本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
レポート
29
Jan.2024
レポート
  • HOME
  • レポート
  • Day4
  • NAMM 2024 Day4 : 空間オーディオ最前線! 突撃!ブースのやぐら事情 ~Spatial没入コーデで春を先取り

NAMM 2024 Day4 : 空間オーディオ最前線! 突撃!ブースのやぐら事情 ~Spatial没入コーデで春を先取り

Atmos_AVID_AVID_DSC02913

今年のNAMMも空間オーディオの展示が盛りだくさん。今回は6ブースそれぞれのフォーマットや仕様をご紹介します。

AVID

フォーマット: 7.1.4 Dolby Atmos

スピーカー構成

LCR: JBL / LSR708
LFE: JBL / 6312SP
平面サラウンド: JBL / LSR705
ハイトスピーカー: JBL / LSR705
マウント: JBLウォールマウントブラケット

写真をクリックすると拡大します。

Atmos_AVID_AVID_DSC02915
Atmos_AVID_DSC03055
Atmos_AVID_DSC03056
Atmos_AVID_DSC03057
Atmos_AVID_DSC03058

AVIDは試聴目的のルームではなく、S4やその他I/Oなどをトータルで接続した多機能デモショウケースという構成。自己にベースマネジメント機能を持たないスピーカーを採用している事から、キャリブレーションはMTRX系のSPQで行っていると予想しますが、見切れたところにPrism Sound / ADA-128の姿も。カード構成がわからないので残念ながらこれが接続されているかは不明。

AVID
https://www.avid.com/


AMS Neve

Atmos_AMS_Neve_DSC02886

フォーマット: 7.1.4 Dolby Atmos

スピーカー構成

LCR: Neumann / KH120
LFE: Neumann / KH750DSP
平面サラウンド: neumann / KH80DSP
ハイトスピーカー: Neumann / KH80DSP
マウント : Neumann純正
I/Oとモニターコントロール: Genesis G3D + ADA16

写真をクリックすると拡大します。

Atmos_AMS_Neve_DSC02888
Atmos_AMS_Neve_DSC03046 (1)
Atmos_AMS_Neve_DSC03047 (1)

Neumann / MA1ソフトウェアが最大7.1.4フォーマットをサポートしたことにより、こちらはスピーカーの機能でキャリブレーションが取れます。genesisには測定結果を手動で入力することも出来ますので、やはりコンソールは強いですね。コンソールの詳細はDay3のレポート記事(https://www.miroc.co.jp/report2/namm-2024-day-3-ams-neve/)をご参照ください!

AMS Neve
https://www.ams-neve.com/


PMC

Atmos_PMC_DSC03088

フォーマット: 9.1.4 Dolby Atmos

スピーカー構成

LCR: PMC / PMC8-2 XBD
LFE: PMC / PMC8-2 SUB
平面サラウンド: PMC / PMC8-2 SUB、ci65
ハイトスピーカー: PMC / ci65, ci45
I/O: AVID / MTRX

写真をクリックすると拡大します。

Atmos_PMC_DSC03091
Atmos_PMC_DSC03092
Atmos_PMC_DSC03094
Atmos_PMC_DSC03095

SSLのSystem-Tが会場のどこにも無いなぁと探していたら、なんとPMCの9.1.4のコントローラーとしてお部屋にあるじゃ無いですか。PMCのリスニングルームは連日視聴で埋まっており、最終日にこの企画を説明して交渉の末、やっと写真撮影だけという事でお邪魔させて頂きました。夥しい数のミドルレンジPMCスピーカーを黒い部屋に設置しているので、見た目にもエッジが効いていて格好良いです。ウォールマウントのシーリングスピーカーciシリーズをトラスのポールに固定しているのは良いアイデアで、もともとエンクロージャーが軽いPMCだとしても更に軽くなる事で天吊が容易に。来場者がぶつかりそうな平面サラウンドもciになっていました。(1度ぶつかりました。ごめんなさい。)

Atmos_PMC_DSC03099
Atmos_PMC_DSC03100
Atmos_PMC_DSC03102
Atmos_PMC_DSC03105
Atmos_PMC_DSC03107

PMC
https://www.pmc-speakers.com/


SONY

フォーマット: Sony 360 Reality Audio, 13.2ch(5.5.5)

スピーカー構成

Genelec / 13x 8330, 2x 7350

Atmos_Sony_DSC02871

SONYブースはAMS NeveやAVIDと同じメインフロアでトラスを組んでいます。スピーカーはモニターアライメント機能がついているGenelecを採用。Genelecの型番は、100の位が3であればモニターアライメントが可能なSAMシステム対応機種です。明日使える豆知識です。LsやRsの設置レイアウトがやや後方に構えているのはトークセミナーがあり着席するからでしょうか。AVIDやAMS Neveは天井トラスから2本垂れ下がる形で下ろしていましたが、Sonyは後方支柱部分にこれらを配置。

SONY 360 Reality Audio
https://www.sony.co.jp/Products/create360RA/


Sennheiser/Neumann

フォーマット: 9.1.6 Dolby Atmos
(ハイトのKH80DSPとトップサラウンド位置に来場者に向けられていたKH120 iiはセミナーの音声用)

スピーカー構成

LCR: Neumann / KH420 + KH870
LFE: 2x Neumann / KH750DSP
平面サラウンド: 7x Neumann / KH310
ハイトスピーカー: 6x Neumann / KH150 (左右に3ユニットずつ配置)

Atmos_Neumann_IMG_5485

写真をクリックすると拡大します。

Atmos_Neumann_Neumann_DSC03040
Atmos_Neumann_Neumann_DSC03041

Atmos_Neumann_Neumann_DSC03042
Atmos_Neumann_Neumann_DSC03043
Atmos_Neumann_Neumann_DSC03044

