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Rupert Neve Designsが、限定生産だった2チャンネルマイクプリアンプ5025 Dual Shelford Mic Preをレギュラー商品として12月22日(金)より再発売しました!
プロフェッショナルオーディオ業界のレジェンドエンジニア、故ルパート・ニーヴ氏が2005年に立ち上げた新たなブランド、Rupert Neve Designs社は独自の設計哲学にこだわったスタジオ機器をつくり続けています。
中でも世界中でベストセラーになり生産が追い付かないほど人気のチャンネルストリップ、Shelford Channelは、1073、1064、2254 といったルパート・ニーヴ氏が開発したクラシックモジュールに備わっていた技術を、現代のスタジオのために再考し進化させたものです。
そのRupert Neve Designs が誇る Shelford マイクプリアンプ2基を取り出し1Uラックスペースに収めた5025 Dual Shelford Mic Pre は、電子部品の供給がコロナ過で不安定な中、一昨年に全世界300台限定生産され、日本国内ではごく少量が入荷。すぐに完売したモデルでした。
今回、世界中のエンジニアの要望を受け、また電子部品の供給が安定したことからレギュラーモデルとして復活することになりました。
世界最高峰の2チャンネル・マイクプリアンプ
Rupert Neve Designs のベストセラー Shelford Channel は、1073、1064、2254 といった、Rupert 氏のクラシック・モジュールに備わっていた技術を、現代のスタジオのために再考し、進化させたものです。
皆様のご要望に応え登場するこの5025 Dual Shelford Mic Pre は、数多のエンジニアやミュージシャンにとって手放せないツールとなっているフラッグシップ・プリアンプの2チャンネルバージョン、つまり Rupert Neve Designs が誇る Shelford マイクプリアンプ2基を電源を内蔵した1Uラックスペースに収めた、世界最高の2チャンネル・マイクプリアンプです。
●トランスフォーマーゲイン仕様のマイクプリ
リトルシェルフォード時代のニーヴ氏の設計と同様に、この5025も初段で15dBのゲインをもたらすマイク入力にカスタムのステップアップトランスを備えています。この特別なトランスは、周囲のクラスA回路との緻密な統合によって、数多のクラシックレコードで聴くことのできる、大胆で魔法のような中域を湛えるサウンドにとって欠かせない要素です。
豊かな倍音成分の大部分は、出力トランスとそれを取り巻くA級アンプの産物といえますが、このステップアップ入力トランスは、独自の「音楽的な」増強効果をもたらします。主に入力トランスのリアクティブインピーダンス特性とそれに接続されているマイクとの相互作用によるもので、低域では絶妙なノンリニアの倍音成分を、そして高域では他で味わえないような甘さを生み出します。
開発時に目指したのは単純にクラシックな設計の再現ではなく、培われた技術による紛れもないサウンド、広帯域幅の周波数特性、いかなるゲイン設定でも一貫した素晴らしいアンプ性能、そして驚くほどの低ノイズによる動作を組み合わせることでした。
これを実現するためにカスタムトランスの設計と最適化が慎重に行われ、結果として5025 Dual Shelford Mic Preは、10 Hz 未満から 60kHzを超えるに至るまでがフラットで、最大限ピュアなトーンと最高レベルの汎用性をもたらします。
●Silk (シルク)回路
5025 Dual Shelford Mic Preに備わる Silk(シルク)と Texture(テクスチャー)回路は、出力段の倍音成分量(および種類)を微調整することを可能にします。つまり透明感溢れるサウンドから、ニーヴ氏のビンテージモジュールがもたらした、約10倍ものサウンドカラーを生み出す設定まで、非常にユニークな2つのモード間を行き来できます。
例えばSilk RED を有効にすると、ソースの高域と中高域の倍音成分が強調されます。トップエンドに煌びやかさが加わるため、ボーカル、スネア、弦楽器、ピアノ、その他のアコースティック楽器などのソースに適しています。
また、Silk BLUEを有効にすると、ソースの低域と中低域の倍音成分が強調されます。ボトムエンドの補強として、ドラム、ベースギター、ヘビーなエレクトリックギター、男性ボーカル、シンセサイザーなどのソースに適しています。
●デュアル仕様の出力トランスフォーマー
Silk 回路を補完するのが、Rupert Neve Designs の特徴であるデュアル出力トポロジーを採用したカスタムの出力トランスです。5025 Dual Shelford Mic Pre は、メイン(+26 dBu)と -6 dB(+20 dBu)の2つの出力を備えており、後段のコンバーターなどをクリップさせることなく、心地よいトランスサチュレーションが得られるまでプリアンプをフルドライブすることができます。
メイン出力は出力段でのノンリニアな動作による色付けを回避し、高いレベルでより純真無垢なサウンドを捉えられるよう設計されています。一方の-6dB出力ではエンジニアが 5052 をフルドライブすることを可能にしつつも多くの業務用インターフェイスをクリッピングさせることなく、ノンリニア特有の「色付け」でダイナミックなトーンを付加できます。
記事内に掲載されている価格は 2023年12月22日 時点での価格となります。
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