昨日発表になったAVID PRO TOOLS | MTRX Ⅱ。NAMMの会場で実機を見ることができました! さすがにラックマウントされているためにバックパネルを見ることはできませんでしたが非常に強力なAudio I/Fとなっています。
フロンパネルのデザインは一新され、かなりシャープな印象。初代MTRXにあった 液晶パネルもなくなりシンプルな見た目になっています。Digilink I/Oが 搭載されているのはもちろんですが、標準でDanteが128ch、そして初代MTRXではオプションだったSPQ(EQ/DeleyなどのDSPプロセスを提供)が、4倍のパワーを持って標準搭載されます。
コントロールは、MTRXをお使いの方であれば、おなじみのDADmanを使用します。オペレーションなどは一切変更なく、従来のMTRXと同じ使い勝手になるとのこと。一回使い方を覚えてしまえば、共通のインターフェースでセットアップできるのは便利ですね。
4倍になったSPQプロセスは、こちらの下面から見て取ることができます。緑の「LOCKED」の右側、Sum Inpが512、SPQ eqが1024となっています。これが、初代MTRXではそれぞれ128と256でした。
そして、MTRX Ⅱのもう一つのトピックがTB3 オプションが搭載されるということ。ケーブル1本の接続で256chがハンドリング可能!!Pro Tools以外のDAWからの接続や、Dolby Atmos制作のための環境を構築するためのシステムセットアップがシンプルに!!この機種の登場でシステム設計の世代が一つ更新されることでしょう。
記事内に掲載されている価格は 2023年4月14日 時点での価格となります。
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