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自宅レコーディングや音楽制作の機材選びにお悩みの方へ向けて、Rock oNスタッフがホームレコーディングに必要な機材をご紹介する
Let’sホームレコーディング!
Vol.5は ホームレコーディング実践
ナレーション録音編
マイク
スタジオでボーカルやアフレコなどに使われている定番モデルから、どんな声質にも対応できてしまうオールマイティなモデリングマイク、安価でも十分使えるマイクを3つのカテゴリーでご紹介します。
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Vol.2:エントリークラス マイク編
オーディオインターフェース
マイクの微弱な信号を増幅する重要な回路「マイクプリ」にもこだわったモデルやDSP搭載モデルなど、価格帯別に3つのカテゴリーでご紹介します。
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Vol.1:エントリークラス オーディオインターフェース編
パソコン
現在はMacintoshでもWindowsでも動くソフトがほとんどなので Mac Winどちらでも大丈夫ですが、音楽業界でのMac使用率がまだまだ高いのと、ソフトで不具合が起こった際にはMacの方が原因を特定しやすいのでMacがお勧めです。Windowsはパソコン本体を構成するパーツが多岐にわたるため「相性の問題です」などと言われてしまうとお手上げですが、MacはOSとハードウェアのパッケージで販売しているのでメーカーFAQやユーザーのレビューも有用です。
DAW: Avid Pro Tools
レコーディング関連会社はほぼ100% Pro Toolsを使用しています。メインでないにしても、Pro Toolsデータが送られて対応出来ないスタジオは無いはずです。ナレーターさんにとってスタジオは納品先となりますので、そこで使われているDAWを使うのが理想的です。まだ自分用のDAWをお持ちでなければ、Pro Toolsを選ぶ事をお勧めします。
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Vol. 4:DAW 編
無料で始められる Pro Tools | First
無償でダウンロードできる Pro Tools | First。まだPro Toolsを使ったことはないという方は、まずPro Tools | Firstを試しに使ってみるのはいかがでしょうか。
このPro Tools | FirstはPro Toolsに比べて機能制限はあるものの、音源なども付属していて、iLokなしで使うことができます。Pro Tools | Firstに使い慣れたら、業界標準のPro Toolsにアップグレードしてトラック数やプラグイン、使用機能が増やすといったステップアップも可能です。
主な機能は下記になります。
ノイズ除去ソフト:iZotope RX7 Advanced
スタジオ並みの防音を施している場合を除いて、ホームレコーディングでは部屋の響きや外来ノイズに悩まされる事が多いかと思います。iZotope RX7を使えば 空調音、外の車や飛行機の音、リップノイズ、クリップ、クリック、など多種におよぶノイズを自動的に検知して解決してくれます。プロフェッショナルが選ぶオーディオリペアーツールとしてRX7も多くのスタジオに既に導入されていますが、ナレーターが自ら録音してRX7も使用できれば大きなアドバンテージとなります。また、スタジオや広告代理店ではなく企業から直接ナレーションを依頼された場合などにも、ハイクオリティな音声を直接納品する事が可能になります。
RX7がナレーション録音にお勧めの理由
●簡単なボーカル・リシェイピング
Dialogue Contourを使えばダイアログのイントネーションを短時間で再編集でき、ポスプロでのパフォーマンスクオリティが上がります。
●クリアなダイアログ
Dialogue IsolateとDialogue De-reverbなどのツールを使えば、ダイアログを完璧なクリアさで視聴者に聞かせることができます。
●Repair Assistant ーわずか数秒でノイズを消去ー
ポスプロの作業は常に時間との勝負です。リペア・アシスタントはノイズ、クリップ、クリックなどを自動的に検知するインテリジェントなリペアツール。素材のタイプ(音楽、ダイアログ、その他)を選択した後、リペア・アシスタントに1回だけ聞かせて解析する事によって、過去どんな手段よりも速く一般的なオーディオの問題を解決してくれます。
●Dialogue Contour
Dialogue Contourを使えば、ダイアログのイントネーションが編集できます。アフレコいらずに、ポスプロの段階でダイアログが改善できます。
●Dialogue De-reverb
機械学習でトレーニングされ、ダイアログと残響を分離するように最適化されたアルゴリズムを使用して、不要な残響を減らしたり削除する事ができます。
●一瞬でクリックノイズを消す
De-clickを使えば、品質劣化とデジタルエラーによるノイズを簡単に消去できます。
●必要不可欠なゲイン補正
再度レコーディングを行う必要がなく、De-clipでデジタルとアナログのクリッピングノイズを修復します。
●ハムノイズを消去し、クリアさを保つ
De-humは不要なハムノイズを自動検知し、クリアなサウンドが得られるようノイズを除去してくれます。
こちらの記事もご参考に→ iZotope RXは音楽を活かすためのツール!飛澤正人氏インタビュー
4/30までビッグチャンス。1,100円のバンドルからアップグレードする事で、通常価格(¥76,890)よりお得に入手可能です。
スタジオセット
NEUMANN U87Ai studio set
1967年に発売された初代U87から時代とともにモデファイしながら40年の長きにわたり愛され続けるシリーズ最新機種が『U87Ai』です。
U87Aiはスタジオでの一般的な目的のほとんどのアプリケーションや、放送や映画やテレビのために最適。オーケストラのレコーディングのメイン・マイクロホンとして、単一の楽器のスポット・マイクとして、そしてあらゆるタイプの音楽とスピーチのためにボーカル・マイクロホンとして広く使用されています。
Prism Sound Lyra1
最高峰の音質をコンパクトな筐体に詰め込んだUSBオーディオインターフェイス
Prism Soundのフラッグシップモデル「Orpheus」の流れを継承し、妥協のないオーディオ品質とコンパクト化を実現したオーディオインターフェイス。アナログ入出力は2in2out仕様、マイク入力端子は1chですが-130 dBu EINにより大量のGainを提供します。Instruments入力はHi-z端子を搭載、A/DにはPrism Sound独自のソフトクリップ回路で、滑らかにオーバーロードを制御する”Overkillers”も搭載しているなど、妥協の無い仕様で小規模スタジオに最適です!!
