音をパソコンに録音したり、パソコンの音をスピーカーやヘッドホンに出力するのに必要なオーディオインターフェース
パソコンに録音したい音は十人十色、ボーカル、ギター、ピアノ、パーカッション、シンセサイザーなど様々あるので、初心者はどのオーディオインターフェースを選んで、どのように接続すれば良いか迷ってしまう事でしょう。既に使用している場合でも、エフェクターに音を送って加工したりDJプレイに使用したりと、オーディオインターフェースの活用方法は様々あります。そこで、オーディオインターフェースを導入したい方や既に使っている方に向けて、どんな接続方法や活用方法があるのかご紹介したいと思います。初心者にピッタリのモデルもご紹介しますので、オーディオインターフェース選びのご参考にお楽しみください!
目次:
・おすすめ1:AIRモードを搭載した Focusrite Scarlett シリーズ
・おすすめ2:完璧なポータブル I/O Steinberg UR-Cシリーズ
・おすすめ3:クラス最高スペックを実現したMOTU / Mシリーズ
・おすすめ4:プロフェッショナル・コンソールブランドSSL製オーディオIF
・おすすめ5:プロエンジニアからも高い評価を得るAudient製 evo4
・おすすめ6:ギターリストのために考え抜かれた IK Multimedia AXE I/O SOLO
そもそも、なぜオーディオインターフェースが必要?
パソコンやスマホ等に内蔵されているマイクを使って歌や楽器を録音する事は出来ますが性能が低く、例えばこんな音になってしまいませんか?
・空調や機器のファン音など、周辺の不要な音を拾ってうるさい。
・音が部屋に響いて、いかにも「部屋で録音しています」的な音になる。
・歌や楽器とのマイク距離が一定になりずらく、音質とボリュームが均一にならない。
・音が細かったり、モコモコした音になってしまう。
そこで、良い音で録音するにはパソコンやスマホ内蔵のマイクではなく外部マイクが必要になります。そしてそのマイクをパソコンにどうやって接続したら良いの?という疑問にぶつかります。そこで必要になるのが「オーディオインターフェース」です。
インターフェースとは 「情報を変換する装置」 という意味で、例えば写真をスキャナーでパソコンに取り込むのも情報の変換にあたり、スキャナーが 「インターフェース」 に相当します。
つまり、オーディオインターフェースは、「マイクから届いたオーディオ情報をパソコン情報に変換する装置」という意味になります。実際には、マイクをオーディオインターフェースに接続して、オーディオインターフェースからUSBケーブルなどでパソコンに接続すればOKです!
オーディオインターフェースに接続できる機材
オーディオインターフェースに入力
オーディオインターフェースから出力
オーディオインターフェースの入出力端子
一般的にマイクケーブルやキャノンケーブルと呼ばれるXLRケーブルを接続
ヘッドホンを挿す時に使うタイプと同じで、TRS(バランス)タイプとTSタイプ(アンバランス)の2種類あります。
XLR端子とライン端子が合体したとても合理的な端子!最近はこのタイプを採用するメーカーがほとんどです。
オーディオ機器でよく採用される、真ん中からピンが出たRCAケーブル (赤白の事が多い) を接続します
オーディオインターフェース上位機種になるとデジタル端子も搭載。
RCA 端子と同じ形状ですが、こちらはデジタルで2チャンネルの信号を伝送可能。
8チャンネルの44.1Khz又は48Khzデジタル音声を伝送可能。サンプリングレートが 88.2/96 kHzの場合は4チャンネル伝送可能。
MIDI鍵盤から演奏データを受信したり、MIDI機材に信号を送って音を鳴らしたりする規格。
オーディオインターフェースで使用するケーブルの種類
接続できる機材とオーディオインターフェースに備えられた端子、それらを繋げは使用できるようになりますが、
「オーディオインターフェースを買ったけれど、ケーブルは何を買えばいいの?」
「コンデンサーマイクはどうやって接続すればいいのだろう・・・」
「モニタースピーカーの端子にはどんなケーブルを接続すればいい?」
といった疑問も出てくる事でしょう。機材を接続するケーブルを正しく理解することで、オーディオインターフェースが持つ性能をフルに発揮する事ができます。ケーブルの名前と用途をしっかり確認しましょう。
バランス伝送と呼ばれるノイズに強い信号伝送方式を用いており、マイクやオーディオインターフェース、ミキサーなど、レコーディング機材のほとんどに採用されています。このケーブルは両端がオスとメスと呼ばれる形状になっていて、マイクや機材などから信号を受けるのが写真右側のメス、その信号を機材に入力する端子が写真左側のオスになります。
