例年通り、一つのホールをすべて専有しての展示を行っていたSONY。制作ソリューションとしてCloudを全面に押し出した展示を行っていましたが、新製品としては、久々のCineAltaシリーズのリリースとなっています。
Veniceがシネマカメラとして定評を得ているSONYのCineAltaシリーズ。その末っ子としてBURANOが登場しました。フルフレームのイメージセンサーにPL/Eマウントという仕様はそのまま、AXSM機能をなくし、汎用カメラに近いスペックを盛り込んでいます。ボディーも一回りコンパクトになり、ボディー内てぶれ補正の搭載と取り回しも良くなっています。
このシューティングブースで見つけたのがこちらのVENICE EXTENSION SYSTEM。新製品ではないのですが、センサー前部から光学チューブで伸びた先のレンズで撮影するというシステム。カメラボディーとレンズマウントを別々に設置することができるという面白いシステム。その画質劣化は最低限に留めているのがさすが、SONYといったところ。
ちなみにこの製品、「トップガン マーヴェリック」でコックピット内の撮影に活躍したということ。場所の制約のあるところで、マルチカメラの収録を行ったこの作品、このシステムが大活躍したようです。
記事内に掲載されている価格は 2023年9月16日 時点での価格となります。
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