オールマイティセット 1
NEUMANN TLM103 mt studio set
U87と同じ設計思想のダイヤフラムを搭載、カーディオイドパターンに限定する事により抜群のコストパフォーマンスを獲得。伝説のブランドノイマンの入門編としても、本格的なレコーディングへの第一歩としてもお勧め出来るマイクとなります。TLM 103 は、限りある予算で最高度のサウンド・クオリティを要求するあらゆるプロフェッショナルとセミプロフェッショナルのアプリケーションのために理想的なラージ・ダイヤフラム・マイクロホンです。
アメリカでは、U87Aiに匹敵する人気を誇るマイクで、シンプルなアンプ部分によってNeumannのラージダイヤフラムモデルの末っ子ではありますが、上位モデルを凌駕する部分も併せ持つお勧めモデルです。
Antelope Audio Discrete 4 Synergy Core
4つのコンソールグレードディスクリートマイクプリアンプ、合計14の入力と16の出力、有名なAntelopeデジタルクロッキング、そしてMacまたはPCのためのThunderboltとUSBの接続性を提供します。ThunderboltまたはUSBオーディオインターフェースのいずれにも対応する製品はこの価格帯と性能では、Antelope Audio Discrete 4のみです。4,475ドルのAntelopeトップエフェクトプラグインが最初から製品に含まれていますが、5/31まで1000ドル分のバウチャーチケットがもらえるキャンペーン中ですので、マイクプリのプラグイン追加購入に使用する事も出来てお買い得です。優れたマイクプリとモデリングエフェクトで、オールマイティなジャンルに対応する事が可能です。
詳細はこちらオールマイティセット 2
TOWNSEND LABS SPHERE L22
UADフォーマット対応、夢のマイクコレクションでレコーディング
人気のラージダイアフラムコンデンサーマイクの特性を驚異の精度でモデリングしたマイクロフォンシステムです。録音後であってもマイクの種類や指向性の変更、その他様々な調整が行えるという魅力も備えています。Sphere システムは、高精度のデュアルチャンネルマイクロフォンと Sphere プラグイン(UAD、AAX DSP、AAX Native、VST、AU 対応)との組み合わせによって、トランジェント・レスポンス、倍音、近接効果、そして3次元の指向特性といった幅広いマイクの反応を精確に描き出します。
Universal Audio APOLLO TWIN X / DUO
SHARCプロセッサーを2基搭載 / Apollo Twinの第3世代モデル
2基のUnison対応マイクプリアンプが搭載されており、Neve、Helios、API、Manley、Universal Audioといったマイクプリアンプエミュレーションを使用してオールマイティジャンルに対応。Universal Audio社の独自技術であるUnisonテクノロジーは、入力インピーダンス、ゲインステージの“スウィートスポット”、オリジナルハードウェアのコンポーネントレベルでの回路動作を含め、マイクプリアンプの名機の音色を確実にキャプチャーしています。
オールマイティセット 3
Antelope Audio Discrete MP + Edge Duo Bundle
Discrete MPと モデリングマイク Verge のお得なバンドルセット
このコンパクトなパッケージは、ビンテージのマイクでいっぱいのケースとアウトボードギアでいっぱいのラックを提供し、これらのビンテージ機器と等しい音質を実現します。Edge Strip は、さまざまなビンテージ・マイク、プリアンプ、EQ やコンプレッサーなどのシグナルプロセッサーをモデリングするように設計されています。Antelope Audio の有名な Edge Modeling Microphone – 高価なクラシックマイクの表現力と特性を再現するように設計されたデュアルカプセル採用のラージダイアフラムコンデンサーマイクを搭載しています。
・Edge Modelling Microphoneの周波数応答に完全に一致したDiscrete MPを新設計
・-129dBu EINの低ノイズ仕様
・完全アナログ接続のため、既存のインターフェース環境の前段に追加することが可能
・FPGAを持たないものの、Native プラグインにてマイクモデリングが可能
・コンプレッサー (Stay Levin) など、無料のネイティブエフェクトプラグインが付属
ホームセット 1
LEWITT LCT440PURE
研ぎ澄まされたディテール、純粋なサウンドを、あらゆる場面で
名前の通り、ピュアなサウンドを持つLCT 440 PUREは、高い評価を得ている他のモデルと同様のハイエンド・コンポーネントとカプセル・テクノロジーを、頑丈、スタイリッシュでコンパクトなハウジングに凝縮しています。
