本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
レポート
15
Apr.2023
レポート

NAMM2023 Day2 : Voyage Audio

230412_NAMM_Day1-97

昨年発表のSPATIAL MIC。Ambisonicsで収録のできるマイクなのですが、従来のAmbisonics Micは、製品としてリリースされていたほとんどがFirst Order(4ch)でしたが、このVOYAGE AUDIOは2nd Order Ambisonics(8ch)での収録を実現しています。Ambisonicsは少ないチャンネル数で全天球を収録することのできる優れた方式ではありますが、次数(Order)が低いとそのぶん情報が歯抜けになってしまい、再現性に乏しいものとなってしまいます。

230412_NAMM_Day1-99

実際にリリースされているのがこちらとなります。マイクヘッドにカプセルが8つついていることが確認できるでしょうか。この8個のマイクの出力は、PoE対応のDanteで出力されます。マイク本体内部にMic Preがあり、直接デジタル出力となっています。確かにマイク本体から8chモノアナログケーブルが出てくるというのは想像できません。PoEにも対応させたことでシンプルなセットアップが可能となっています。他にもUSB出力でPCに直結できる製品もあります。

230412_NAMM_Day1-100

この製品の優れた点はもう一つ。そのAnbisonics A-Formatで出力された信号を、ミキシングで使うためのフォマットへと変化するアプリケーションにもあります。SPATIAL MIC CONVERTERというこちらのソフトはプラグインでの動作。AAX,AU,VST似対応しているので、ほとんどのDAWで利用が可能です。

収録された音声の正面報告を決めたり、ローテーションさせたりという機能はAmbisonics A-B変換を行うソフトにとっては当たり前の機能ですが、このソフトはもう一歩踏み込み、直接Dolby Atmosの7.1.4chへコンバートしたり、ステレオM-Sに変換したり、モノラルのOmni,Cardioid,Figure8にしたり、かなりのバリーエーションを持ちます。やはりその中でも特筆すべきは、7.1.4chOutputでしょう。従来であれば複数の工程を経てやっと7.1.4chの出力にたどり着くのが、Ambisonics A-Formatから直接変換できるというのは、ユーザーにとっても便利!!としかいいようがないでしょう。

かなりの出力バリエーションを持ち、そのサウンドクオリティーも非常に高いものがあります。イマーシブ・オーディオ制作をされる方は、ぜひとも試していただきたいマイクです。

Voyage Audio

記事内に掲載されている価格は 2023年4月15日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

みんなに届く、音楽のリンクまとめサービス「nodee」を使ってみた!
みんなに届く、音楽のリンクまとめサービス「nodee」を使ってみた!
SSLがDANTE/MADI/USB対応のインターフェイス「UMD192」を発表…
4月発売予定で、ただいま予約受付中!
メーカーの垣根を超えて比較できる贅沢な現場──三友カメラ内覧会 2026 現地レ…
三友カメラ内覧会は、毎年開催されている恒例イベントで、株式会社三友と取引のあるカメラメーカーを中心に、最新のカメラ・映像機材が一堂に会する展示会です。
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製R…
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製Rock oN NAMM2026トレーナーをプレゼント!
NAMM 2026 : バウンス清水的まとめ
怒涛の3日間が終わり、自身の英語力の低さを強く感じつつ、今回のNAMMショーを振り返ってみる。出発前にキーワードとして挙げていた『イマーシブ』『AI』『アナログ復権』。こちらについてはやはり、答え合わせ的な出会いが多かった印象だ。
NAMM 2026 : Waves
WavesはRock oN AWARD 2026の2部門受賞を祝してトロフィーを贈呈!
NAMM 2026 : Fluid Audio
Fluid Audioで展示展開されていたFX50 V2の音を聞きました。PAスピーカーのようなパワフルな出音で正直欲しくなってしまいました!
NAMM 2026 : Dreamtonics
Synthesizer Vの開発元でお馴染みのDreamtonicsブースでは、AI技術を駆使したリアルタイム音声モーフィングプラグイン「Vocoflex」のデモが行われていました! わずか10秒の素材から「新しい声」を [……
NAMM 2026 : Soyuz
Soyuzブースではチャンネルストリップのプロトタイプを発見!
NAMM 2026 : H2 Audio
HeliosにインスパイアされたレコーディングコンソールOlympic 1100シリーズを展示!
NAMM 2026 : Rodec
Rodecブースでは、モジュラー構造のミキサーとモジュール群が異彩を放っていました! MX Modular MX Modularは単なるミキサーではなく、サウンドを生き物のように扱うアーティストのために設計された、まさに [……
NAMM 2026 : Cranborne Audio
マルチバンドコンプレッサー「Brick Lane MC4」を展示!
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company