Antelope Audio これまでのスタジオワークを一変する期待の3製品が2月発売！ Satori , Pure2 ,MP32

Zen同様日本語からネーミングされている SATORIは Antelope Audio初となるアナログサミングエンジン+ モニターコントローラーです。

他のモデルと同じくリコール可能なソフトウェアでアナログエンジンを動かすというコンセプト。アナログ段のボリュームはステップリレー式アッテネーターの採用で、高音質化を実現。ボリューム、ミュート、モノ、ディマー、ミッドサイドモニタリングを PCから USB接続でリモートコントロールすることができます。

ユニークな点として独立したヘッドホンアウトが4つあることから ZENStudiod同様バンドユースも考えられているようです。

MP32 はソフトウェアからのリモートコントロールが可能な 32chマイクプリアンプ。Zen Studio に搭載され絶賛されたクラス A マイクプリは THD+N -110.5dBを誇る歪みの少ないサウンドも特徴。

デザインからお気づきの方もいる通り、Antelope Audioは MP32 と 32ch 入力を可能とする Orion32 とのコンビネーションを推奨しています。両者合わせるとたった 3Uのスペースに 32chフルマイクプリを装備したパワフルなオーディオインターフェースが構築できるようになります。

PC との接続は USBとなるため、舞台上の演奏者側から FOHまで長距離を引き回すことは想定されていませんが、その代わりソフトウェアを利用した設定のリコールを特徴と しています。Orion32 ユーザーの方向けに優待販売も予定しているとのことで期待がもてます。

PURE2 は、マスタリンググレードの 2ch A/D D/A コンバーター(24/192 kHz)とマスタークロックの複合機です。同じコンセプトの Eclipse 384 のサウンドクオリティのコア・テクノロジーを継承し、チャンネル数を 2chにし機能を個人や小規模スタジオ向けに絞る事で価格を大幅にダウンサイジングさせた製品と考えていいでしょう。

A/D チップはBurr-Brownの PCM4222 を採用、D/A は優れたステレオイメージを約束する左右個別の DAC チップを使用するdual DAC 設計。Clock 部は Orion32 同等、Antelope 独自開発の第四世代 AFC とオーブン・コントロール・オシレーターを採用。マスタリングクオリティの音質を提供します。

リレー式のアッテネーターボリュームに、ヘッドホン部分は独立したDAC。専用ソフトウェアでメインボリューム（MONO、DIM、MUTE）とヘッドホンボリューム（MUTE）をリモートコントロール可能と、必要な機能が全て詰まっています。