今回のNAMM SHOWでは大きな壁沿いのブースを構えたNeumannのスピーカーは勿論Neumann。しかも少し様子がおかしい。会場に入ってスピーカーの数とモデルを数えていると、数え間違いかな?と何度かなったところで今回の9.1.6 Atmosフォーマットからライズアップされた10.2.6構成だということに気づきました。スタッフに自分がメディアだということを伝え、このレイアウトの理由を聞いたところ、9.1.6から溢れたスピーカーにはその間の信号を割り振っているとか。セミナーが始まる間近と言うこともありシステム関係まではヒアリングできませんでしたが、2023年にSennheiser傘下となったMERGINGのI/Oでコントロールしているのかな?と予想します。映画館的に言えば真ん中より少し後ろの席でセミナーを聴いていましたが、3Dパンニングの繋がりが非常に良い。前後左右の定位は理想的な円が実現されていて、Neumann(と言うかKlein Hummel)らしい優しくも説得力のある音でたいへん貴重な経験ができました。

NEUMANN
https://www.neumann.com/


Genelec

Atmos_Genelec_DSC03110

フォーマット: フォーマット: 7.1.4 Dolby Atmos

スピーカー構成

LR: 8381
C: 8361 + w371A
LFE:7380
surround: 4× 8351b
TOP: 4× 8331

写真をクリックすると拡大します。

Atmos_Genelec_DSC03112
Atmos_Genelec_DSC03113
Atmos_Genelec_DSC03114
Atmos_Genelec_DSC03115

リスニングルームに入ると爆音でPolyphiaのAtmosバージョンが流れていたゴキゲンなGenelecブース。他のブースと比較してスピーカーの異種混在が最も多いシステムでした。LRには噂の新製品にしてThe Onesシリーズ最大サイズの8331が、Cにはそれまでのフラッグシップモデルの8361がチョイスされていましたが、トップの8331がやや力不足かなと思いきやGLMのおかげで繋がり、音量バランスどれも良かったです。

Genelec
https://www.genelec.com/


まとめ

空間オーディオのスピーカーレイアウトと機種選定のトレンドとして、LCRとそれ以外、と言う方や、ステレオミックスも行うからLRとそれ以外、などモデルの異なるスピーカーを選ばれる方も居ますし、全て同じ型番のスピーカーで行う事こそパンニングの正確さを担保出来る最も近い方法!と考えられる方もいらっしゃいますが、今日1日で5部屋いろいろな環境が異なる部屋で試聴した感想としては、しっかり決められた位置に設置して、しっかりキャリブレーションを行えばOK!と言う事なのかなと。

NAMM SHOWはお祭りでもありますが、その本質は世界最大の楽器/音響機器展示会。出展メーカー側はこの機会にできるだけ多くの製品を展示したい。と言うことを鑑みると、スピーカーメーカーでないSONYさんのGenelec / 8330統一と言うアプローチもなるほどとなる事でしょう。映画のフォーマットから音楽のフォーマットとして空間オーディオが旅に出てまだ数年。これだ!と言うメソッドや、それを簡単にサポートしてくれる製品が今後たくさん出てくるといいな!と思いました。

Text by Vツイン多田

記事内に掲載されている価格は 2024年1月29日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

みんなに届く、音楽のリンクまとめサービス「nodee」を使ってみた!
みんなに届く、音楽のリンクまとめサービス「nodee」を使ってみた!
SSLがDANTE/MADI/USB対応のインターフェイス「UMD192」を発表…
4月発売予定で、ただいま予約受付中!
メーカーの垣根を超えて比較できる贅沢な現場──三友カメラ内覧会 2026 現地レ…
三友カメラ内覧会は、毎年開催されている恒例イベントで、株式会社三友と取引のあるカメラメーカーを中心に、最新のカメラ・映像機材が一堂に会する展示会です。
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製R…
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製Rock oN NAMM2026トレーナーをプレゼント!
NAMM 2026 : バウンス清水的まとめ
怒涛の3日間が終わり、自身の英語力の低さを強く感じつつ、今回のNAMMショーを振り返ってみる。出発前にキーワードとして挙げていた『イマーシブ』『AI』『アナログ復権』。こちらについてはやはり、答え合わせ的な出会いが多かった印象だ。
NAMM 2026 : Waves
WavesはRock oN AWARD 2026の2部門受賞を祝してトロフィーを贈呈!
NAMM 2026 : Fluid Audio
Fluid Audioで展示展開されていたFX50 V2の音を聞きました。PAスピーカーのようなパワフルな出音で正直欲しくなってしまいました!
NAMM 2026 : Dreamtonics
Synthesizer Vの開発元でお馴染みのDreamtonicsブースでは、AI技術を駆使したリアルタイム音声モーフィングプラグイン「Vocoflex」のデモが行われていました! わずか10秒の素材から「新しい声」を [……
NAMM 2026 : Soyuz
Soyuzブースではチャンネルストリップのプロトタイプを発見!
NAMM 2026 : H2 Audio
HeliosにインスパイアされたレコーディングコンソールOlympic 1100シリーズを展示!
NAMM 2026 : Rodec
Rodecブースでは、モジュラー構造のミキサーとモジュール群が異彩を放っていました! MX Modular MX Modularは単なるミキサーではなく、サウンドを生き物のように扱うアーティストのために設計された、まさに [……
NAMM 2026 : Cranborne Audio
マルチバンドコンプレッサー「Brick Lane MC4」を展示!
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company