240に対してだいぶ低音の量感が拾えていますね。これでも3万円で買えてしまうんですね。240の中域のスピード感と抜け感に低域も拾えてきている。シャキっとした抜け感は240のが多い印象ですがレンジ的には自然に広い印象です。値段の中では上から下までバランスの良いマイクです。どこかがすごく特徴的個性的というより、自然にしっかり録れる。ソースの可能性もVocalに限らず極めて広くユーティリティ性の高いマイクと言っていいでしょう。
SSL SSL 2
SSLが手がける初のUSBオーディオインターフェース
単なるオーディオインターフェースではなく、Solid State Logicを技術が詰め込まれたスタジオの中心となりうるものです。クラス最高のマイクプリアンプ、Legacy 4Kアナログエンハンスメント、スタジオ品質のモニタリング、SSL Production Packソフトウェアバンドルなど。40年以上にわたり、世界中のレコーディングスタジオ向けにミキシングコンソールを制作し培った技術を生かし、省スペースな制作環境向けに開発がされています。
・比類ないオーディオ特性と広いゲインレンジを持つSSLデザインのマイクプリを2系統装備
・SL4000シリーズコンソールのサウンドにインスパイアされた、あらゆる入力ソースにアナログの色づけを施す“4K”スイッチをそれぞれのチャンネルに装備
・プロフェッショナルグレードの大出力ヘッドフォンアウトプット
・24bit/192kHzAD/DAコンバーターを採用し、サウンドの全てを余すところなく表現
・簡単に使える低遅延のモニターミックスコントロール
・広大なダイナミックレンジを実現するバランス回路モニターアウトプットを2系統装備
・SSLプロダクションパックソフトウェアをバンドル。SSLNativeStrip2やDrumstripDAWプラグインを含むパッケージ
・外付け電源を必要としない、USB2.0対応、バスパワー仕様のオーディオインターフェイス
・盗難防止のためのK-Lockスロットを装備
ホームセット 2
audio-technica AT4040
ナチュラルでクリアなコンデンサーマイク。様々な用途に使える万能マイク。
色付けの少ないピュア/クリーンな音で、ボーカルから楽器までカバーするコストパフォーマンスの高いコンデンサーマイク。
世界的なロングセラーとなったAT4033aをベースに、最新のテクノロジーを投入して磨き上げた40シリーズの新しい基幹モデルです。リファインされたDCバイアスタイプの大口径ダイアフラムがとらえる音はスピード感にあふれ、鮮烈かつナチュラルです。飛躍的に向上した低域特性、広いダイナミックレンジや目ざましい耐入力性能により、あらゆるシーンに適しているので、オールマイティで使えるホームレコーディングの1本をお探しなら最適な製品です。
Steinberg UR22C
32bit 整数録音再生対応!次世代オーディオインターフェース
UR-C シリーズは、32bit整数による次世代サウンドの追求、ハイスペックな USB規格への対応、ストレスフリーな制作環境を実現する DSP ミキサー/エフェクトの搭載、そして安定性の高いドライバーなど、一切妥協なく開発した先進的なオーディオインターフェースです。
これから DTM を始める初心者の方から、オーディオインターフェースの買い足しや買い替えを必要としているプロフェッショナルまで幅広い層の方にお勧めできます。
コンデンサーマイクの特徴として挙げた 「感度が高いので空調や機器のファン音、声が部屋に響いている音なども拾ってしまう」 というデメリットを改善する便利グッズがありますのでご紹介します。
sE Electronics /SPACE
このリフレクションフィルターでマイクを囲むことによって、声が部屋に響く音や空調ノイズなどを低減する事ができます。外側から来る雑音のガードだけでなく、自分の声がこのリフレクションフィルターで吸音され、部屋に響きにくくするという効果もあります。
sE Electronics /Pop Shield
コンデンサーマイクは感度が高いため、強い風を受けると耐えきれなくなり 「ボボボっ」 といったノイズを発生します。これを防ぐためにレコーディング風景でよく目にするアイテムがこれです。また、ボーカリストのツバや湿気はマイクに大きなダメージを与えますので、それらを防ぐという意味でもお勧めです。
ISOVOX / ISOVOX 2
外部のすべての方向からの音波を制御する特許取得済みの360XYZ音響技術によって、録音時の不要な室内反射を防いで自宅でもスタジオクラスのレコーディングを可能にする革新的なボーカルブースです。米国や欧州マーケットでは既にその実力が認められプロユースのスタジオやトップアーティストが採用している実績を持ち、日本の居住環境に最適な軽量・コンパクトサイズ仕様で可搬性にも優れ、ボーカルやナレーションのレコーディング時に驚くほどの効果を発揮します。
記事内に掲載されている価格は 2020年4月24日 時点での価格となります。
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