入力には、フラッグシップ・コンソール Audient ASP8024 Heritage Edition コンソール直系のマイク・プリアンプを採用しました。ディスクリートクラス A 回路を採用し、低ノイズで極めて歪みの少ないサウンドを生み出します。その音質はスピード感に溢れ、オープンで正確なディティールを再現できることが特徴です。
入力端子にはマイク/ライン どちらにも対応できるように、Neutrik 製の XLR/TRS コンボ・ ジャックを採用し、ライン信号もパッドされて(信号レベルを下げて)マイク・プリアンプ回路を経由します。この設計によって、広いレンジの入力信号をオーバーロードすることなく、アナログ入力することを可能にしました。
D.I 入力
「D.I」入力端子は、JFETを使用したクラス A /ディスクリート・ デザインの楽器用入力です。クラシックな真空管アンプの入力部分をベースにデザインされたこのD.I入力は、リッチなハーモニクスを含んだサウンドを実現します。
また、D.I入力はマイク・プリアンプ入力と独立したチャンネルなので、例えば歌いながらギターを弾き、同時に録音する事も可能です。
ヘッドフォン出力
前面に設けられたヘッドフォン出力端子は、接続するヘッドフォンのインピーダンスの影響を受けにくい、ディスクリート高電流型ヘッドフォンアンプを搭載しています。ヘッドフォン出力用の独立DACを設け、非常に高い音質を確保しています。
iD4は、標準プラグとステレオミニジャックの両方が備わっており、2基のヘッドフォンを同時駆動することが可能です。
Monitor Mix
モニター再生するDAWのプレイバック MIX音とiD4入力音をブレンドする機能です。
Monitor Pan
ボーカル(Ch.1)とアコースティックギター(Ch.2)を同時録音するような場合、それぞれの信号をPanで左右に振り分けることができます。この機能は、ヘッドフォンのミックスバランスの調整に役立ちます。
iD4のこれらの新機能は、よりシンプルでスピーディーなモニタリングを簡単に用意してくれます。
iD Scroll Controlモード
iD14でも好評の機能、『Scroll Control モード』がiD4にも搭載されました。エンコーダーにスクロール・ホイール機能をアサインし、DAW のオートメーションなどの様々な機能へのアクセスが可能になります。(動作や反応速度は、各ソフトウェアメーカーのスクロール・ホイールへの対応性能により異なります。)
記事内に掲載されている価格は 2016年7月20日 時点での価格となります。
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