★本気ポイント1:豊富な入出力で自由なルーティングが可能!
まず第一印象は「思ってたよりデカいな!!」という印象だったのですが、よくよく考えれば似たようなシステムを組むとこうなります。
こう見るとMboxStudio1台のみで完結するなら結果的に省スペースにもなるということですね。
さてまず入力部分について見ていきましょう!入力部分はパッと見はよくあるインターフェイスかな?といった感じですが、まずBluetooth入力がありますね。
レコーディング現場ではイメージしたサウンドの擦り合わせやオリジナル楽曲の確認などクライアントのスマホやPCなどからちょっと音を出したい!ってケースもよくあるかと思います。
最近だとスマホでピアノアプリを立ち上げて音階の確認・・・なども出来るかと思います。そんな時にこのBluetooth入力はかなり役に立ちますね!配信などでもBGMを他の端末から流したり出来るのはCPU負荷を緩和できる良い点です。
その他入力インピーダンスを変更出来るので、マイクやギターに合わせて変更出来るのも魅力的です。
出力部分では特にモニターコントロール機能が目を惹きます。
MAINとALTの2系統を切り替え出来る他、アウトプットでもBluetoothの出力が可能です。僕も最近は最終チェックでリスニング用Bluetoothイヤホンや民生用のモノラルのBluetoothスピーカーでチェックしてるのですがその都度PCの出力を変更したりデータをスマホに転送したりとこれが地味に面倒臭くて・・・。
その他トークバックやDIMなどレコーディングでも役に立つ機能も搭載されています!
次に気になるアウトプットと言えばHi-Z OUTとFX LOOPSですね。
最近は個人環境で制作からマスタリングまで全てやれる時代になりましたので、リアンプも多くなってきています。ドライ音を録音し、後から音作りをミキシングの段階で詰める方法やワウペダルやワーミーなどを後で踏むことで演奏に集中できるメリットもあります。打ち込みのギターのドライ音にアンプシュミレーターやアナログのワウペダルを使うなどの合わせ技でグッとリアルになりますのでこの辺は是非活用していただきたいポイントです!
FXLOOPSはLINE OUTとしても使用できますのでアウトボードのハードウェアインインサートにも使えます。この辺の自由度の高さが最高ですね。
またデジタルI/Oを駆使し最大21in/22outまで拡張も可能です。
★本気ポイント2:カスタム可能なボタン&スイッチで制作環境に合わせたUIを実現!
次に、こちらのボタンではボタンのカラーやアクションを自由にカスタムできます。SOLOやEQオンオフなどのフロントパネルにない機能や、プリセットの読み込みなどをアサインすることが可能です。
また外部スイッチではフットスイッチでトークバックのオンオフなども行え非常に便利です!
意外と便利なのが、紫のMのマークのボタンを押すとPC上でコントロールパネル(MBOX Control)を呼び出せる機能です。DAWや他のソフトを立ち上げているとインターフェイスのコントロールパネルって一々開くのが面倒臭いのでボタン一つで呼び出せるのは有り難いですね。
★本気ポイント3:EQやリミッター、ディレイ、リバーブなどの多彩なエフェクトを搭載!
MBOX StudioにはEQ、リミッターの他にモニター用にディレイとリバーブが搭載されています。
レコーディングのモニター用にEQで音質を調整したり、かけ録りも出来ます!しかもこのEQも実は結構優秀です。付属のエフェクトだからと侮るなかれ!
ディレイやリバーブはCPU負荷をかけずに使える為、配信やレコーディングのモニター用途にもってこいです!
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記事内に掲載されている価格は 2024年1月26日 時点での価格となります。
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