バランス伝送対応ケーブル。オーディオインターフェースの出力がTRSフォーンジャックで、ミキサーやスピーカーの入力もTRSフォーンジャックの場合に使用します。また、TRSフォーンジャックを備えたミキサーやエフェクターであれば、このケーブルでオーディオインターフェースにライン入力する事ができます。TRS非対応のフォーンジャック(TSジャック)にこのケーブルを使用した場合でも基本的に音は出ますが、機材によっては稀に音が出なくなる事がありますので念のためTRS対応か確認しましょう。仕様が確認出来ない場合は、右で紹介しているTSフォーン ケーブルの使用をオススメします。
一般的にシールドやギターケーブルと呼ばれているアンバランス伝送方式のケーブルです。アンバランス伝送方式はスタジオやライブ現場など十メートルを超える接続ではノイズを拾って不利ですが、ホームスタジオなど近距離での使用で特にライン入力の場合には問題ないクオリティです。ギターやベースなどから直接オーディオインターフェースのラインINに繋いだ時には、オーディオインターフェースのライン入力設定を「INST」や「Hi-Z」にしましょう。
そして機材がガラっと変わりますがシンセなどの接続にも使います。ほとんどの電子楽器がアンバランス出力なので、この TSフォーンケーブルを使用します。
オーディオ機器でよく採用される、真ん中からピンが出たアンバランス伝送ケーブル。プラグは通常、赤と白の事が多いですが最近の高音質RCAケーブルでは様々なカラーがリリースされています。RCAケーブルは接続が抜けにくい事と、金属端子の接触面積が広いので音質面で有利な上、接触不良のガリもおきにくいというメリットがあります。
デジタル伝送でエラーが出ないクオリティに設定された75Ωデジタル同軸ケーブル。見た目も構造もRCAケーブルと同じなので、実はアナログ用のRCAケーブルで代用出来てしまったりしますが、品質によっては音が途切れたりする事があるのでS/PDIF用に作られたこのケーブルをオススメします。
光ファイバーケーブルで、8チャンネルの44.1Khz/48Khzデジタル音声を伝送可能。サンプリングレートが 88.2/96 kHzの場合は半分の4チャンネル伝送可能。オーディオインターフェースに採用されているのはほぼ100%接続部分が四角いので、写真の四角型を使用します。ケーブルには丸型も存在するので注意しましょう。
MIDIキーボードやMIDI搭載シンセサイザーなど、MIDI端子を持った機材を接続します。5つのピンが出ているケーブルでDINケーブルとも呼ばれます。最大の長さは15メートルまで。
オーディオインターフェース接続例:入力編
オーディオインターフェースに接続する機材、接続ケーブルの種類、オーディオインターフェースに搭載された端子を確認して、あとは用途に応じてケーブルを選んで接続するるだけです!まずはオーディオインターフェースに音を入力する例を見てみましょう。
ダイナミック・マイクを入力
コンデンサー・マイクを入力
エレキギター、エレアコギター、エレキベースを入力
キーボード・シンセサイザーを入力
シンセサイザーなどの出力がステレオの場合はケーブルが2本必要です
デジタル・ミキサーから8チャンネル分の信号を光デジタル入力
オプティカルケーブル1本で8チャンネル分の信号を伝送する事ができます
オーディオインターフェース接続例:出力編
パソコンで再生した音をオーディオインターフェースから出力する場合の接続例です。
アンプ内蔵スピーカーに出力
ステレオで接続する場合はケーブルが2本必要です
エフェクターに出力
ステレオで接続する場合はケーブルが2本必要です。
DJミキサーに出力
2ステレオで接続する場合はケーブルが4本必要です。
デジタルレコーダーに出力
自分に合ったオーディオインターフェースの選び方
オーディオインターフェースは各社から様々なモデルが発売されています。価格の高い製品ほど音が良く、可能な限り高音質で録音したいという事でしたら100万円を超えた製品も存在します。
「音が良い」という表現を具体的に表現しますと、
・よく見えるメガネをかけた時の様なピントと立体感
・スピーカーにかかっていた布が取れたように音が明るい
・狭い空間から広い空間に移動したような開放感
・「サー」や「シー」といったノイズが鳴らない。これはボリュームを大きくした時に分かります。
結局のところ「予算と性能のバランスをどう取るか」 これに尽きるのですが、店頭でよく売れている製品やスタッフのイチオシ製品をご紹介します。
おすすめ1:AIRモードを搭載した Focusrite Scarlett シリーズ
コストパフォーマンスというニーズを的確に捉え、かつ高品質な製品を送り出しているメーカー Focusrite の Scarlett シリーズ がおすすめです!
