NAB Central Hallの最奥にひときわ大きなブースを構えているのがSONY。私がNABに行き始めてからずっとこの場所にあるので、まさに定位置。今年もひときわ大きなブースで様々なソリューションを展開しています。
今回ご紹介したいのは、こちらのRemote Production: Hybrid Processingのコーナー。ここでは、Remote Production向けのクラウド上で動作するVideo Switcher “M2L-X”が展示されています。Video switcherはSONYとしてこれまでにもハードウェア含め多くの製品を作ってきた ノウハウが有るのですが、やはりオーディオ部分にまで手が回っていません。
そこで白羽の矢が立ったのが WAVES Cloud MX。昨年のNAB,IBC,InterBEEでも共同展示が行われていたので、ご承知の方も増えてきているかと思います。
WAVES Cloud MXは AWS=Amazon Web Serivice上で動作するあオーディオミキサー。特徴としてはWAVESのプラグインが使用できるというところ。EQ、コンプなどをWAVESの多彩なラインナップから選択することはもちろん、DanDugan Automatic Mixer や、Vocal Riderなどを活用してミキシングできる多機能なミキサーです。他のクラウド上で動作するVideo Switcherとのコラボレートもあるこの製品。今年もSONYブースで展開されていました。
Danteもしくは、NDIからAudioを受け取ることの出来るこの製品。やはりNDIというVoIPに対応しているのが、映像関連製品メーカー各社から受け入れられているポイントではないでしょうか。NDI6が登場して更にクラウド連携に磨きのかかるNDI陣営。NDI6の紹介記事(Vizrtの記事を御覧ください)をご参照いただければと思います。
メーカーサイト:SONY
https://pro.sony/ue_US/events/nab
記事内に掲載されている価格は 2024年4月18日 時点での価格となります。
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