みなさんこんにちは!Rock oN Shibuyaのイタリー多田あらため、Vツイン多田です!
2年前までイタリア製のバイクに乗っていたのでイタリーと名乗っていましたが、私事ですが最近アメリカ製のバイクに乗り換えたのでVツイン多田と改名して皆様に現地の排気、、ではなく熱気をお届けします!
新しい名前は社内でも周知が足りていないので、事あるごとにVツインでドコドコ言わせて行こうと思います!
2024年、NAMMショーは1月26日から28日までカリフォルニアのアナハイム コンベンション センターで通常の時間枠に遂に戻ります!
新型コロナウイルスの影響で数年間の日程変更を経て行われる最高の3日間で、消化すべき山ほどの音楽ニュースと、今年楽しみにしている楽器や機材を皆様へお届けしたいと考えています。
既に新情報が続々登場しており、YAMAHA / seqtrak や teenage engineering / EP-133 K.O ii などのシンセガジェットの枠を飛び出した小型オールインワンシンセの登場など、安価で可搬性に優れた物は各社力を入れている所。世界のミュージシャンが縛られていた数年間を取り返すかの様に、ライブパフォーマンス用途やストリーミングライブにフォーカスした製品が多く見えます。MPEやMIDI2.0対応製品も注目です。
SSLはSSL360°とSystem Tのアップデートを発表を控えており、SSL360°は主にUC1への追加機能、System Tには9.1.6モニターセクションや3Dパンナーなどの空間オーディオ環境のアップデートが控えているとの情報も。SSLに限らず各メーカーの既存製品も続々と空間オーディオ対応のアップデートを図り増加中でありながら、Sound Particles / Skydust 3Dに代表される新フォーマットが開発の土台からある製品も期待が高まりますね。Rock oNでもご相談件数が倍増している空間オーディオ対応製品はソフト/ハード共に目が離せません!
また、新技術と言えば遂に市民権を得たと言えるAIを活用したツールも調査に時間を割きたいところ。問題視されている様な使い方のAIはNAMMには無いと思いますので、創作の手助けになる様な、人間が芸術の本質により多くのリソースが割ける様になる製品があればピックアップしてお伝えしたいですね。
そして!プロオーディオの花形、マイク!アウトボード!i/o!スピーカー!
製造コストはアルミニウムの原価や原油価格にまで波及し、国内販売価格は為替差損を吸収しきれず涙の値上げ!昨年私はいくつの個人的なMy New Gearを諦めた事でしょうか!?
諦めきれず個人的な希望を持ってアメリカに探しに行くは、お金を払っても買えなかった/作れなかった製品たち。
2024あけおめ声明を本国ウェブサイトで発表しながら未だ新情報が得られていないBraunerは? UPTONは?BAEは?NTP /AX Centerの新情報は?
AVALON Designが徐々に息を吹き返すなど喜ばしいニュースもありながら、きっとこの先を示してくれるブランドたちが会場で待っているはず。全員に出会えなくとも、今年はきっとそんな彼らと久しぶりに顔を合わせられる期待があります。
そして我々日本人からみたNAMMのもう一つの真骨頂が日本に代理店が無いブランドたち。
小さなブースや合同ブースにこじんまりと、しかし目を背けることができない眩しい存在たち。
昨年はHEISERMANと合同出展だったLocomotive audioや、 Sunset Soundのtuttiプリアンプでお馴染みのWolffaudioは既にNAMMブースにて新製品お披露目をアナウンスしているなど、Rock oN現地レポートスタッフですが私欲混じりにレポートいたします!
皆様の熱い反響があればそこに市場ニーズがあるということ。私たちRock oN Companyを含め、日本の代理店が取り扱いの手を挙げるかもしれませんよ?
世界で最も大きな楽器ショーにおいて、ハイテクソフトウェアから見知らぬハードウェアまで、私が見たいものから皆様が見たいものまで、Rock oNチーム全体で余す事なくお届けいたします!
記事内に掲載されている価格は 2024年1月18日 時点での価格となります。
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