ISAプリアンプの音質をモデリングする「AIRモード」を搭載した Focusrite Scarlett シリーズ
Focusrite Scarlett シリーズは2011年の販売開始から数多くのアーティストやプロデューサーから絶大な支持を集めてGeneration2へと進化し、2019年、遂に3rd Generationへと進化しました。AD/DA ドライバーの更なる高音質化と、上位モデルであるClarettシリーズから継承したアナログモデリング機能『AIR』モード搭載といった、プリアンプ部の高音質化を実現しました。まだある Scarlett の特徴をチェックしてみましょう!
更に追及された高音質マイクプリアンプ
FOCUSRITEサウンドの代名詞であるISAプリアンプの音質をモデリングする「AIRモード」を搭載し、オープンでクリスタルクリア なサウンドで録音が可能!
ISAプリアンプはその透き通った結晶を思わせるクリアさの中に、アナログらしい芯を兼ね備えた特徴的なトランスフォーマーサウンドで、昔から現在まで多くのユーザーに愛され続けています。
AD/DA コンバーター回路の刷新
オーディオインターフェースでプリアンプと並んで音質を左右するアナログ←→デジタル・コンバーターの主要チップを刷新し、更なる高音質化を実現しました。
この最新のScarlettを通して音楽を再生するだけで、その素晴らしい音質を体感していただけるでしょう。
超低レイテンシー設計
理想的な回路/ ドライバー設計を行う事で、極限まで遅延を減らす事を実現しました。レイテンシーを極限まで抑えることで、プラグインエフェクトをリアルタイムに使用しながらのレコーディングが容易となります。
付加価値の高い豊富な付属ソフトウェア ( 記事最後に個別にご紹介します!)
Pro Tools | First Focusrite Creative Pack、タイプの異なる2つのDAWとAbleton Live Liteが付属。Focusrite Red 2 & Red 3 Plug-In Suite、Softube Time & Tone Bundle、XLN Audio Addictive Keys(1種類)といった定番プラグイン、また定期的にバリュープライスやフリーでプラグインがもらえるFocusrite Plug-in Collectiveのオファーも付いてきます。 更に3rd Generationには、100万種類以上のサンプル音源から選んでダウンロードできる、Splice Soundsの3カ月間無償トライアルも追加になりました!
使い始めるまでをより簡単に
Scarlettを使うにはお使いのOSに合わせたドライバとDAW作曲ソフトが必要です。3rd Generationでは初めて繋いだ後に表示される「Quick Start Guide」に従っていただくだけで簡単にユーザー登録を行えるようになっています。
用途別 Focusrite Scarlett シリーズ お勧めモデル!!
シーン1:ボーカルやナレーションを録音したい!
Scarlett Solo がオススメ!!
ボーカルやナレーションを録音するための、最初の1台として安心して導入できる最高のコストパフォーマンス!ライン録りであればギターの弾き語りも録音できます。
クリアなヴォーカルを実現する、高音質と必要機能を備えたクラス最小軽量モデル。コンデンサーマイクも使えて、AIR機能を使って非常にハイクオリティなサウンドを収録できます。
仕様:マイク入力x1、ライン入力x1、ラインアウトx2
コンデンサーマイク、マイクケーブル、ヘッドホンも付属する超お得なバンドル!
Scarlett Solo Studio
パソコンさえあればすぐにレコーディングが始められる、初心者に嬉しい Scarlett Solo バンドルパッケージ。
バンドル内容
シーン2:ボーカルとギターの弾き語りを録音したい!
