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カジュアルだけど本物志向!それがTeenage Enginieering!
こんにちは!Rock oN Umeda スミス松山です。
ポータブルプレイヤーの発明は音楽を屋内外問わず、どこにでも持ち出すことを可能にしました。そして、ネクストステージはリスニングだけではない!どこにいたっていつでも音楽を作ったり、楽しむことが出来る時代!そんなスタイルを目指すあなたにオススメします!
今回、ご紹介する製品は北欧ブランド「Teenage Engineering」が放つ最新作「Pocket Operator」!デニムブランドとして有名な「Cheap Monday」とタッグを組んで実現したデザインは非常に独創的です。看板製品である「OP-1」のコンセプトはしっかりと引き継がれており、こちらも遊び心溢れる楽器になっています。
種類は全部で3つ!
・ドラムマシン「PO-12」
・ベースシンセ「PO-14」
・メロディ/リードシンセ「PO-16」
パッと見た感じはオモチャのように見えますが…ところがどっこい出音の迫力はすごいんです!非常に芯の通ったアナログライクで少しノイジーなサウンドがします。この音を聴けば、印象はガラッと変わるはずです。
操作は非常にシンプル!
電卓のように並んだ16個のボタンがステップシーケンサー。そして、右上の2つの小さなノブを使ってパラメーター変化を加えます。このパラメーターロック機能が大変魅力的でドラムやシンセサイザーのチューニングが簡単に行えます。ただし、細かな設定を期待してはいけません。LFOやピッチなど音色ごとに異なるパラメーターがたった2つだけ!しかし、この縛りこそがこの楽器をより直感的なモノにし、スピーディーなパターン作成に繋がるのです!
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「Teenage Engineering」は常にシンプル!削ぎ落とされたデザインと機能こそが美しい!同じ北欧ブランドのIKEAと相通じるものがあると感じます。
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PO-12(リズム)にはシンセドラムっぽいクラシックなサウンドが内蔵され、PO-14とPO-16(シンセサイザー)にはFM、サブトラクティブ、ウェーブテーブル、弦のフィジカル・モデリングのエンジンが内蔵されています。
本体にはLCDスクリーンと内蔵スピーカー、3.5mmオーディオアウト/イン端子が備えられ、単四電池2つで駆動します。3.5mmオーディオアウト/イン端子を使えば、他の「Pocket Operator」はもちろん、その他の外部機器とテンポシンクやスタート/ストップのシンクが図れます。この機能があるおかげで「Pocket Operator」は単なる遊び道具に終わらず、しっかりと楽曲制作に使用することが出来ますね!
動画の中では音階演奏を行っておりませんが、もちろん16ステップ内で音階を付けたパターン作成が可能です。作成したパターンはチェーン機能を使って繋げることも出来ます。パラメーターロック機能はSoundごとに異なり、パターンを再生しながら変化を加えることが可能です。そして、そのままオートメーションのように録音することも可能。
またその他にもディレイ、ビットクラッシュ、フィルター、スタッター等16種類のエフェクトが内蔵されています。こちらもパラメーターロック機能と同様の操作感。
記事内に掲載されている価格は 2015年7月4日 時点での価格となります。
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