製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
Pioneer DJがプロフェッショナルDJミキサー「DJM-A9」を発表しました!
「DJM-A9」は、前身となる「DJM-900NXS2」にあらゆる面から見直しをかけ、圧倒的にクリアで明瞭な引き締まった音質、大幅に進化した演奏性、多様なデバイスとの接続を可能にし、業界スタンダードを新しい次元に引き上げるモデルです。
さらにワイヤレスで「DJM-A9」と「CDJ-3000」のリモート管理を可能にする音響・照明エンジニア向けのiPad向けアプリ「Stagehand(近日公開)」に対応。本体にWi-Fiを搭載しているので、無線LANルーター(市販)との組み合わせにより、iPadとの無線接続が可能になります。
3月10日(金)発売で、ただいま予約受付中です!
主な特徴
●圧倒的にクリアで明瞭な引き締まった音質
新たな部品の採用とこれまでの製品設計で培われた細部に渡る音質チューニングにより、次世代をリードするクラブサウンドを実現しました。チャンネル入力部にはESS Technology社製の32bit高性能A/Dコンバーター、MASTER出力部に同社製の高性能な32bit高音質D/Aコンバーターを採用しています。これにより、さらにオーディエンスが没入できるような音楽体験を提供します。
さらに、BOOTH出力部にも同社製32bit高性能D/Aコンバーターを採用し、DJもオーディエンスと同じ高解像度で臨場感のある音をモニターしながら演奏することができます。マイク入力部およびヘッドホン出力部も、部品の再選定と最適なチューニングを行うことにより音質の向上を図りました。
●徹底的に追求した楽器としての演奏性
各チャンネルに装備された3BAND EQはミリ単位でノブの配置を見直し、従来機種以上に快適な操作性を確保しました。チャンネルセクションには高品位のレベルメーターLEDを採用し、視認性が向上しました。また、ISOLATORも昨今の音楽トレンドに合わせて周波数特性のチューニングを図り、今まで以上に大胆な演奏が可能になりました。さらに、DJM-900NXS2よりも高品位なチャンネルフェーダーを採用し、これまで以上に繊細で滑らかなミキシングと素早いカットインが行えます。クロスフェーダーには第3世代MAGVEL FADERを採用し、スムースで思い通りのスクラッチ演奏を可能にします。
●世界初のCENTER LOCKを搭載したSOUND COLOR FX
ノブを回した際にセンター位置でロックされるので、誤操作をすることなくHIとLOWのパラメータをダイナミックにコントロールできます。これにより、展開やビートに合わせて正確かつ素早いエフェクト操作が可能になります。また、CENTER LOCKをオフにすれば、ノブを回した際にセンター位置でロックされることなく従来のDJM-900NXS2と同じように操作することもできます。
●エフェクトの演奏体験が向上したBEAT FX
BEAT FXの状態を的確に把握できるよう、新たにカラーディスプレイを採用しました。横一列に配置されたX-PADを使用すれば、パラメータを指でスライドするだけで直感的で連続的なエフェクト操作が可能です。ECHO、PING PONGにおいては、X-PAD操作によりアナログテープディレイのようにピッチを変化させ、ユニークな音を生み出すことができます。新たに採用したMOBIUS、TRIPLET FILTER、TRIPLET ROLLのエフェクトが、DJパフォーマンスにさらなる彩りを与えます。
さらに、BEAT FXをかけるチャンネル選択がボタンでダイレクトに選べるようになったので、目的のチャンネルに素早くエフェクトをかけることができます。
●大幅な進化を遂げたマイクセクション
DJミキサーとしては初のファンタム電源を搭載したことにより、コンデンサーマイクを本機に直接接続することができます。ECHO、PITCH、MEGAPHONEのマイクエフェクトに加え、独立したREVERBも搭載しました。幅広い音声加工により、さまざまな用途の多彩なマイクパフォーマンスに対応します。
新たに搭載されたPUSH TO TALK機能を使えば、ボタンの長押しした時にのみマイク入力がオンになるので、DJ中でも容易にマイク音声のオン/オフ操作が行えます。
また、DJプレイの環境に合わせてマイクの音声ルーティングの切り替えが可能になったので、ストリーミング配信中はマイク音声を使用してもDJミックスの録音にはマイク音声を含めないという選択も可能です。
●多様なデバイスとの接続
トップパネルには、USB Type-BとType-C両方のUSB端子をそれぞれ二系統設けてあります。これにより、Back to BackパフォーマンスによるDJの交代などをスムースに行うことができます。さらに、すべてのチャンネルでBluetooth®入力が可能になったことにより、お手持ちのモバイルデバイスで楽曲を再生し、それをワイヤレスでオーディオ入力してチャンネルセクションの機能をフルに活用したミキシングをすることもできます。RMX-1000などの外部エフェクターが接続できるマルチI/Oセクションには、独立したチャンネルセレクターを新たに搭載しました。これにより、接続した外部エフェクターではBEAT FXとは異なるチャンネルにエフェクトをかけることができます。
●完全独立した2系統のヘッドホンセクションとBOOTH EQの搭載
本機のヘッドホンセクションには、2系統ずつヘッドホンCUEボタン、音量ノブ、MIXバランスノブを設けました。これにより、2人のDJが交互に曲をかけるBack to Backスタイルでも快適にモニタリングすることができます。また、BOOTHセクションには、高音域と低音域の2BAND BOOTH EQを搭載しています。フロアとDJブース内の音響バランスをより近づけるなどの調整により、快適なモニタリング環境を構築できます。
記事内に掲載されている価格は 2023年3月1日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