Scarlett 2i2 がオススメ!!
幅広いクリエイターの支持を集める標準モデル!コンボ入力を2つ搭載し、アコギやパーカッションなど、マイクを必要とする楽器の弾き語りにも対応。ライン録音も出来るので、エレキギターやエレアコなどの弾き語りもOK!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x2、ラインアウトx2
ギターのライン録りもOK!
コンデンサーマイク、マイクケーブル、ヘッドホンも付属する超お得なバンドル!
Scarlett 2i2 Studio
パソコンさえあればすぐにレコーディングが始められる、初心者に嬉しい Scarlett 2i2 バンドルパッケージ。
バンドル内容
シーン3:DJミキサーに繋いでDJプレイがしたい!
ホームスタジオを一段上にアップグレード!ステレオアウトプットを2系統搭載し、DJミキサーに接続すればDJプレイが楽しめます。ノートパソコンとセットでクラブに持って行くのにもちょうど良いサイズ!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x2、ライン入力x2、ラインアウトx4、MIDI I/O x1
DJミキサーへの接続例
LRのステレオ回線が2つ必要になるため合計4アウトをDJミキサーに接続すれば、プレイチャンネルを切り替えたりクロスフェードするDJプレイが可能になります!
シーン4:エフェクター、アウトボードを使いたい!
ステレオアウトプットを2系統搭載しているので1ステレオをスピーカーに接続。もう一つのステレオはエフェクターに接続して、DAWから音声を送って再びオーディオインターフェースに入力して録音するというプロ御用達の技が可能になります!エフェクターの持つキャラクターや、アウトボードと呼ばれる高価なプリアンプやイコライザー、コンプレッサーなどアナログの質感を加えてミックスのグレードをアップします。ラインインが本体背面にあるのもポイントで、ケーブルが全て後ろでまとめられてデスクトップがスッキリ!
シーン5:ハードウェアシンセを録音したい!
Scarlett 8i6 がオススメ!!
USB-MIDIの付いていない昔のシンセやS/PDIFを装備しているデジタルシンセ、最近流行りのアナログシンセをDAWに取り込むのに最適なスペック!MIDI端子も搭載しているので、ハードシンセをDAWからコントロールしてサウンドを取り込みたい、といった用途に対応できる充実の8インプットモデル!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x2、ライン入力x4、ラインアウトx4、S/PDIF I/Ox1、MIDI I/O x1 ヘッドホンアウトx2
接続例
シーン6:アコースティックピアノを録音したい!
ポータブルなサイズにAir対応マイクプリを4基搭載、ピアノ弦をねらったステレオマイキングと、ピアノ全体の鳴りをねらったステレオマイキング、合計4つのマイク入力に対応可能!スタジオでもコンサートホールでも、ピアノの演奏をしっかり録音できます。
仕様:マイク/ラインコンボ入力x4、ライン入力x4、ラインアウトx4、S/PDIF I/Ox1、ADAT Input、MIDI I/O x1、ヘッドホンアウトx2
シーン7:ドラムを録音したい!
最高のコストパフォーマンスを実現した Scarlett 最上位機種!!ドラム録音も可能な8マイク入力でバンドのレコーディングにも大活躍!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x8、ラインアウトx10、S/PDIF I/Ox1、ADAT I/O x1、MIDI I/O x1、ヘッドホンアウトx2、Word Clock I/O、
ラインIN-OUT TRSバランス対応
マイキング例
マイク1:キック、マイク2:スネアトップ、マイク3:スネアボトム、マイク4:ハイタム、マイク5:ロータム、マイク6:フロアータム、マイク7:オーバーヘッド左、マイク8:オーバーヘッド右。
ハイハットにマイクが欲しい場合は、スネアトップのマイクをスネアの横からねらうセッティングにしてスネアボトムと兼用し、空いたマイクをハイハット上部にセッティングします。接続例ではダイナミックマイクのみ使用していますが、オーバーヘッドはコンデンサーマイクにすると超高音まで広がりのあるサウンドが得られます。
シーン8:ライブでシンセの同期演奏がしたい!
