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RMEが30入力/30出力192kHz対応の、ハイエンドUSBオーディオ・インターフェイス「Fireface 802 FS」を発表しました!
現在のRMEの名声を築き上げた銘機Fireface 800のレガシーを継承し新たな進化を遂げた「Fireface 802 FS」は、ライブ会場やスタジオ、配信などのプロフェッショナルな現場で求められる妥協のないサウンド・クオリティと安定性、そして極めて柔軟な機能群とシンプルな操作性を1U サイズの筐体に集約したハイエンド・オーディオ・インターフェイスです。
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直感的な利便性を備えたハイエンド・オーディオ・ソリューション
「Fireface 802 FS」は30入力/30出力チャンネル搭載、最大192 kHz対応、RME USB2テクノロジーによる超低レイテンシー動作、極めて信頼性の高いドライバー、SteadyClock FSによるフェムト秒(1000兆分の1秒)精度のジッター抑制、各入出力に対して個別に設定可能な基準レベル、直感的に操作できるフロント・パネルの4つのゲイン・ノブとレベル/ ステータスLED、完全なスタンドアローン動作、プロフェッショナルな入出力をiPadに追加するクラス・コンプライアント・モードを搭載。さらにWindows/Macでは同一の操作性でご利用いただけます。
アナログおよびデジタル基板が新たに開発され、DCカップリング出力を搭載し、最新のAD/DAコンバーターによるTHD+Nの向上やアップデートされたハイテクノロジー・コンポーネントによる先進の機能を備えます。
柔軟なミックスとパッチベイを実現するDSPデジタル・ミキサーTotalMix FX、RME独自のオーディオ計測・解析ユーティリティ「DIGICheck」、本体に直接接続可能なUSB コントローラーARC USB(別売)など多彩な機能を備えるFireface 802 FS は、オーディオ・インターフェイス、マイクプリ・アンプ、AD/DD/DAコンバーター(アナログ、ADAT、SPIDF、AES)、モニタリング・ミキサー、デジタル・フォーマット・コンバーター、マトリックス・ルーターなどのあらゆる用途でプロフェッショナルな性能を発揮します。
●あらゆる場面に対応するアナログ入出力
Fireface 802 FSの最新のAD/DAコンバーターによってSN比や歪み率がさらに改善されています。12チャンネルずつのアナログ入出力を搭載し、それぞれ最適な基準レベルに個別に切り替え可能です。
スタジオ・レコーディングからクラシック・コンサートに到るまで、高度な性能と透明性が求められる現場で高い評価を得るRMEのハイエンド・プリアンプを搭載。シンメトリカル設計で、低レイテンシー、飛躍的な低ノイズとS/N比、リニアな周波数特性を実現します。業務用レベルの信号はもちろん、民生用レベルやハイ・インピーダンスの楽器、ダイナミック/コンデンサー・マイク、あるいはリボン・マイクであっても、一切の色付けなしで音を増幅・伝達する最高級のソリューションです。直感的な操作が可能なゲイン・ボリューム調整ノブを装備し、瞬時にゲイン調整を行えるのが特徴です。またバランスXLR/TSコンボ・ソケットを使用し、Hi-Z入力として交互に動作します。最大4本のギターやその他の楽器をダイレクトに接続でき、他のハードウェアは不要です。シグナル、クリップ、TS動作、ファンタム電源のLEDにより、ユニットのステータスを確認できます。
出力レベル+17 dBuのヘッドフォン出力は、ハイ・インピーダンス、ロー・インピーダンスのいずれのヘッドフォンにも優れた音質を発揮します。また、高品質なアンバランス・ライン出力としても使用可能です。
リアパネルのTRSライン入出力はサーボバランス仕様で、アンバランス(モノ端子)とバランス(ステレオ端子)のレベル基準を自動調整します。
RMEのオーディオ機器は、本来意図されたサウンドを損なわないように、何も足さず何も引かず、完全な状態で音声を録音するように設計されています。そのため、可能な限りの低ノイズ設計で解像度の高い録音、再生が可能です。S/N比やTHDなどの技術仕様に書かれる数値は、パーツの仕様ではなく全て実測値です。
●高性能なデジタル入出力
2系統のADATオプティカル入出力、AES/EBU入出力、MIDI入出力、ワードクロックBNC端子を搭載。マイクプリアンプ、AD/DAコンバーター、PAなど様々なデバイスを接続し、ワークステーションを構築できるだけでなく、スタンドアローンの多目的AD/DAコンバーター、デジタル・フォーマット・コンバーター、マトリックス・ルーターとしても動作します。さらにAES入出力に加え、2系統のADAT入出力をそれぞれオプティカルSPDIF入出力として使用できます。
●1000兆分の1秒精度のクロック
デジタル・オーディオでは、オーディオ・ビットとリファレンスとなる時間軸の間に相関関係を要するため、クロック周波数は重要な要素です。しかしながら、クロック周波数は常に安定しているとは限りません。 Fireface 802 FSは、SteadyClock FS回路を搭載し、ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させることができます。よって全てのクロック・モードにおいて高品質なアナログ・コンバージョンを提供します。 RME製品のデジタル・コンバージョンは、一切のデータ損失や音質劣化なく行われ、またSteadyClock FSは音像が劣化しないことを保証します。より深い奥行きと、クリアな音像により、録音とミックス作業を正しく精密に行うことができます。
デジタル・リアルタイム・ミキサー TotalMix FX
TotalMix FXのミキサー機能はFireface 802 FS本体のDSP上で処理されており、すべての入力および再生チャンネルを、同時にすべてのハードウェア出力へ、ミキシング/ルーティングすることができます。つまり、すべてのアウトプットに対して、独立したルーティングを自由に組むことができます。また、コントロール・ルーム・セクションにより、トークバックやディム、スピーカーA/B切り替えといった、プロフェッショナルな作業に必要なモニター環境を提供します。
すべての入力チャンネルと出力チャンネルにはフルスケールのデジタル・コンソールに匹敵する充実した機能が実装されています。
3バンド・パラメトリックEQ、ロー・カット、コンプレッサー、MS処理、位相反転などの効果をチャンネルごとに設定できます。リバーブ / エコーのエフェクト機能は、ステレオのセンド / リターン・バスによりすべてのチャンネルに提供され、これらエフェクトは192kHzを含むすべてのサンプル・レートでご使用いただけます。
なお、Fireface 802 FS上に搭載されたDSPには、DSPオーバーロード自動検出機能が搭載されており、より高いサンプル・レートに変換する際には、DSPの処理能力を超えるすべてのエフェクトが自動的に解除され、DSPオーバーロードになるのを防ぎます。これによりモニター・スピーカーを破損することも防ぐことができます。
TotalMix FXのエフェクト機能はレコーディング・チェーンに柔軟性をもたらすだけでなく、CPU負荷の高いソフトウェア・エフェクトの代替としても機能します。また、スタジオ・モニター用と、ボーカル・ブースのヘッドフォン用に別々のエフェクトをかけるなど、レコーディングの現場での需要に的確に応えることができる究極のソフトウェア・ミキサーがTotalMix FXです。
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記事内に掲載されている価格は 2023年9月8日 時点での価格となります。
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