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〜 Astell&Kern 新製品発表会
2016.4.29(金) 10:00-
春のヘッドフォン祭2016 at 中野サンプラザ6Fチャペル
ハイエンドデジタルオーディオプレーヤー市場をリードするAstell&Kern。今回発表された「AK RECORDER」は、同社AK380、AK320、さらに新登場するAK300をドックすることで、ハイレゾレコーディングを可能にする製品。
同社製品は高品位音源プレーヤーとしての性格が大きかったと思いますが、今回発表された「AK RECORDER」はハイレゾで「録る」製品。ということで、Astell&Kernブランドが「AK RECORDER」をきっかけに、音楽クリエーターに対しても、ぐっとアプローチしてくる存在になるのでは? ということで大変気になり、新製品発表会に参加してきました。
Astell&Kernの国内代理店、アユートの藤川真人氏による司会で進行。まず、AK RECORDERのコンセプトが掲げられます。
「究極の音楽プレーヤーには、究極のレコーディング音源を」
楽曲制作において最終クオリティを大きく左右する「録り」の部分。多くのクリエーターやサウンドエンジアが、音の入口であるマイク、マイクプリ、オーディオインターフェースといった製品に細心の注意を払っているのはみなさんご存知の通りですが、レコーディングに関しても妥協しない究極のクオリティーを目指すというAstell&Kernの姿勢がこのコンセプトに、そして結実した「AK RECORDER」に現れています。
では、AK RECORDERの特徴を記していきますが、単なるドッキングレコーダーではない、その高いクオリティーが現れています。
さて、進行中盤に弊社MiMセミナー講師としてお馴染みの杉山勇司さんが、AK RECORDERを使った印象を映像でコメント。その中に「レコーディングのメイントラックで使えるようにするため、マイクのクオリティにこだわって欲しい」という、プロのエンジニア目線からのリクエストがありました。
そのリクエストに応えたかのように(?)、今回、DPAのマイクをセットにしたパッケージ「Stereo MIC kit for professional」も登場します。ご自分の愛用マイクを使い、気に入った音で録るのはもちろんですが、もし、AK RECORDER購入をきっかけにハイレゾレコーディングをスタートするのであれば、可能な限り色付けのないピュアなサウンドで録れるDPAマイクとの組み合わせは、とてもいいセレクションではないでしょうか?
次にギタリスト わたなべゆう氏がステージに登場。AK RECORDERをわたなべ氏の前にセッティングして3曲をレコーディング。繊細なアコースティックギターの音色、タッチに加え、会場がチャペルということで適度な残響を含んだ空間の音がDSD 5.6MHzならではの高解像度で収録されていました。
ハンディータイプの持ち運びやすさ、セッティングのしやすさといったAstell&Kernプロダクツの利点をきっかけに、ハイレゾレコーディングが音楽クリエーター側へ、さらに浸透していくきっかけになる製品かもしれません。
最後に、今回発表された新製品をまとめます。
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記事内に掲載されている価格は 2016年4月29日 時点での価格となります。
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