独自の技術であるベース・ローディング・テクノロジーATL™(Advanced Transmission Line)を搭載したPMCのリファレンスモニター「twotwo8」「twotwo6」「result6」といった人気の製品が、Rock oN渋谷店にて展示中です!
『twotwo』シリーズはPMC社が持つ世界第一級の設計の伝統を洗練されたデジタル信号処理とアクティブ・アンプと組み合わせた多機能なコンパクト2ウェイ・リファレンス・モニター・シリーズです。
result6はPMC独自のバスレフ技術ATLや正確な音像で幅広いスイートスポットを生むエンクロージャーデザインのD-FINを搭載。それまでのPMC製品になかったコンパクトなニアフィールドモニターです。
これまでに世界中の多くのレコーディング・スタジオや放送局で採用されてきておりますが、ホームスタジオにも置けるPMCということで注目度の高いリファレンス・モニターです。
Rock oNスタッフ清水氏によると「『twotwo』シリーズは音の解像度が高いので、ダンスミュージックなどを作っているクリエイターに特に人気があります。result6は年齢層高めの方に人気がありますね」とのこと。
それぞれの特徴も、試聴することで聞き比べていただければと思います。
「twotwo8」の展示は10/27まで!この機会にぜひ試聴してみてはいかがでしょうか!お待ちしています!
またミッドフィールド環境に適した3ウェイ・アクティブ・リファレンス・モニター・スピーカー『IB1S』も希望があれば試聴可能です!
こちらもスタッフにお声がけください!
PMCとは
PMC(The Professional company Limited)社は英国にてBBC英国放送協会のエンジニアであったピーター・トーマス氏によって新たなリファレンス・モニター・スピーカーの開発を目的として1991年に設立されました。多くのスピーカー・ビルダーが長年実現にむけて挑戦してきたベース・ローディング・テクノロジー「トランスミッション・ライン」をプロフェッショナル・モニターとして唯一確立したスピーカーブランドです。
現在ではPMCのモニタースピーカーは多くのレコーディングスタジオ、ブロードキャストのスピーカー・システムとして採用され、世界中のサウンドエンジニアのリファレンスモニターとなっています。
ATL™(Advanced Transmission Line)
PMCの独自の技術であるベース・ローディング・テクノロジーATL™(Advanced Transmission Line)。このATL™はPMCサウンドの核となるテクノロジーとしてすべてのPMC製品に採用されています。
ベース・ドライバーの背面から放射される不要な周波数帯域を様々な素材の吸音材等で最適な音響処理を施した「長いトンネル」で吸収し,非常に低い周波数帯域のみを通すことで前面のポートからベース・ドライバーと同相の音声を出力し,ポートをあたかも第二のベース・ドライバーのように機能させ,またミッド・ロー帯域への不要な倍音成分を低減させる効果も備えています。
これにより,早いレスポンスで歪みのない躍動的な低域と,中高域の高い分解能と解像度を実現し,デティールの細かな鮮明なサウンドを提供します。また音量レベルの大小にかかわらず周波数バランスを均一化できることで安定したサウンド・イメージを保ち,低い音量レベルでも高いクオリティのモニタリングが可能です。
音量レベルの大小に関係なく、これほど高い解像度と音色バランスをもたらすベース・ローディング・テクノロジーは他にはありません。
「トランスミッション・ライン」方式のスピーカーの理論は90年以上前に発表されていました。その後多くのエンジニア達が実現にむけて研究・開発を行ってきましたがPMC社だけがプロフェッショナル・モニター・スピーカーの分野で唯一製品化に成功しました。ATL™(Advanced Transmission Line)は当初の「トランスミッション・ライン」理論をPMCによってブラッシュアップさせたPMC社のキー・テクノロジーです。
twotwoシリーズ
『twotwo.5』『twotwo.6』『twotwo.8』の3モデルから構成されるこのシリーズは,最新鋭の技術とコンポーネントを用いて英国内で設計製造され,その結果プロフェッショナルなコンパクト・モニターに相応しい並ぶもののない明瞭さと無色透明さと正確さが達成されています。
『twotwo』シリーズの各モデルは同じコア・デザインと特徴を共有します──モデル・ナンバーは低音用ドライバーの大体のサイズ(インチ)を表しており,番号が大きくなればキャビネットの体積が増え,低域は下へと伸び,SPL能力はより高くなります。
PMCの細部への心配りは『twotwo』シリーズの設計すべてにわたって明らかですが,コンパクトな製品シリーズになかった新しい特徴が,ステレオ・イメージングと音色の正確さを犠牲にすることなく縦置きと横置きの両方で使用できることです。そのため,『twotwo』シリーズは,OBバンや小規模ラジオ・オンエア・スタジオ,TVの音声調整室,音楽のプロジェクト・スタジオ,ビデオ編集およびポストプロダクション・ルームといったスペースが貴重な状況での音楽や声のニアフィールド・モニタリングやA&Rでの評価用に最適となっています。
result6
Result6はPMCのサウンドとATLテクノロジーを搭載したコンパクトなアクティブモニタースピーカーで、PMCとPMCデザインの独自のベースローディングシステムであるATLの大きな利点を提供します。このアクティブ2ウェイリファレンスモニターは、PMCが世界的に知られるようになった、高解像度とディテール、正確、豊かな低音、あらゆるレベルでの一貫した音色バランス、広い分散とスイートスポットといったことを提供します。エレガントなシンプルさに重きを持ち、このコンパクトニアフィールドがあれば迅速かつ自信をもって作業できることでしょう。
あまりにも複雑なDSPベースのユーザーオプションやルームプロフィールはありません。代わりにResult6は単にエンジニアリングだけで特徴的に中立で信頼できるPMCレファレンスサウンドを実現しました。我々のデザイン哲学の基本にこだわり、短い時間で最高のサウンドを得ることに専念しています。
Result6の特徴的なフィンのHFドライバーサラウンドはD-Finsとして知られており、ステレオスイートスポットを広げる際に大きな利点をもたらします。その結果、広いエリアでオフアクシスでも優れた特性を持ちます。この D-Finsはキャビネットエッジエフェクトを排除し、高周波サウンドは鋭くかすかに残ります。
聴こえてくるものに悪影響を及ぼすことなく、周波数レスポンスはフラットかつ自然なサウンドでありながら、リスニングポジションを変えることができます
ローディストーション(HF 65W、LF 100W)アンプ、ATL ベースローディングや多大なイノベーションによってresult6は、必要なものを迅速に実現することができます。
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記事はこちら記事内に掲載されている価格は 2019年10月17日 時点での価格となります。
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