Neve Genesys Console 最新モデル Genesys G3D
Genesys 3Dは世界初となる、アナログコンソールでオブジェクト・ベースの3Dアナログ・ミキシングを行うことができる、ハードウェアとソフトウェアのプラットフォーム。
AMS Neveの新型Dolby Atmos対応ミキシングコンソール、Genesis G3Dの新機能を直々に現地スタッフにレクチャー頂きました!
ビデオに登場するJoe氏は現在渋谷店で絶賛展示中のNeve8424コンソールのレクチャーの際にオンライン上でお世話になった方でもあります。対面できたのは個人的に嬉しい機会でした。
このビデオの内容は、筆者含むRock oN Companyの社内勉強会で定期的に受けるAMS Neve製品のラーニングのオーバービューに近い内容で、公に皆様にご紹介できるのは結構貴重です。
変換プラグからミキシングコンソールまで、Rock oNスタッフは確かな技術を持ってお客様を全力でサポートいたします。(宣伝)
88Mなど現行Neve製品でお馴染みのモニターコントロールノブを押す事で、今回新たに3Dというモニターコントロールにアクセス可能となりました。Neve Dolby Atmos Clientという画面でDolby Atmos Rendelerの出力トリムを直接操作可能になり、更に3Dノブの直下には各ベッド、オブジェクトのMUTE、DIMに加えて、タッチスクリーンまたはテンキー下のタッチパッドからのオートメーション、それも任意に選択したグループなどかなりフレキシブルに操作が可能になり、Genesis G3DとDolby Atmos Rendelerの親和性は非常に高いものとなりました!
モニターコントロールはこれに留まらず、7.1.4〜9.1.6のフォーマット瞬時切り替え、使い易いLCR / 平面サラウンド / トップサラウンド毎のMUTE、DIMショートカットが準備されており、Joeが”Full Speaker Controll”と言う様にGenesisは自身のモニターコントロール機能とDolby Atmos Rendelerのコントロールを自在に行き来する事ができます。
StarNet ADA16
ラックマウント機材としてはNeveよりStarNet ADA16、がお披露目。StarNet ADA16は会場内の7.1.4サラウンドのDAとしても動作していましたが、Genesisからリモートコントロールも可能ですのでG3Dとはセットで使用したい所。もちろん単体機としてもマスタリンググレードのコンバーター、クロックジェネレーター、Danteを受けられますのでAD/DAとして中〜大規模スタジオの核となるコンバーターとしても役立ちそうです。
StarNet DM256
1Uに納めつつ、非常にパワフルなDante-MADI双方向のフォーマットコンバーターが登場。コンバーターとして気になるMADIの規格はSCオプティカル、デュアルBNCコアキシャルどちらもOK。フロントパネルから見えるように4ポートで最大256chをサポートしつつ、1FSのみサポートされているレガシーのMADI機器も接続、ロック可能だとか。そしてこれらをDanteに送ったり、またはその逆も全て1Uという省スペースで行えるとなれば、大規模なマニピュレート業務などでもかなり重宝されそうです。
AMS NEVE オフィシャルページ
https://www.ams-neve.com/
記事内に掲載されている価格は 2024年1月28日 時点での価格となります。
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