最高のコストパフォーマンスを実現した Scarlett 最上位機種!!余裕のアナログ10出力でライブにも大活躍。DAWから出力される音と一緒に演奏すれば、シンセ不在のバンドでも派手な音色や効果音、ボーカルにハモりを加えたりと自由度の高いパフォーマンスが可能に!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x8、ラインアウトx10、S/PDIF I/Ox1、ADAT I/O x1、MIDI I/O x1、ヘッドホンアウトx2、Word Clock I/O、
ラインIN-OUT TRSバランス対応
出力セットアップ例
ラインアウト7〜10は 各プレイヤーへのクリック(メトロノーム)送りに使用。ドラムだけクリックを聞いて他のメンバーがそれに合わせるというケースもありますが、このセットアップでは全員がクリックを聞いて、曲頭で全員が一斉に演奏するという事が可能です。
オーディオインターフェースのラインアウトからヘッドホンアンプまでフォンケーブルで接続し、そこからイヤモニかヘッドホンに出力します。ボーカルはステージを動き回るのでワイヤレス送信機から無線で飛ばし、身につけているレシーバーとイヤモニを接続するのが一般的です。
シーン9:バンドの一発録りをしたい!
マイクプリを4基搭載した Scarlett 18i8 に、マイクプリを8基搭載した Scarlett OctoPre Dynamic を拡張すれば合計12個のマイクまで対応可能!バンドの一発録りも可能です。
仕様:マイク/ラインコンボ入力x4、ライン入力x4、ラインアウトx4、S/PDIF I/Ox1、ADAT Input、MIDI I/O x1、ヘッドホンアウトx2
Scarlett OctoPre Dynamic
8基の第二世代Scarlettマイクプリアンプに加え、全ての入力チャンネルに音楽的で、ダイナミクスの微妙なコントロールのためのsoft-kneeスタイルのアナログコンプレッサーを搭載。まさにドラムレコーディングに理想的なモデル!
仕様:マイク/ラインコンボ入力x8、ラインアウトx8、ADAT I/O x1、全入力チャンネルにアナログコンプレッサーを搭載!
接続例
Scarlett OctoPre Dynamic と Scarlett 18i8 をADAT オプティカルケーブルで接続すれば、ドラムの8チャンネル分の音声が Scarlett 18i8 に送られ、DAWに録音する事が可能になります。ホームスタジオでは Scarlett 18i8 のみを使用して、ライブやバンドのレコーディング時には Scarlett OctoPre Dynamic を拡張するという使い方も可能です!
Pro Tools | First Focusrite Creative Pack、タイプの異なる2つのDAWとAbleton Live Liteが付属。Focusrite Red 2 & Red 3 Plug-In Suite、Softube Time & Tone Bundle、XLN Audio Addictive Keys(1種類)といった定番プラグイン、また定期的にバリュープライスやフリーでプラグインがもらえるFocusrite Plug-in Collectiveのオファーも付いてきます。 更に3rd Generationには、100万種類以上のサンプル音源から選んでダウンロードできる、Splice Soundsの3カ月間無償トライアルも追加になりました!
Scarlettインターフェースに付属する、Pro Tools | Firstは「Focusrite Creative Pack」という特別仕様です。 アンプシミュレーターのEleven Lightをはじめ、歪みや空間系等の20種類程の各種エフェクタープラグインが付属し、特にギター等をレコーディングしたいお客様には最適なパック内容です。
Ableton Live Lite
Ableton Live 10の簡易版として、ワークフロー、インストゥルメント、エフェクトといった機能の基幹部分を搭載。ソングの録音、お持ちのコントローラを使った制作、アプリで作成した音楽の編集など、多くの操作に必要な機能がすべて備わっています。
RED PLUG-IN SUITE
Focusriteのプロフェッショナル向けハードウェア機材のモデリングVSTプラグイン、Red 2 Equaliser and Red 3 Compressorは、シンセにもドラムサンプルにもアナログライクな深みとクリアなニュアンスを与えます。
SOFTUBE TIME AND TONE BUNDLE
大人気プラグインメーカーSoftubeの4種類がパックになった、タイムアンドトーンバンドルです。 リバーブ、ディレイ、ディストーション、マスタリング用プラグインのセットです。
XLN ADDICTIVE KEYS
その自然な鳴りとキャラクターを活かしたサウンドで定評のある、XLN AudioのAddictive Keysが付属。4種類のうちからお好きな1種類をお選び頂き、すぐにプロクオリティのキーボードサウンドを制作に取り入れて頂くことが可能です。
PLUG-IN COLLECTIVE
Focusriteと著名プラグインメーカー / サンプル音源メーカーが協力し、無料やバリュープライスでのご提供を定期的にオファーする特別なプログラムにご招待いたします。
Splice Sound
Scarlett 3rd Genには、100万種類以上のサンプル音源から選んでダウンロードできることで話題のサブスクリプションサービス、Splice Soundsの3カ月間無償トライアルが付属します。
Focusrite Scarlett シリーズがオススメの理由
Focusrite Scarlett シリーズがオススメの理由は
1.アナログモデリング機能『AIR』モード搭載の高音質マイクプリで、オープンでクリスタルクリアなサウンドで録音が可能!
