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自宅レコーディングや音楽制作の機材選びにお悩みの方へ向けて、Rock oNスタッフがホームレコーディングに必要な機材をご紹介!! 第1回は、エントリークラス オーディオインターフェース編をお届けします!
そもそも、なぜオーディオインターフェースが必要?
パソコンやスマホ等に内蔵されているマイクを使って歌や楽器を録音する事は出来ますが性能が低く、例えばこんな音になってしまいませんか?
・空調や機器のファン音など、周辺の不要な音を拾ってうるさい。
・音が部屋に響いて、いかにも「部屋で録音しています」的な音になる。
・歌や楽器とのマイク距離が一定になりずらく、音質とボリュームが均一にならない。
・音が細かったり、モコモコした音になってしまう。
そこで、良い音で録音するにはパソコンやスマホ内蔵のマイクではなく外部マイクが必要になります。そしてそのマイクをパソコンにどうやって接続したら良いの?という疑問にぶつかります。そこで必要になるのが「オーディオインターフェース」です。
インターフェースとは 「情報を変換する装置」 という意味で、例えば写真をスキャナーでパソコンに取り込むのも情報の変換にあたり、スキャナーが 「インターフェース」 に相当します。
つまり、オーディオインターフェースは、「マイクから届いたオーディオ情報をパソコン情報に変換する装置」という意味になります。実際には、マイクをオーディオインターフェースに接続して、オーディオインターフェースからUSBケーブルなどでパソコンに接続すればOKです!
ケーブルの選び方、接続方法などを解説したこちらの記事もご参考に
初心者のためのオーディオインターフェース 接続 & 活用術!!自分に合ったオーディオインターフェースの選び方
オーディオインターフェースは各社から様々なモデルが発売されています。価格の高い製品ほど音が良く、可能な限り高音質で録音したいという事でしたら100万円を超えた製品も存在します。
「高音質」という表現を具体的に表現しますと、
・よく見えるメガネをかけた時の様なピントと立体感
・スピーカーにかかっていた布が取れたように音が明るい
・狭い空間から広い空間に移動したような開放感
・「サー」や「シー」といったノイズが鳴らない。これはボリュームを大きくした時に分かります。
結局のところ「予算と性能のバランスをどう取るか」 これに尽きるのですが、店頭でよく売れている製品やスタッフのイチオシ製品をご紹介します。
その1:AIRモードを搭載した Focusrite Scarlett シリーズ
Focusrite Scarlett シリーズは2011年の販売開始から数多くのアーティストやプロデューサーから絶大な支持を集めてGeneration2へと進化し、2019年、遂に3rd Generationへと進化しました。AD/DA ドライバーの更なる高音質化と、上位モデルであるClarettシリーズから継承したアナログモデリング機能『AIR』モード搭載といった、プリアンプ部の高音質化を実現しました。
Focusrite Scarlett シリーズがオススメの理由
スタッフイチオシ!!
幅広いクリエイターの支持を集める標準モデル
その2:完璧なポータブル I/O Steinberg UR-Cシリーズ
32bit整数による次世代サウンドの追求、ハイスペックなUSB3.0(Type-C)の対応、ストレスフリーな制作環境を実現するDSPミキサー/エフェクトの搭載といった先進的なオーディオインターフェースです。
Steinberg UR-Cシリーズがオススメの理由
スタッフイチオシ!!
世界的大ヒットモデルの最新モデル
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.108』第108回目は、Steinberg UR22C をいじっちゃいました! これからオーディオインターフェースを欲しい方や、DSPを活用したギターレコーディング、ボーカルレコーディングが行いたい方は要チェックです。
その3:クラス最高スペックを実現したMOTU / Mシリーズ
DAWという名前が定着するずっと以前からシーケンサーとオーディオインターフェースをリリースし、業界標準であり続けてきたMOTU。その長い経験と技術力がホームスタジオユーザーに向けて注がれた新製品です。ハイエンドモデルやピュアオーディオ機器に採用されるESS Sabre32 Ultra™DACテクノロジーの搭載によりクラス最高品質を実現。2-in 2-out のM2、4-in 4-outのM4 と、ホームスタジオでの歌録り、ギター録り、楽曲制作のミニマルセットとしての立ち位置ですが、すでに他社からも発売されているこのレンジの製品に対して、音質で勝負しようというMOTUの意気込みが感じられます。
MOTU Mシリーズがオススメの理由
スタッフイチオシ!!
MOTUが本気を出したコンパクトモデル
徹底比較! Cutting Edge 2020:MOTU M4 / Steinberg UR22C
その4:プロフェッショナル・コンソールブランドSSL製オーディオIF
SSL 2 と SSL 2+ は、あなたのスタジオを SSL スタジオとするコアアイテムです。クラス最高のマイクプリアンプとレガシー 4K アナログサーキットにスタジオクオリティーのモニタリング機能を備え、さらに強力な SSL プロダクションパック・ソフトウェアをバンドルしています。これまで 40 年に渡り時代を切り開くミキシングコンソールとプロセッシングツールを生み出し、世界中の最高のレコーディングスタジオと共に培われてきたノウハウを、あなたのパーソナルスタジオに導入できます。
SSL 2 / SSL 2+ がオススメの理由
スタッフイチオシ!!
憧れのSSLを手に入れる
緊急取材! SSL James Motley氏来店。話題沸騰の新製品SSL 2、SSL 2+の疑問に答えます
その5:プロエンジニアからも高い評価を得るAudient製 evo4
英国のコンソール・プランド「オーディエント」は、ビートルズでお馴染みの「アビーロード・スタジオ」、ピート・タウンゼントの「イールパイ・スタジオ」、フロリダ州の「フルセイル大学」など数多くの有名なスタジオに導入されています。その優れたアナログ・オーディオとデジタル・コンバートの性能は、世界中で認められています。evo4はコンパクトながらも20有余年に渡るAudientのオーディオデザインのノウハウによって、高音質なパフォーマンスを実現しています。
evo4がオススメの理由
スタッフイチオシ!!
スマートでスタイリッシュ
徹底比較! Cutting Edge 2020:MOTU M4 / Steinberg UR22C
記事内に掲載されている価格は 2020年4月13日 時点での価格となります。
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