製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
今回、登場してもらうのはインイヤーモニターブランドEarSonicsを設立したフランク・ロペス氏。フランス南部発のこのブランドは、自社工場で開発から生産まで一貫しておこなうクオリティの高い製品を生み出し、多くの著名アーティストによって実際のステージで使用されています。
これから日本国内でも、さらに知名度を上げていきそうなEarSonics。ブランド誕生の経緯は? 目指す方向性やビジョンは? 日本のユーザーへの自己紹介の意味で、メールインタビューを実施しました。
インタビュー
Q1:まずフランク・ロペスさんのバックグラウンドからお聞きかせください。
イヤーソニックスを立ち上げる前はプロのミュージシャンであり、エンジニアでもありました。
Q2:イヤーソニックス設立の経緯を教えて下さい。
私がミュージシャンだった当時、市場で入手ができたイヤーモニターは、アーティスト、エンジニアとして満足できるだけのサウンドでなかったので、自分で製作することを決意しました。
Q3:最初に作ったプロダクトは何でしたか?
それは、EM2-PROでした。(注:現在もイヤーソニックスでカスタムラインにラインナップされているモデル。Low×1、High×1の2way, 2Drivers 高解像度、且つナチュラルでフラットなレスポンス)
Q4:ブランド設立時にビジョンはありましたか?それはどんなものでしたか?
当時のビジョンは、ハイエンドのイヤモニ市場で、私自身が新たに定義するサウンド(French Touch)を元に、高品質な製品を生み出すメーカーに成長することでした。
Q5:イヤーモニター マーケットについてお聞きしたいのですが、現在、またこれからの可能性をどのようにお考えですか?
現在、ステージパフォーマンスに於いて、イヤモニはベストな選択肢と考えています。将来的には、この流れがよりリアルな3Dサウンドになる日が来ると考えています。
Q6:ES5についてお伺いしますが、開発に辺り、大切にした部分など教えて頂けませんか?
このES5の非常に高品質なサウンドは、どんな音楽ソースとも相性が良いので、より多くのユーザーを虜にするはずだと思います。
Q7:イヤーモニターは、他ブランドで多くの製品が発売されていますが、他社製品との違いは何でしょうか?
イヤーソニックスの独自性は、サブウーハーを備えた高域の傑出した表現力だと思います。これが、イヤーソニックスが唯一無二の存在たる所以だと思います。
Q8:最後にRock oNのユーザーへメッセージをお願いします!
我々のイヤモニは音質と、品質にこだわるプロのミュージシャンに向け開発されてきました。彼等からのフィードバックのお陰で、今日さらに音質、品質が向上したイヤモニとなっていますので、是非Rock oNで試してください。
EarSonics
http://www.earsonics.com
製品ラインナップ
NAMM2018 ショーレポート記事
記事内に掲載されている価格は 2018年3月26日 時点での価格となります。
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