PTP Grandmasterとしてヨーロッパの標準器はなにか?と聞かれたらこのメーカになります。MEINBERG(メインバーグ)というこのメーカーは、従来より、マスタークロックの専業メーカーとしてプロダクトをリリースしてきた会社です。
IBC 2023では、モジュール構造のフラグシップのプロダクトはもちろんですが、一番コンパクトなMicro Syncを押していました。Grand Clock MasterとしてPTPを出力はもちろん、NTPサーバー機能ももちろん。映像、音声の同期用に3値シンク、BB、WordClockといった従来の同期信号も同時に出力することが可能です。
上位のモジュール構造の製品であれば、必要な出力をモジュールの構成次第でせっけいすることが 可能ですが、Micro Syncは必要最低限の出力をジェネレートすることに特化された製品といった感覚。ちなみに、モジュール構成の製品であれば、筐体単位でのリダンダント(2重化)をしたりとエンタープライズクラスとして必要な機能をしっかりと持ちます。国内では、SEIKOの製品を見かけるようになってきていますが、世界各地で活躍するこのような製品も改めてしっかりとご紹介したいと思います。
記事内に掲載されている価格は 2023年9月27日 時点での価格となります。
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