2.クオリティの高いソフトウェアが多数付属!
3.同レベルの製品群に比べリーズナブル!
おすすめ2:完璧なポータブル I/O Steinberg UR-Cシリーズ
32bit整数による次世代サウンドの追求、ハイスペックなUSB3.0(Type-C)の対応、ストレスフリーな制作環境を実現するDSPミキサー/エフェクトの搭載といった先進的なオーディオインターフェースです。
Steinberg UR-Cシリーズがオススメの理由
スタッフイチオシ!!
世界的大ヒットモデルの最新モデル
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.108』第108回目は、Steinberg UR22C をいじっちゃいました! これからオーディオインターフェースを欲しい方や、DSPを活用したギターレコーディング、ボーカルレコーディングが行いたい方は要チェックです。
おすすめ3:クラス最高スペックを実現したMOTU / Mシリーズ
DAWという名前が定着するずっと以前からシーケンサーとオーディオインターフェースをリリースし、業界標準であり続けてきたMOTU。その長い経験と技術力がホームスタジオユーザーに向けて注がれた新製品です。ハイエンドモデルやピュアオーディオ機器に採用されるESS Sabre32 Ultra™DACテクノロジーの搭載によりクラス最高品質を実現。2-in 2-out のM2、4-in 4-outのM4 と、ホームスタジオでの歌録り、ギター録り、楽曲制作のミニマルセットとしての立ち位置ですが、すでに他社からも発売されているこのレンジの製品に対して、音質で勝負しようというMOTUの意気込みが感じられます。
MOTU Mシリーズがオススメの理由
スタッフイチオシ!!
MOTUが本気を出したコンパクトモデル
徹底比較! Cutting Edge 2020:MOTU M4 / Steinberg UR22C
おすすめ4:プロフェッショナル・コンソールブランドSSL製オーディオIF
SSL 2 と SSL 2+ は、あなたのスタジオを SSL スタジオとするコアアイテムです。クラス最高のマイクプリアンプとレガシー 4K アナログサーキットにスタジオクオリティーのモニタリング機能を備え、さらに強力な SSL プロダクションパック・ソフトウェアをバンドルしています。これまで 40 年に渡り時代を切り開くミキシングコンソールとプロセッシングツールを生み出し、世界中の最高のレコーディングスタジオと共に培われてきたノウハウを、あなたのパーソナルスタジオに導入できます。
SSL 2 / SSL 2+ がオススメの理由
スタッフイチオシ!!
憧れのSSLを手に入れる
緊急取材! SSL James Motley氏来店。話題沸騰の新製品SSL 2、SSL 2+の疑問に答えます
おすすめ5:プロエンジニアからも高い評価を得るAudient製 evo4
英国のコンソール・プランド「オーディエント」は、ビートルズでお馴染みの「アビーロード・スタジオ」、ピート・タウンゼントの「イールパイ・スタジオ」、フロリダ州の「フルセイル大学」など数多くの有名なスタジオに導入されています。その優れたアナログ・オーディオとデジタル・コンバートの性能は、世界中で認められています。evo4はコンパクトながらも20有余年に渡るAudientのオーディオデザインのノウハウによって、高音質なパフォーマンスを実現しています。
evo4がオススメの理由
スタッフイチオシ!!
