Analogシリーズを立て続けにリリースし、DigitaktやDigitoneなど新たなデジタル系をリリースしてきたElektronから、待望の新製品が発表されました。その名も「Model:samples」!MONOMACHINEやAKAIのMPC初期モデルをを彷彿とさせる、ややグレーがかったホワイトボディが特徴的なModel:Samplesは、一体どんなモデルなのでしょうか…?今ある情報から探ってみましょう。
サンプルプリセット・インポート
「Model:samples」はサンプルベースのドラムマシン。打ち込み方法は通常のドラムマシンのようにステップ入力・リアルタイム入力どちらにも対応しており、音源はSpliceと呼ばれる300種類のプリセットサウンド用意されています。Spliceにはキックやスネア、ハイハットといった馴染み深いものから珍しいサンプルまで、幅広いサンプルがプリセットされていますがプリセット以外にも、自分のサンプルをModel:samplesにインポートが可能です!内部メモリは64MB、1GBのストレージが内蔵されているので単体マシンとしては十分かと思います。
トラック数は6つ用意されており、クロマチックモードに対応しているのでリズムだけでなくベースやウワモノなど展開のあるフレーズを作ることも出来ます。また、Model:samplesにはChance Parameterという機能が搭載されており、トラックのシーケンサーステップがトリガーされるかどうかの確率を設定できるようで、予想外のフレーズを再生させることも可能みたいですね。
パラメーターロック搭載
Elektron各モデルに搭載されているパラメーターロックも搭載されているので、ステップごとに個別のパラメーター値を設定し表情を変化させることも可能です。ちなみに、コントロールノブは全てフロントパネルに用意されており、深い階層に入ることなくパラメーターを操作することができるようです。ElektronのサンプラーであるOctatrack MKIIなどは高性能なためやや複雑な操作性を求められる箇所もありますが、PICHやCUTOFF、DECAYなどサンプル処理に必須とされるパラメーターが階層に入ることなく触れるのは好感触、作業効率が上がりそう!
持ち運び
本体は1kgに満たない軽量ボディで、今後リリースされる予定の電池駆動アクセサリーや専用ケースを使えば外に持ち出すことも可能、制作とライブの垣根を取っ払ったモデルと言えますね!
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記事内に掲載されている価格は 2019年1月24日 時点での価格となります。
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