NABのブースでいつもと違った展示が行われていたのが、こちらのEvertz。IPを強力に推し進め、ワークフローをIPベースにすることで解決するソリューションを数多く展開する同社。放送局のサブのシステム、マネージメントシステムなどを持ちます。同社は、それらのオーディオ部分としてSTUDERを買収しています。というわけで、EvertzのブースになんとSTUDERが展示されています。メーカーの統合などは、このようにブースの展示として現れてくると実感がわきますね。
完全に映像の会社の一角にSTUDERのコーナーが。このようにメーカーレベルでも音声と映像の統合が今後図られてゆくのでしょうか?IPベースとなり、設備としての距離が更に近づいているのは間違いありません。
制作系のソフトウェアでは、AvidがPro toolsとMedia Composer、Blackmagic DesignはDavinci ResolveにFairlightの機能を統合と身近なところにも事例がありますが、ハードウェアベースのメーカーとしては新しい流れと言えるのではないでしょうか?
ラジオ向けのコンソールMicro、サブ向けのコンソールVistaが展示されていました、もともとインキの高いSTUDERの製品ですので、多くのオーディエンジニアが集まっています。
Evertz
https://evertz.com/
記事内に掲載されている価格は 2023年4月19日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