スマートでスタイリッシュ
徹底比較! Cutting Edge 2020:MOTU M4 / Steinberg UR22C
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モニタースピーカー間違いなしの推薦モデル!初心者にオススメの安くて高音質な選び方【2021年版】
Rock oN リファレンスルームで70種類以上のモニタースピーカーを試聴してきたSCFED IBEが、初心者の方に自信を持ってお勧めします。初心者DTM環境に近い「部屋のコーナー壁ギリギリ」にスピーカーをセッティングして、スピーカーキャリブレーションソフト Sonarworks Reference 4 で計測。その測定データを元に各スピーカーの得意ジャンルに迫ります。
Let’s ホームレコーディングVol2 エントリークラスマイク編
DTMやDAWを使うシンガーソングライターの方、デモ仮歌を自分で録音したい方、ナレーションを録音したい方など、ボーカリストやナレーターさんがマイクを選ぶ時、何を基準に選べば良いのでしょうか? マイクの種類や相性の良いジャンル、音の違いなどを踏まえて、Rock oNスタッフが選んだお勧めマイクをご紹介します。
記事はこちら
おすすめ6:ギターリストのために考え抜かれた IK Multimedia AXE I/O SOLO
AXE I/O Soloは、コンパクトながら、サウンドのクオリティはAXE I/Oと同様のスペックを誇ります。117 dBのダイナミック・レンジ、3Hz – 32kHzの周波数特性、2.2kオームから1Mオームまで連続的に調整できる入力インピーダンス等、他の同価格帯のオーディオ・インターフェースに見られる仕様ではありません。
・2 IN/3 OUTのUSBオーディオ・インターフェース
・ACTIVE/PASSIVEピックアップ切り替えスイッチ
・JFET/PUREモード切り替えスイッチ
・入力インピーダンスを連続的に調整可能なZ-TONE
・グランド・リフト可能なAMP OUT端子
・高解像度のクラスAマイク・プリアンプ
・24-bit/192kHz対応
・広レンジを再現する周波数特定
・クラス最高レベルのAD/DAと優れたアナログ回路設計
・繊細なボーカルから大音量ギターにも対応する超低ノイズフロア
AXE I/O Soloは、マスター出力とヘッドフォン出力の音量を個別に調整可能です。また、MONITORノブにてゼロ・レイテンシーのダイレクト・モニターとDAW経由の音をミックスすることもできます。
最大24bit / 192 kHzの高解像度、安定した超低ジッタの内部クロックにより、極めて透明なサウンドをキャプチャーします。クリーンなギター音だけでなく、ボーカル、アコースティック楽器からアンプを通した音まで、最高の品質で録音できるのです。
ギターのために考え抜かれた究極のチャンネル!
AXE I/O Soloのには、3種のサーキット・トポロジーが搭載されています。これにより、あらゆる種類のギター、ピックアップ、演奏スタイルに合う最適なサウンドが得られます。
●ピックアップの選択
PASSIVE:パッシブ・ピックアップからの入力を最高のトーンで増幅する回路です。低出力のビンテージ・ピックアップから、最新のハムバッカーまで対応します。
ACTIVE:アクティブ・ピックアップを使用する場合に、不要なゲイン・ステージをバイパスすることで、ダイレクトでクリーンなサウンドが得られます。
●モードの選択
PURE: 色付けのない、完全に透明で正確なサウンドです。
JFET: わずかな倍音を付加するクラスAのディスクリートJFETモードです。
ミッドレンジに暖かみが加わります。
●入力インピーダンスも調整可能!
