国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
中国のショーレポート名物、日本ではなかなか見ることのできない目を引くブースを駆け足でご紹介!
きっと気のせいだ
スピーカーユニットの製造とハイエンドオーディオブランドという2つの顔を持つアメリカのHiViのブース。HiViは広州と上海に中国法人を持っています。
お姉さんがきれいな立ちポーズで出迎えてくれました。中国では見本市で来客社の目を引くためにこういう演出がされることが多いそうです。日本でいうところのカスタムカーショーのようなものでしょうか。車のカスタムと女性は直接的な関係はないですものね。それと同じような感覚です。
ニアフィールドモニターのXシリーズ。んー、なにかに似ている気がしますが。
アルミダイキャスト製の卵型ボディ。アクティブ式のクロスオーバーを搭載し、0.8インチツイーターと6.5インチウーファーを効率よく動かすことで見た目のサイズ以上のゆとりある低域を再生可能。
※再生周波数帯域 38Hz – 20kHz (± 2.5dB, free space)
なにかが突然変異したかのような。。。
MC-100はXシリーズの技術を応用したマルチメディアプレイヤーです。Android OS4.4を搭載しMicro-SD card, HDMI, USBの入出力でオーディオやムービー、様々なメディアを楽しむことができます。またスピーカーの間にタッチディスプレイやカメラを搭載したことでSNSへの投稿やお互いの顔を見ながらネット通話が楽しめます。
データ転送フォーマットはWiFi / Bluetooth4.0 / FM / GPS。ビデオはRM/RMVB、AVI、WMV、DAT、MPE、MP4に対応。
こちらもXシリーズと同様にアクティブクロスオーバーによる効率の良いスピーカー駆動で余裕ある低域が魅力です。さすがの多機能さと高音質でお値段は$9999と立派なもの。ハイエンドオーディオメーカーらしい攻めの逸品ですね。
パンダ!
パンダのディティールに昭和風情を感じるのは私だけでしょうか。
中国茶の香り漂う
これも実に中国らしい。このスピーカーメーカーはトラディショナルな中国スタイルのビジュアルイメージを持ったブースで一際目立ちます。
KTVルームを作り、自社製品の小型スピーカーを設置。ダンスミュージックとC-POPのカラオケが交互で流れる不思議なムードが漂っていました。
IE67準拠の強力な防水性能!
ケーブルやコネクタを扱う台湾のSREX ACT。新製品SHARK XLRは世界水準の最高グレードをいくIP67準拠のウォータープルーフコネクタです!
IP67とはIEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)で定められている規格で、電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級を示しています。「67」の10の桁は6。これは人体および固形物に対する保護等級を指し最高ランクが6。「絶対に粉塵が内部に侵入しない」と胸を張って言い切れる性能です。続いて1の桁の7は水の浸入に対する保護等級のことで最高ランクは8。しかし8になると常に水中で使う完全密閉型であることが求められるので、着脱して使うコネクタとしては7が最高等級と言えます。
金属とプラスティックの組み合わせの精密さが高いことはもちろん、ケーブルクランプの構造が強力な防水効果を生んでいます。過酷な環境でも信頼がおける心強い製品ですね。
広い会場の移動手段?
オーディオとは全く関係ないのですが、とあるブースの中においてあったこの乗り物。動力が無いのにディスクブレーキを装備。
なぜここに?
今回のショーレポートの中で頭上に一番大きな「?」が浮かんだブースがこれ。なぜかオーディオに全く関係のない琥珀屋さんが。でもなにか関係あるだろうとよーく覗き込んだのですが、やはり関係無かったです。
中近東からの買い付けも
初日、広州の空港に降り立って驚いたのが中近東のビジネスマンが多いこと。Prolight + Sound 広州では中国ブランドの製品を買い付けようと、熱心に筆談が行われるところを何度も目撃しました。
音量はほどほどに
こちらのスピーカーメーカー(BOSEと間違えないでくださいね。製品のロゴをよーく見てください)ではホームオーディオの5.1サラウンドを展示しているのですが映画館のようにな大音量。真後ろにあるスピーカーメーカーがラインアレイを鳴らしていたのですがそれにも負けない音量でした。Pro light + Sound 広州はどのブースもとにかく大きな音で自社製品をアピールしています。
Pro light + Sound 名物!
今回どうしてもこれを体験したかった!ラインアレイスピーカーの試聴ブース。もちろん別のプロオーディオショーでも行われることがありますが、屋外で本番さながらの音量で聴き比べできる見本市は数が限られます。
コントロールブース。ここでリファレンス曲やスピーカーの切り替えを行います。リクエストするとそれに応えてスピーカーサウンドを聴かせてもらえます。
スピーカーの向かい側にあるリスニングプレイス。とても良い天気で、まるで野球観戦をしているかのようなのどかなゆるい雰囲気なのですが、もちろんその中で鋭い目つきで資料を読みながら真剣に音に聴き入っているエンジニアらしき人もいます。
こちらの動画で雰囲気をお伝えしています。
記事内に掲載されている価格は 2016年3月3日 時点での価格となります。
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