Rock oN渋谷店でSoyuz Microphonesを店頭展示中!他ではなかなかお目にかかれない、ロシアからから上陸したビンテージサウンドをお試しください!
Soyuz Microphones
Soyuzはアメリカ出身のシンガーソングライターとロシア出身のエンジニアによって設立。西欧のデザインとロシアの音響技術の融合を目指し、ハンドメイドでこだわり抜いたマイクは世界の著名なエンジニアから高い評価を得て、この度日本に上陸を果たします。
Soyuzを代表する真空管マイクSU-017のラージダイヤフラムの製造工程をまとめたムービーがあります。まずはこれをご覧ください。
気の遠くなるような手間暇をかけて精密に作られるダイヤフラムにため息が出ます。この精密さがダイヤフラムの歪みをなくし、極めて運動効率のよい振動板を生み出しています。
Soyuz Microphones社は2013年、アメリカ出身のDavid Arthur Brownとロシア出身のPavel Bazdyrevによって設立されました。
Davidはシンガーソングライターで、ビンテージのロシア製マイクを長年にわたり使用していました。彼はそのサウンドがとても好みだったのですが、デザインや品質管理にいくつかの欠点があると考えていました。Davidは西欧のデザイン、品質管理、マーケティングとロシアの音響技術、機械専門技術を融合しようと考えました。
そしてそれはU47、U67、C12といったクラッシックなマイクと同様の音質を持ち、またユニークなキャラクターも併せ持つ “新しい” チューブマイクロフォンの作成ができるであろうと予想しました。
それゆえにSoyuz SU-017は誕生しました。
DavidとPavelは4つのプロトタイプを作成し、それをNigel Godrich (Radiohead, Sir Paul McCartney)、Ryan Hewitt (Red Hot Chili Peppers, Johnny Cash)、Al Schmidt (everyone!) といった著名なエンジニア達に送りました。その反応は圧倒的に良いものでした。
それ以後、彼らはSU-011 (スモールダイアフラム チューブマイク)、SU-019 (SU-017のFETバージョン)といった他のモデルの開発も行いました。今やそのブランドは世界中で高品質の証として知られるようになり、今もなおプロオーディオ分野で支持を獲得し続けています。
SU-017
チューブ コンデンサーマイクロフォン ラージダイアフラム
SU-017はラージダイヤフラムのチューブコンデンサーマイクロフォンであり、ハンドメイドであること、また光沢のある外観が示唆しているように、リッチで暖かみがあり、ソリッドで美しい音を送り届けます。
またカプセルを交換することにより指向性の変更ができ、これはSU-017をボーカルからオーケストラ楽器の録音などといった、非常に幅広いレコーディングに通用する高いパフォーマンスを持つマイクにします。
カプセルはオムニとfigure8パターンに指向性を変更することが可能で、金スパッタ、ハンドメイドの1インチダイアフラムを備えていることが特徴です。
他社製品との比較
SU-019
FET コンデンサーマイクロフォン ラージダイアフラム
SU-019は、Soyuzがそのブランドから誇りを持って発表した新製品であり、FET ラージダイアフラムのコンデンサーマイクロフォンです。
SU-019は、SU-017ようなハンドメイドのK67スタイルのカプセル、ポイント・トゥ・ポイント/ワイヤラッピング、適切なトロイダルトランスを備えていることを特徴としています。
そして、ユーザーが期待するような、スムースでリッチなサウンドを送り届けます。
他社製品との比較
SU-011
チューブ コンデンサーマイクロフォン スモール (ラージ) ダイアフラム
大きな兄弟のように思えるSU-017, SU-018と同様に、誇るべきハンドメイドの技術により制作されたSU-011は、スモールダイアフラムのコンデンサーマイクロフォンであり、1986年ソ連製オリジナルの “デッドストック” であるサブミニチュア管を備えているのが特徴です。
同梱のカーディオイドカプセルは、ハイパーカーディオイドモデルに、もしくはオムニモデルに交換が可能です。
より果敢に音を追求したいのであれば、SU-011は小さいボディながら、SU-017のカプセルも装着することができます。
つまり、ラージ/スモールダイアフラム、どちらも使用することができます。
記事内に掲載されている価格は 2016年9月2日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