AXE I/O Soloは、入力インピーダンスを連続的に調整できることで話題となったAXE I/Oと同じZ-TONE®回路を搭載しており、入力インピーダンスを2.2kオーム(BOLD)から1Mオーム(SHARP)の間で調整可能です。
インピーダンス値を大きくすると(SHARP側に回すと)よりシャープで切れ味の良いサウンドに、小さくすると(BOLD側に回すと)より柔らかく太いサウンドになります。
ギター・サウンドをさらに魅力的にするキャラクターのコントロールが、つまみをひねるだけで簡単に行えます。わずか数分試すだけで、ミックスにピッタリと合うサウンドを得ることができ、録音後にEQで試行錯誤する時間を大幅に節約することができるでしょう。
●ピュアで透明なマイク・プリアンプ
マイクを使用したレコーディングにおいても、AXE I/O Soloの透明なクラスAマイク・プリアンプが真価を発揮します。超低ノイズフロアを実現した設計により、ささやくような繊細なボーカルから大音量のギター・アンプまで、5Hz – 32kHz ± 0.5 dB (at 96 kHz) とワイドかつフラットな周波数特性にて収録可能です。
24-bit、192kHz対応の高品位なAD/DAコンバータ、超低ジッター・クロックの高品位なアシンクロナスUSBオーディオ・インターフェースとしても、価格を超えた品質を実感していただけるでしょう。
●リアンプも驚くほど簡単に
アンプとストンプのサウンドを決めてギターをレコーディングした後、ミックス段階でアンプ、ストンプのサウンドを再調整したくなることはよくあることです。そこで、クリーンなギター音もレコーディングしておき、そのトラックをミックス時にアンプ、ストンプで再度処理するリアンプ処理を行う人が増えていますが、その場合、リバースDIボックス、ハム・ノイズを防ぐためのグラウンド・ループ・インタラプタなどが必要でした。
AXE I/O Soloを使用したリアンプは簡単です。フロント・パネルのINPUT 1からZ-TONE®サーキットを通して入力されたクリーン・トーンのギターをそのままレコーディングしてください。そして、AMP OUTからアンプに接続し、アンプ前に設置したマイクロフォンをバックパネルのINPUT 2(XLR/標準コンボ入力)に接続すればリアンプされた音色をレコーディング可能です。AMP OUTをストンプ・ボックスに接続し、そのアウトプットをフロント・パネルのINPUTの入力すれば、ミックス時にハードウェア・エフェクターで実験を重ねることもできます。AXE I/O Control PanelソフトウェアではAMP OUTのグランド・リフトも選択できるので、アンプ接続時のグランド・ループもクリックひとつで回避することができます。
先進的デジタル・コントロール&ルーティング
AXE I/O SOLOには、入出力やルーティングのアサイン、接続したコントローラーの設定を行うための、強力で便利なControl Panelアプリケーションが用意されています。
INTERFACEタブでは、アクティブなインプット、ファンタムのON / OFF、AMP OUTのグランド・リフト、アウトプット・ボリューム、ダイレクト・モニタリングのルーティング、サンプル・レート設定などを確認・設定できます。
CONTROLLERタブでは、2つのコントローラー入力に接続されたペダル操作時のふるまい(相対/絶対値、ラッチ/アンラッチ等)、MIDIチャンネル、MIDI CC番号、CC最小値/最大値などを設定して、制御したいアプリケーションに最適な設定を行えます。
AXE I/O SOLO Control Panelを使用することで、簡単にAXE I/Oをコントロールでき、より作業に集中できる迅速で自由なワークフローを実現できます。
多彩なソフトウェアも付属!(ダウンロードで提供)
AmpliTube 4 Deluxe
(単品税別実勢価格:34,000円)
総計140以上のギアモデルを搭載したパワフルなMac/Windows対応ギター/ベースエフェクト&アンプモデリングソフトウェア。
・33種のストンプボックス
・25種のアンプ
・29種のキャビネット
・29種のビンテージ & モダンなスピーカーモデル
・12種のマイク
・15種類のラックエフェクト:デジタル・ディレイ、パラメトリックEQ、ロータ
リー・スピーカーなど
・2つのチューナー
T-RackS 5から厳選した10種類の人気のDSPプロセッサー
・Vintage Compressor / Limiter Model 670 (Vari-Mu Compressor/Limiter)
・EQP-1A Vintage Tube Program Equalizer(classic analog tube-based EQ)
・White 2A Leveling Amplifier(Tube opto-compressor/limiter)
・Black 76 Limiting Amplifier(FET compressor/limiter)
・White Channel (modern channel strip)
・Mic Room (Microphone modeling module)
・Tape Echo (Vintage tape delay)
・De-Esser (Multi-band De-Esser)
・CSR Room (Acoustic Room Reverb)
・ONE (all-in-one mastering processor)
それぞれ8,000円から15,000円相当(AAX/AU/RTAS/VST対応DAWもしくはスタンドアロンアプリケーションT-RackS CSで使用可)。
さらに、Ableton Live 10 Liteがバンドルされていますので、作曲やオーディオの録音に必要な、楽曲制作ソフトウェアまでもが一度に揃います。
記事内に掲載されている価格は 2020年9月18日 時点での価格となります。
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