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テクノミュージックやDJ向けのハードウェアシンセサイザーをリリースするスウェーデンのElektron社。このたび、同社のハードウェアサンプラー「Octatrack」の最新OSであるVer1.2Bが公開されました!
Octatrackと言えば、FlexマシンとStaticマシンの二つのモードがあり、Flexマシンモードでは本体メモリ上のサンプルをタイムストレッチやピッチシフトでBPMにシンクさせることで、煩わしいタイミング合わせを意識せずループさせることができ、Staticマシンモードでは長時間のサンプルをフラッシュメモリ経由で直接再生・録音したり、DJミキサーのようなクロスフェーダーに好きなパラメータをアサインしてモーフィングできたりと、とにかくライブパフォーマンス向けの便利な機能が充実しているハードウェアサンプラーです。今回、最新OS Ver1.2が発表され、またまた便利な機能が追加されました!
レコーダーやオーディオエディタの強化等もうれしいところですが、中でも特筆すべきは「The Pickup Machine」で、その場でOctatrack内部のトラックにサンプルをオーバーダビングすることができるという機能です。
ライブ中にリアルタイムにサンプリングしつつThe Pickup Machineでオーバーダビング、そしてクロスフェーダーでエフェクトコントロールという連携技で、トリッキーなライブプレイをすることも可能です!別途MIDIフットコントローラー等を接続して動作をコントロールすることも可能なため、DJのみならずボーカリストやギタリストにとっても力強いアイテムになるでしょう!
DJライブパフォーマンス向けのハードウェアというと、KORG KAOSS PADが思い浮かびますが、Octatrackと組み合わせることでカオスなサウンド空間を演出するのも面白そうですね!
OS Ver1.2BはOctatrackユーザのパフォーマンスに新たなエクスペリエンスをもたらすのは確実ですので、アップデートすることを強くオススメします!
記事内に掲載されている価格は 2012年5月30日 時点での価格となります。
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