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Townsend LabsのデュアルカプセルコンデンサーマイクとDSPプラグインからなる“リマイク”モデリングシステムSphere L22が、「特別価格」となるプロモーションが、好評につき12月31日(土)まで期間延長となりました!
期間限定で市場実勢価格:203,500円(税込)が、プロモ実勢価格:176,000円(税込)となります。
2017年にセンセーショナルなデビューを果たしたTownsend LabsのSphere L22は、これまであったフィルターでマイクモデルの再現をするものとまったくコンセプトが違います。
デュアルカプセルにより正面の音と共に周囲の音像も一緒にステレオトラックとして収録。その3次元的な音像をSphereテクノロジープラグインによって処理し、録音後にマイクタイプ、指向性、倍音、近接効果、ソースへの距離や向きを細密に修正できます。
このチャンスをぜひお見逃しなく。
Sphere L22 -夢のマイクコレクションでレコーディング-
主な特徴
・マイクの種類、極性パターン、そのほかのマイクの特性を収録後でも変更可能
・ボーカリストを疲れさせることなく、様々なマイクのオーディションが可能
・Off-Axis Correction による吹かれや望ましくない部屋鳴り等による着色、その他の問題を軽減
・1本のマイクでステレオレコーディングも可能
一般的なマイクモデリングのシステムはEQやフィルターを使って、マイクロフォンのキャラクターを再現するというものでした。デュアルカプセル仕様のL22マイクロフォンとDSPプラグイン(Sphere)からなる、Sphere L22システムの場合、マイクロフォン正面の音はもちろん、周囲の情報も収録することで3次元的な音像をステレオトラックに録音します。
モノラルソースの場合でも、より多くの情報を収録することによって録音後でも指向性や近接効果を変えることができます。単にマイクロフォンのキャラクターを変えるだけではなく、いわゆる3Dモデリングによる「リマイク」的な効果に主眼を置いています。これが“Sphere”(球体)というテクノロジーの語源にもなっています。
またモノラル音像を収録するほか、90度向きを変えることによってステレオ音像も収録可能で、ステレオ収録ソース用のプラグイン(Sphere 180)も用意されています。
これらSphereプラグインはネイティブ版のほか、UADプラットフォーム版も用意されています。このUAD版をApolloインターフェイスで使用すれば、ほぼレーテンシーのないリアルタイムなモニタリングが可能になります。
これらはAUやVSTといったネイティブプラグインフォーマットで動作します。さらには、Universal Audio UAD-2プラグインフォーマットでも用意されています。
特にApolloインターフェイスでSphere L22 を使った場合、リアルタイムでモニタリングができるので、その使い勝手は飛躍的に向上します。また、Universal Audioの創業者ビル・パットナムの貴重なマイクコレクションやあのOcean Way Studioのマイクコレクションを再現したプラグインもUAストアで販売中です。
*Townsend Labsは2021年よりUniversal Audioグループの一員となりました。
Rock oNがオススメする3つのポイント!
①1本のマイクでなんと30本のマイクの特性を表現!
Townsend Labs Sphere L22は3次元のサウンドフィールドを細部に至るまで精密にキャプチャーできるようカスタム設計された高解像度のデュアルチャンネル “L22” ラージダイアフラムを搭載。
空間全体をステレオで録音しているので、様々なマイクロフォンの空間的なニュアンス、近接効果、軸外の周波数特性などの再現を可能にしています。
現在収録されているマイクはなんと30種類。商標権の関係か名称がL-という形になっていますが、ボーカルマイクロフォンの憧れともいえる逸品、おそらくNEUMANN U47、AKG C12、Telefunken 251などですが、定番中の定番マイクロフォンを特性をこの1台で得ることができてしまいます!
■収録マイク
・LD-47K
・LD-12
・LD-67
・LD-49K
・Sphere Linear
・LD-251
・LD-800
・LD-67 NOS
・LD-87
・ LD-87 TK
・ LD-414 Brass
・ LD-414 Nylon
・ LD-414 US
・ LD-414 T2
・ LD-563
・ LD-017T
・ SD-451
・ SD-416
・ RB-4038
・ RB-77DX Satin
・ RB-77DX Umber
・ DN-57
・ DN-7
・ DN-409N
・ DN-409U
・ DN-421N
・ DN-421S
・ DN-421B
・ DN-12A
・ DN-12E
②録音後でもマイク、極性パターンの変更が可能
Sphere L22は収録したステレオ・オーディオデータを元にプラグインにてモデリングを行うため、Sphere L22で収録したオーディオデータさえあれば、専用のプラグインを通すことによって、楽曲や音源に合わせてマイク・極性パターンの変更が可能です。
例えば、録音をした後に温かみのある真空管マイクに変更したり、極性を変更してアンビエントを増やしたりと、リアンプならぬリマイクができてしまいます。
③UADにてリアルタイムでのマイクモデリングが可能!
Sphere L22は通常DAWにプラグインインサートを行なってマイクモデリングを行うため、残念ながら通常のプラグインと同様にレイテンシーがその分発生してしまいます。
ただ、UADのオーディオインターフェースと組み合わせることでDSPチップ内でモデリング処理が行えるため、ほぼレイテンシーなしでモニタリングしながら収録することが可能になります。
記事内に掲載されている価格は 2022年11月1日 時点での価格となります。
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